大臣談話・大臣記者会見要旨
石原大臣閣議後記者会見録 (令和8年6月5日(金)8:35~8:43 衆・本会議場正玄関側)
1.発言要旨
私からは2点です。
1つ目は、本日の閣議決定についてです。
本日の閣議で4件を決定いたしました。まずは、令和8年版 環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書です。今年度のテーマは「循環経済で日本列島を強く豊かに」です。世界的に資源の獲得競争が激しさを増す中、循環経済への移行は新たな成長につながります。循環経済、炭素中立、自然再興を連携しながら統合的に進めることで、持続可能な社会の実現を目指します。こうした視点から、昨今の環境の状況、施策等を紹介しています。多くの方々が白書を手に取り、環境に関する理解を深め、それぞれの立場で行動を起こす契機にしてもらいたいと思います。環境省としては、関係府省を含めた様々な主体の皆様とより一層連携して、環境負荷の低減と経済社会の持続的発展を同時に実現してまいります。次に、原子力規制委員会の取組状況をまとめた、令和7年度原子力規制委員会年次報告書です。今後、原子力規制委員会設置法に基づき、国会に対して報告してまいります。なお、報告書の詳細については、原子力規制委員会にお尋ねいただければと思います。
2点目です。環境の日と環境月間についてです。毎年6月は環境月間、そして、本日6月5日は環境の日です。今年のテーマは「環境にちょっと良いことは、暮らしのそばに」です。「食品ロスを減らすために食べきれる分だけつくる、注文する」、「温水や水処理を減らし、CO2を削減するために、シャワーに使用する水をこまめに止める」など、環境に良いことは皆さんの身近にたくさんあります。環境省の情報も参考に、今月は日々の暮らしの中にある環境にちょっと良いことに、ぜひ挑戦していただきたいと思います。
私からは以上です。
1つ目は、本日の閣議決定についてです。
本日の閣議で4件を決定いたしました。まずは、令和8年版 環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書です。今年度のテーマは「循環経済で日本列島を強く豊かに」です。世界的に資源の獲得競争が激しさを増す中、循環経済への移行は新たな成長につながります。循環経済、炭素中立、自然再興を連携しながら統合的に進めることで、持続可能な社会の実現を目指します。こうした視点から、昨今の環境の状況、施策等を紹介しています。多くの方々が白書を手に取り、環境に関する理解を深め、それぞれの立場で行動を起こす契機にしてもらいたいと思います。環境省としては、関係府省を含めた様々な主体の皆様とより一層連携して、環境負荷の低減と経済社会の持続的発展を同時に実現してまいります。次に、原子力規制委員会の取組状況をまとめた、令和7年度原子力規制委員会年次報告書です。今後、原子力規制委員会設置法に基づき、国会に対して報告してまいります。なお、報告書の詳細については、原子力規制委員会にお尋ねいただければと思います。
2点目です。環境の日と環境月間についてです。毎年6月は環境月間、そして、本日6月5日は環境の日です。今年のテーマは「環境にちょっと良いことは、暮らしのそばに」です。「食品ロスを減らすために食べきれる分だけつくる、注文する」、「温水や水処理を減らし、CO2を削減するために、シャワーに使用する水をこまめに止める」など、環境に良いことは皆さんの身近にたくさんあります。環境省の情報も参考に、今月は日々の暮らしの中にある環境にちょっと良いことに、ぜひ挑戦していただきたいと思います。
私からは以上です。
2.質疑応答
(記者)おはようございます。フジテレビの浅川です。
クマ被害対策に関連して2点お伺いします。一昨日、仙台市で東北6県などが参加するクマ対策会議が初めて開かれました。この会議ではどのような議論が行われたのか、こうした動きについての大臣の受け止めをお願いします。2点目ですが、福島県内では4人がクマに襲われる被害が発生していて、現在も市街地にクマがいる可能性が指摘されています。こうした状況を踏まえて、周辺の住民への注意喚起や自治体の対応について、改めて呼びかけがあればお願いいたします。
