大臣談話・大臣記者会見要旨
浅尾大臣閣議後記者会見録 (令和7年3月18日(火)9:30~9:35 於:環境省第1会議室)
1.発言要旨
おはようございます。2件発言をさせていただきます。
1点目、第5次環境省レッドリストの公表についてでありますが、第5次環境省レッドリストのうち、第1弾となる植物・菌類について、本日公表いたします。
今回のリストに掲載した絶滅危惧種の数は、前回から207種減り、2,063種となりました。絶滅のおそれが低下した種の中には、保全の努力の結果、個体数が回復したレブンアツモリソウのような事例もあり、関係者の御努力に敬意を表したいと思います。今後とも、ネイチャーポジティブの実現に向けて、種の絶滅を防ぐ努力を続けるとともに、社会経済活動の様々な場面で、種の保全に関する活動が進むよう、本リストの普及を図ってまいります。
2点目は、自動車向けの再生プラスチックの供給についてであります。昨日、開催しました自動車向け再生プラスチック市場構築のための産官学コンソーシアムにおきまして、2030年代前半を見据え、自動車に供給可能な再生プラスチックの量を段階的に増やしていく目標を含む、アクションプランの案を取りまとめました。自動車における再生プラスチックの活用については、欧州では義務化も提案されており、我が国の自動車製造業への影響も大きいと考えられます。環境省は、廃棄物・リサイクル産業を所管する立場から、高度なリサイクルの推進を通じて、供給目標を達成すべく、取組を進めてまいりたいと思います。
本アクションプランは、昨日の議論を踏まえ、年度内に確定させ、公表をする予定です。来年度以降も、関係省庁と密に連携しながら、アクションプランに基づく取組を推進してまいります。
私からは以上であります。
1点目、第5次環境省レッドリストの公表についてでありますが、第5次環境省レッドリストのうち、第1弾となる植物・菌類について、本日公表いたします。
今回のリストに掲載した絶滅危惧種の数は、前回から207種減り、2,063種となりました。絶滅のおそれが低下した種の中には、保全の努力の結果、個体数が回復したレブンアツモリソウのような事例もあり、関係者の御努力に敬意を表したいと思います。今後とも、ネイチャーポジティブの実現に向けて、種の絶滅を防ぐ努力を続けるとともに、社会経済活動の様々な場面で、種の保全に関する活動が進むよう、本リストの普及を図ってまいります。
2点目は、自動車向けの再生プラスチックの供給についてであります。昨日、開催しました自動車向け再生プラスチック市場構築のための産官学コンソーシアムにおきまして、2030年代前半を見据え、自動車に供給可能な再生プラスチックの量を段階的に増やしていく目標を含む、アクションプランの案を取りまとめました。自動車における再生プラスチックの活用については、欧州では義務化も提案されており、我が国の自動車製造業への影響も大きいと考えられます。環境省は、廃棄物・リサイクル産業を所管する立場から、高度なリサイクルの推進を通じて、供給目標を達成すべく、取組を進めてまいりたいと思います。
本アクションプランは、昨日の議論を踏まえ、年度内に確定させ、公表をする予定です。来年度以降も、関係省庁と密に連携しながら、アクションプランに基づく取組を推進してまいります。
私からは以上であります。
2.質疑応答
(記者)おはようございます。幹事社のTBSテレビの辻です。
冒頭発言でもあった昨日の産官学コンソーシアムの件でお伺いします。
昨日、アクションプランが示されておおむね了承されたというふうに伺っています。アクションプランの中には、新型車の再生プラの割合を2031年以降で15%、2036年以降で20%とするといった目標が含まれていますが、これらを達成するために政府としてはどのようなことに取り組んでいくのか。お考えをお聞かせください。
(大臣)自動車向けの再生プラスチックの供給量目標の達成のためには、自動車を造る自動車製造業とリサイクルを担う資源循環産業との連携のもと、再生プラスチックの質・量の両面の向上をさせ、その流通量の拡大を進める必要があります。目標達成に向けて、アクションプランでは大きく2つのテーマに取り組むこととしています。
1つ目は、使用済みの自動車由来のプラスチックについて、解体時の回収量を増やし、再び自動車へ供給する循環のループを確立すること。
2つ目は、それ以外のプラスチックについて、技術開発を通じた高品質化に業界横断で取り組むことであります。
これらの取組について、来年度、関係省庁や関係業界の協力を得ながら進めてまいります。
会見動画は以下にございます。
https://www.youtube.com/watch?v=-4EwKi8B72E
冒頭発言でもあった昨日の産官学コンソーシアムの件でお伺いします。
昨日、アクションプランが示されておおむね了承されたというふうに伺っています。アクションプランの中には、新型車の再生プラの割合を2031年以降で15%、2036年以降で20%とするといった目標が含まれていますが、これらを達成するために政府としてはどのようなことに取り組んでいくのか。お考えをお聞かせください。
(大臣)自動車向けの再生プラスチックの供給量目標の達成のためには、自動車を造る自動車製造業とリサイクルを担う資源循環産業との連携のもと、再生プラスチックの質・量の両面の向上をさせ、その流通量の拡大を進める必要があります。目標達成に向けて、アクションプランでは大きく2つのテーマに取り組むこととしています。
1つ目は、使用済みの自動車由来のプラスチックについて、解体時の回収量を増やし、再び自動車へ供給する循環のループを確立すること。
2つ目は、それ以外のプラスチックについて、技術開発を通じた高品質化に業界横断で取り組むことであります。
これらの取組について、来年度、関係省庁や関係業界の協力を得ながら進めてまいります。
会見動画は以下にございます。
https://www.youtube.com/watch?v=-4EwKi8B72E
(以上)