大臣談話・大臣記者会見要旨

石原大臣閣議後記者会見録 (令和7年12月9日(火)9:05~9:12 於:環境省第一会議室)

1.発言要旨

私から1点、青森県東方沖で発生した地震についてお話させていただきたいと思います。昨日23時15分頃に発生した、青森県東方沖を震源とする地震で、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げたいと思います。環境省では地震発生後ただちに災害情報連絡室を設置し、その後「環境省災害対策チーム」に改組し、地方環境事務所を通じて情報収集に当たっております。これまでのところ、重軽傷者等の人的被害や道路等の被害があると聞いておりますが、引き続き地方自治体や関係省庁と連携し、被害状況等の情報の把握に努めてまいります。また、原子力施設については、原子力規制委員会の発表のとおり、日本原燃株式会社六ヶ所再処理施設における使用済み燃料プールにおいて、プールの水が溢れる事象が発生したと聞いております。事業者からは、必要なプールの水位は維持されており、安全上の問題はないとの報告が原子力規制委員会になされました。更なる詳細は原子力規制庁の方にお尋ねください。引き続き、地方自治体や関係省庁と緊密に連携し、緊張感を持って対応に当たるとともに、環境省としては、災害廃棄物の処理に係る対応などに万全を期してまいりたいと考えております。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(記者)おはようございます。幹事社、朝日新聞の杉浦です。
冒頭発言にあった六ヶ所村のプールでの水漏れですけど、これは環境省としては今どういった対応をされているのでしょうか。
(大臣)規制庁の対応をしっかりと注視しているところです。
(記者)もう1点、幹事社からメガソーラー規制についても質問したいと思います。今、関係省庁会議で議論を進めている最中かとは思うのですけれど、種の保存法とか環境アセス法とかも含めて、省内の調整も含めた検討状況が今どうなっているのかをお伺いしたいと思います。また、大臣はこれまで地域と共生できない施設はよくないという旨を述べておられますけれど、これを規制要件上は何をもって地域と共生とするのかというのを、御所感をお聞かせください。
(大臣)繰り返しになってしまいますけれど、現在、経済産業省を始め関係省庁とともに、御指摘の種の保存法や環境影響評価法を含めて、各省庁の具体的な法令について改正して、メガソーラーを規制できるかどうかということを、具体的な対応策を検討しているところであります。実は昨日も、自民党の合同部会が開催され、近く提言を取りまとめるとお聞きしていますので、こうした提言も踏まえて、スピード感を持って、対策を取りまとめたいと考えております。そして、何が地域と共生するかの観点ですが、まずは絶対に守ってほしいのは、関係法令をしっかりと遵守していただくこと、地域との十分なコミュニケーションを経た上で、自然環境や景観に配慮しているかどうかがポイントとなってくるのではないかと考えております。繰り返しになってしまいますけれども、地方自治体等が主導して設置するものや住宅、建築物等に設置する自家消費型のものなどについては、地域と共生した再エネとして、促進してまいりたいと考えております。
(記者)コミュニケーションは多分大事だと思うのですけれど、何をもってコミュニケーションとするのか、どういうコミュニケーションをしたら、それは地域と共生したということですか。
(大臣)やはり説明会を行って、納得をいただくということではないかと思います。
 
(記者)日本経済新聞の井田です。よろしくお願いします。
メガソーラーの関連でお伺いしいます。大臣も先ほどおっしゃった、昨日の自民党の部会の後、経産部会の小林部会長が記者団の取材に応じた際に、環境アセスメントの強化のところで、先生方から意見が出たと発言がありました。環境アセスの部分では、事前にソーラーパネル等の審査をして、大臣が意見を出すという仕組みですけれども、これの強化というところについては、大臣としてどういうふうにお考えになっているのか、現状のお考えを伺ってもよろしいでしょうか。
(大臣)私からは、環境影響評価法も含めた環境省所管の関係法令で対応できることを指示しているところであります。ただ、具体的な検討には一定の時間も要しますし、現時点では見直しの詳しい方向性についてはお示しすることがなかなか難しいので御理解いただければと思います。
 
(記者)共同通信の水嶋です。よろしくお願いいたします。
関連で、メガソーラーで1点。今、アセス法の話が出ましたけれども、大臣は12月頭のBSフジの番組で、メガソーラーの今の4万kW以上の出力のあれを、もう少し対象を広げる必要があるのではないかといった御見解を表明されていたと思うのですけれども、そこの部分は今もそのようにお考えなのか。昨日もそのような議論が出たと、こちらも取材でお聞きしているのですけれども。
(大臣)個人的見解というか、環境大臣として、テレビでそれを言うのはどうなのかということもありますが、そういうことも含めて指示を出しておりますので、そういうことで御理解いただければと思います。
(記者)そこの部分は、御検討は当然入るとは思うのですけれども、確たるものとして方向性が出ているものではないという理解でよろしいでしょうか。
(大臣)それも含めて指示を出しているということで、今、スピード感を持って検討を進めておりますので、もうしばらくお待ちいただければと思います。
 
会見動画は以下にございます。
https://www.youtube.com/watch?v=eZlPO8Ks3Bc
 
(以上)