(大臣)最初に、6月3日に仙台市で開催された東北地方ツキノワグマ対策関係機関連絡会議については、国の機関の支援制度や事例の解説、先進的な取組についての情報交換、東北におけるクマの広域管理、について検討を進めるとともに、広域協議会の設立に向け、現場に即した活発な意見交換などが行われたと報告を受けております。クマは県境を越えて広域に移動するため、国の機関や県が連携した体制を構築し、横断的な対策を進めていくことが重要です。今回の会議開催は、地方におけるクマの広域管理体制の構築という観点で前進があったものと考えております。今後も地方環境事務所がクマの広域管理における司令塔としての役割を果たすことが重要であります。地方においても関係省庁や自治体が緊密に連携を図り、クマ被害対策の取り組みを高い緊張感を持って進めてまいります。次に福島のクマの件ですけれども、福島市でクマに襲われ怪我をされた方に心よりお見舞い申し上げます。住民の皆様におかれては、まずは安全確保を最優先に行動していただきたいと思います。先日、政府広報で呼びかけた「クマに出会わないための6カ条」に基づく行動を、改めてお願いしたいと思います。6カ条の具体的な内容は、①出没情報を事前に確認する、② 一人で行動しない、③早朝・夕方を避ける、④ラジオや鈴を鳴らし続ける、⑤常に周りを注意する、⑥痕跡を見つけたら静かに立ち去る、であります。これらを改めて意識し、クマに出会わない行動を徹底していただきたいと思います。また、クマに出会ってしまった場合は、慌てず、ゆっくりと、クマと人との間に電柱や車、木などを挟むように移動すること。至近距離で出会って襲われた時は、両腕で顔面や頭部を覆い、うつ伏せになるなど、被害を最小限にとどめる行動をとること、をお願いしたいと思います。自治体においては、迅速な出没情報の周知と注意喚起、巡回や捕獲対応の継続など、引き続き、関係機関と連携し、万全の対応をお願いしたいと思います。
(記者)よろしくお願いします。朝日新聞の島崎です。
本日閣議決定された環境白書の件でお伺いします。今回、水俣病に関する記述で、公健法による認定患者数について、生存者だけではなく、死亡者数も含めた数での一覧表を新たに掲載されたと思います。患者や被害者団体からは、生存者数だけでは水俣病の被害の甚大さや深刻さが薄まってしまうのではないかとして、改善要望が出されてきたと思いますが、どういう理由とか狙いから今回の表を追加することになったのか、これを改めて教えて下さい。また、これまで少なくとも約30年にわたって、こういった記載のされ方がしてきたようですけれども、これについて不適切だったとお考えかどうか、御見解をお聞かせ下さい。最後に、患者団体からは、中学校の社会科の教科書において「生まれ変わった水俣市」ですとか「公害問題を克服した」といった書かれ方がされていたり、今回の表をもとに、生存者数のみで被害が示されていることについても指摘がされています。教科書会社への取材からは、こういった記載のもとになっているのは環境白書を含めた公的な資料だということが明らかになっています。公的資料をつくっている環境省、そして水俣病の被害を拡大させてきた責任を問われている国として、今後、どういったことに留意して公的資料をつくるべきとお考えか、御見解をお聞かせください。
(大臣)環境省としては、環境回復や環境モデル都市づくりのために、これまで様々な御尽力をされてきた関係自治体・市民の皆様など、幅広い関係者のお声を丁寧にお伺いしながら資料を作成していくことが重要と考えております。そのため今般の環境白書では、水俣病関係団体からの御要望を踏まえた表を追加したものであります。事実関係をまとめた表を追加したものであり、これまでの記述が不適切とは認識しておりません。詳細については、事務方にお伺いいただければと思います。
会見動画は以下にございます。
https://www.youtube.com/watch?v=S5ostbsR3ek
