大臣談話・大臣記者会見要旨

奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の世界自然遺産推薦に関するIUCN評価結果及び勧告に係る小泉環境大臣談話

 この度、奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島が、世界に冠たる自然地域の一つとして世界遺産一覧表に記載されることが適当であると、国際自然保護連合(IUCN)によって評価されました。
 2018年の延期勧告を受けての推薦書再提出の後、昨年の世界遺産委員会も延期されるなど、地元自治体をはじめとする関係者の皆様がこの日を心待ちにされていました。コロナ禍での明るいニュースになったことも含め、今回の勧告を非常に嬉しく、また感慨深く思います。
 最終的な決定は7月に予定されている世界遺産委員会を待たなければなりませんが、今回の勧告により、本件の世界遺産登録に向けて大きく前進したものと考えております。
 一方で、IUCNからは保全管理上のご指摘も頂いており、関係機関、関係自治体、専門家、地元の方々と連携して、より一層の質の高い保全管理が行えるよう、引き続き努力を致します。
 いずれにせよ、政府として、世界遺産への登録に向けて引き続き万全を期してまいります。