原田大臣記者会見録(令和元年8月2日(金)10:31 ~ 10:43 於:環境省第1会議室)

1.発言要旨

 いよいよ8月になり、国会も昨日始まったところであります。まず私からは2点御報告をしたいと思います。まず1点が、「星空の街・あおぞらの街」全国大会というのが北海道でございますので、この後、お許しを得て出張したいと思っております。明日8月3日に北海道弟子屈町で行われる第31回「星空の街・あおぞらの街」全国大会へ出席いたします。この大会は星空を観察するなどの身近な方法により、大気環境の保全に対する意識を高めるために、高円宮妃殿下の御臨席を仰ぎ、環境省、北海道及び「星空の街・あおぞらの街」全国協議会の主催で開催されるものであります。この全国大会の前後、本日2日から4日にかけまして北海道の阿寒摩周国立公園及び釧路湿原国立公園を訪問する予定でございます。今回の訪問におきましては、国立公園満喫プロジェクトの選定公園である阿寒摩周国立公園等における保護と利用の取組状況を把握するとともに、取組の推進に向けて地元の方々から御意見を伺いたいと、そういう機会にしたいと思っております。
 次、2点目でありますけども、福島出張についてお知らせをいたします。来週でありますけども、8日木曜日に私とあきもと副大臣で福島県を訪問し、福島復興再生特別措置法に基づく自治体との法定協議会である原子力災害からの福島復興再生協議会に出席し、関係自治体の首長の皆さんと意見交換をさせていただこうと思っているところでございます。私からは以上2件を御報告申し上げました。

2.質疑応答

(記者)幹事を務める毎日新聞の鈴木です。よろしくお願い致します。幹事からの質問は1点です。復興庁が先月の31日に、東日本大震災の復興予算のうち、約32%に当たる8,000億超を使い残したと発表しました。汚染土壌を保管する中間貯蔵施設などの用地取得が難航していることを主な要因として挙げています。このことについて環境省として今後の復興計画に支障が出ないかなど、大臣の受け止めをお聞かせください。
(大臣)中間貯蔵施設のための用地の取得は計画を上回る進捗状況となっておりますが、御指摘のようにその予定地におきましては取得に時間を要する用地があったことから、施設整備の事業量が減少し、繰越しを行ったという理解であります。環境省としては、引き続き地権者の皆さまから御理解と御協力を得られるよう、丁寧な説明を尽くしながら用地取得に全力で取り組んでまいりたいと思っております。今後とも被災地の復興再生のために全力で取り組んでいくつもりでございます。これは一応予算上もそのための準備はしておりましたけれども、申し上げましたように、具体的な用地取得について少し時間がかかっているような現状でありまして、その分を繰越しという形にしたわけでありますけれども、当然ながら丁寧な御説明を尽くしながら用地取得をしっかりまた進めていきたいと考えているところであります。

(記者)今朝ほど一部で報道のありました。福島の帰還困の廃棄物を大熊の処分場で処理するというところですが、その方針が事実であれば、方針を決められた背景とこれからの見通しについてお伝えいただければと思います。
(大臣)最終処分先として、一般のごみも含めて大熊町内にある最終処分場を活用する方針という報道もあったところでありますけれども、被災地の復興のためには、将来的に生じる生活ごみや、いわゆる特定復興再生拠点の整備に伴う廃棄物等の処分先を確保するということが重要だと思っております。そうした観点から、これらの廃棄物等の処理方法につきまして地元との調整を進めているところでありますけど、おおむね調整が整ったということから、来週5日、月曜日でございますけれども、福島での関係機関との会議にうちの菅家政務官を派遣いたしまして、最終的な確認を行わせていただきたいと考えているところであります。詳細については、関係機関との会議において御説明させていただく予定でございます。いずれにいたしましても、非常にこの段階では先の地元の皆さんの生活も含めまして一つ一つ進めていかなければいけない、また皆さま方の御了解をいただかなければいけないと考えているところであります。
(記者)福島の大熊の最終処分場で処分する方針ということはそれはそれでよろしいんですか。
(事務方)双葉の広域市町村圏組合さんが所有している施設の方で御相談をしておりまして、そちらについて月曜日、その組合の方も御参加いただいた場で最終的に確認が取れると考えています。

(記者)環境新聞の小峰でございます。今週月曜日発売の週刊AERAで、原田環境相が2億3,000万円詐欺疑惑の看板にとの報道がなされました。記事中に自らも積極的に詐欺行為に加担しているのかと指摘されていますが、その事実関係はどうなのでしょうか。
(大臣)まず、これは環境省の公務とは直接関係ないものですから、ここでお答えするのはいかがかと思いますけど、私からはその記事については、しっかり必要なら説明しなければいけないと思っています。まず、金銭の授受は一切ございませんし、またそのための取材も受けていないままに書かれたということと、もう一つは、今お話しのように、その舞台はなかなか様々で、詐欺というお話がありましたけれども、私の全く関知しないことでございまして、そういう意味では主催者と当事者間の民民の問題だろうと思いますので、私としてはコメントする立場にはないとだけは申し上げさせていただきたいと思います。
(記者)引き続きまして、環境新聞小峰でございます。政治家というのは千客万来で広く国民の声を聞くのはよいことだとしても、このような疑いを招かれたということについて原田大臣はどういう風に受け止めていますでしょうか。
(大臣)私は、確かにおっしゃるように、私ども仕事柄というか、そういうことも含めてたくさんの方とお会いするのは事実でございます。もちろんその人柄も含めてある程度分かった人もたくさんおられますし、また逆にそうでない、準備していない人もたくさんおられるところであります。ですから、後になってこういう人だったかと反省を強いられることも時々ございますけれども、いずれにいたしましても、私どもこういう仕事を続けるに当たっては十分に、また十二分に注意を払っていかなきゃいけないと思っております。自らを律して、当然交友関係についても十分な注意力が必要だということでございます。
(記者)本日これから大臣は北海道の「星空の街・あおぞらの街」に行くそうですが、日傘男子1号として日傘は差すんですか。
(大臣)まさに日傘を持っていって、外を歩くときにはしっかりそれに努めようと思っております。一言言いますと、多少自分の経験、体験でいきますと、どうしても私どもは車に乗ったり降りたりすることが多いものですから、やっぱり日中、外をできるだけ歩くようにし、またその際に日傘を差すことは健康管理も含めて大事なことかと思っております。

(以上)

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