クマ被害対策に関連して2点お伺いします。一昨日、仙台市で東北6県などが参加するクマ対策会議が初めて開かれました。この会議ではどのような議論が行われたのか、こうした動きについての大臣の受け止めをお願いします。2点目ですが、福島県内では4人がクマに襲われる被害が発生していて、現在も市街地にクマがいる可能性が指摘されています。こうした状況を踏まえて、周辺の住民への注意喚起や自治体の対応について、改めて呼びかけがあればお願いいたします。
(大臣)最初に、6月3日に仙台市で開催された東北地方ツキノワグマ対策関係機関連絡会議については、国の機関の支援制度や事例の解説、先進的な取組についての情報交換、東北におけるクマの広域管理、について検討を進めるとともに、広域協議会の設立に向け、現場に即した活発な意見交換などが行われたと報告を受けております。クマは県境を越えて広域に移動するため、国の機関や県が連携した体制を構築し、横断的な対策を進めていくことが重要です。今回の会議開催は、地方におけるクマの広域管理体制の構築という観点で前進があったものと考えております。今後も地方環境事務所がクマの広域管理における司令塔としての役割を果たすことが重要であります。地方においても関係省庁や自治体が緊密に連携を図り、クマ被害対策の取り組みを高い緊張感を持って進めてまいります。次に福島のクマの件ですけれども、福島市でクマに襲われ怪我をされた方に心よりお見舞い申し上げます。住民の皆様におかれては、まずは安全確保を最優先に行動していただきたいと思います。先日、政府広報で呼びかけた「クマに出会わないための6カ条」に基づく行動を、改めてお願いしたいと思います。6カ条の具体的な内容は、①出没情報を事前に確認する、② 一人で行動しない、③早朝・夕方を避ける、④ラジオや鈴を鳴らし続ける、⑤常に周りを注意する、⑥痕跡を見つけたら静かに立ち去る、であります。これらを改めて意識し、クマに出会わない行動を徹底していただきたいと思います。また、クマに出会ってしまった場合は、慌てず、ゆっくりと、クマと人との間に電柱や車、木などを挟むように移動すること。至近距離で出会って襲われた時は、両腕で顔面や頭部を覆い、うつ伏せになるなど、被害を最小限にとどめる行動をとること、をお願いしたいと思います。自治体においては、迅速な出没情報の周知と注意喚起、巡回や捕獲対応の継続など、引き続き、関係機関と連携し、万全の対応をお願いしたいと思います。
(記者)よろしくお願いします。朝日新聞の島崎です。
本日閣議決定された環境白書の件でお伺いします。今回、水俣病に関する記述で、公健法による認定患者数について、生存者だけではなく、死亡者数も含めた数での一覧表を新たに掲載されたと思います。患者や被害者団体からは、生存者数だけでは水俣病の被害の甚大さや深刻さが薄まってしまうのではないかとして、改善要望が出されてきたと思いますが、どういう理由とか狙いから今回の表を追加することになったのか、これを改めて教えて下さい。また、これまで少なくとも約30年にわたって、こういった記載のされ方がしてきたようですけれども、これについて不適切だったとお考えかどうか、御見解をお聞かせ下さい。最後に、患者団体からは、中学校の社会科の教科書において「生まれ変わった水俣市」ですとか「公害問題を克服した」といった書かれ方がされていたり、今回の表をもとに、生存者数のみで被害が示されていることについても指摘がされています。教科書会社への取材からは、こういった記載のもとになっているのは環境白書を含めた公的な資料だということが明らかになっています。公的資料をつくっている環境省、そして水俣病の被害を拡大させてきた責任を問われている国として、今後、どういったことに留意して公的資料をつくるべきとお考えか、御見解をお聞かせください。
(大臣)環境省としては、環境回復や環境モデル都市づくりのために、これまで様々な御尽力をされてきた関係自治体・市民の皆様など、幅広い関係者のお声を丁寧にお伺いしながら資料を作成していくことが重要と考えております。そのため今般の環境白書では、水俣病関係団体からの御要望を踏まえた表を追加したものであります。事実関係をまとめた表を追加したものであり、これまでの記述が不適切とは認識しておりません。詳細については、事務方にお伺いいただければと思います。
会見動画は以下にございます。
https://www.youtube.com/watch?v=S5ostbsR3ek
(以上)