大臣談話・大臣記者会見要旨

小泉大臣記者会見録(令和2年2月28日(金)8:47 ~ 8:51 於:衆議院本会議場正玄関側廊下)

1.発言要旨

 私からは1点だけにします。今日は2月最後の平日ということでありますが、今月は度重なってNDC、この提出について御質問もいただいてまいりました。今月は石炭の輸出の支援、4要件の見直しで関係省庁と合意をしたと、そういったことがありまして、今、国際社会にもそれが響き始めて、気候変動に関する影響力のある方々、そしてメディア、国内外から非常に前向きな反応が出ています。
 こういった中で、パリ協定に水を差すような、そういった提出をしてはならないと、そういう思いをかねがね私から申し上げてきた通りです。今日、最終調整もしていますので、その調整を今後も見守ると。何度も言いますけども、2月が締め切りというふうに言われますが、世界の中で約200カ国ありますが、提出しているのは4カ国だけです。約190カ国提出をしていない中で、最優先にすべきは、締切りを守るけど中身はないということではなくて、国際社会、パリ協定に水を差すことがないような、そういう提出にしなければならないと、そういう思いです。私からは以上です。

2.質疑応答

(記者)フジテレビの加藤です。コロナウイルスの関係で、環境省としてイベント中止だったり、テレワーク等対策はいろいろ取られていると思うが、新たなフェーズで、昨日安倍総理が学校を中止するという話、社会にかなり大きな影響が出ていると思う。今、現状をどのように分析されているか伺いたい。
(大臣)昨日も夜、環境省の幹部で少し議論をしました。恐らく、これは対応できない方も中にはいると思いますし、環境省の職員、公務員の中でも共働きの方を含めて、様々思いがあると思います。ですので、まず環境省として対応できること、テレワークを更に柔軟に対応させるとか、できることを徹底して3月はやっていきたいと思います。
 そして、恐らく学校がないということになれば、じゃ、お子さんたちとか家族連れの方がどこにその間に行くとか、行動も制限される中で、例えば環境省として所管をしている新宿御苑や全国の国立公園を含めて、そういったことをどう対応すべきか、そういったことを早急に議論し、詰める必要があると思いますので、今日も予算委員会がありますけども、環境省の中で3月の対応をしっかり詰めて議論していきたいと思います。

(以上)