大臣談話・大臣記者会見要旨
浅尾大臣閣議後記者会見録 (令和6年12月13日(金)08:30~08:35 於:衆議院本会議場正玄関前)
1.発言要旨
おはようございます。本日の閣議において、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律施行令の一部を改正する政令を決定しました。
今回の改正は、ストックホルム条約での決定を受けて、UV-328、メトキシクロル及びデクロランプラスを、製造・輸入や使用が原則禁止となる第一種特定化学物質に指定すること等を行うものです。
UV-328は、主に塗料やプラスチック用の紫外線吸収剤として、メトキシクロルは主に農薬として、デクロランプラスは主に難燃剤として使用されていました。
今後これらの化学物質は、一部の特殊な用途を除き、使用できなくなります。
引き続き化学物質による環境汚染防止を通じ、国民の安全・安心の確保に努めてまいります。
続きまして、環境省は来年の3月15日に、大熊町のJR大野駅前に中間貯蔵事業情報センターを開設することとしました。同センターでは、中間貯蔵事業をはじめとする環境省が行う環境再生等の取組について情報発信を行います。併せて、中間貯蔵施設を受け入れ、大切な土地を御提供いただいた大熊町、双葉町の方の思いなどについても発信いたします。同センターの活用をしながら、除去土壌の再生利用の推進及び県外最終処分の実現に関する理解醸成を図るとともに、この施設を多くの方に訪れていただくことで、交流人口の拡大など、町の復興に貢献することを期待しております。
私からは以上です。
今回の改正は、ストックホルム条約での決定を受けて、UV-328、メトキシクロル及びデクロランプラスを、製造・輸入や使用が原則禁止となる第一種特定化学物質に指定すること等を行うものです。
UV-328は、主に塗料やプラスチック用の紫外線吸収剤として、メトキシクロルは主に農薬として、デクロランプラスは主に難燃剤として使用されていました。
今後これらの化学物質は、一部の特殊な用途を除き、使用できなくなります。
引き続き化学物質による環境汚染防止を通じ、国民の安全・安心の確保に努めてまいります。
続きまして、環境省は来年の3月15日に、大熊町のJR大野駅前に中間貯蔵事業情報センターを開設することとしました。同センターでは、中間貯蔵事業をはじめとする環境省が行う環境再生等の取組について情報発信を行います。併せて、中間貯蔵施設を受け入れ、大切な土地を御提供いただいた大熊町、双葉町の方の思いなどについても発信いたします。同センターの活用をしながら、除去土壌の再生利用の推進及び県外最終処分の実現に関する理解醸成を図るとともに、この施設を多くの方に訪れていただくことで、交流人口の拡大など、町の復興に貢献することを期待しております。
私からは以上です。
2.質疑応答
(記者)おはようございます。幹事社の毎日新聞の山口です。
脱炭素先行地域についてお尋ねします。
先日ですね、姫路市が先行地域を辞退するという報道が出ておりますが、費用が当初想定した負担よりも膨張するということが理由ですけれども、今年2月にも、奈良県の町のほうで辞退があったかと思うんですが、地方が進める上で、先行地域の課題と、あと、こうした辞退が相次いでいることの受け止め、現状認識と課題、その2点をお願いします。
(大臣)姫路市から脱炭素先行地域の選定の辞退に関する申出が届いているということは、もちろん承知をしております。姫路市は第一回募集での選定自治体であり、ゼロカーボンキャッスルの実現といった一定の成果を上げてこられました。環境省としても計画の実現に向けて支援してきましたが、この度、市より辞退の申出をいただき、残念であるものの適切に対処する予定であります。各地の脱炭素先行地域において、取組が進展している一方で、先進的な取組であることから、様々な課題が顕在化する事例もあります。このため、選定自治体において課題を分析し、必要に応じて軌道修正をしながら計画を実現していけるよう、環境省としても引き続き伴走支援を行っていくつもりであります。
(記者)河北新報の古河と申します。
福島の中間貯蔵事業情報センターについて伺いたいんですけれども、今まであった工事情報センターと何が違うのか、どういった位置づけになるのかというのをいま一度教えていただければと思います。
(大臣)大分規模が大きくなりまして、その分だけ様々な情報発信がより良くできるということでございます。
(記者)中身については加わったことはどういったものがあるのでしょうか。
(大臣)中間貯蔵事業の進捗や規模感を視覚的に伝える展示や、没入感のある映像で、中間貯蔵施設を疑似体験できるバーチャルシアターなどを設置します。それから、除去土壌の再生利用実証事業、減容に係る技術開発等について、情報発信をいたします。
(記者)訪れた人が対象だと思うんですけれども、国民の理解を図るというと訪れられない人とか、遠くて行けない人とか、どういうふうに工夫していくか、情報発信していく必要があるかをお願いします。
(大臣)そこで展示しているものについては、ホームページ等でも、発信ができるものだと思います。
会見動画は以下にございます。
https://youtu.be/GqrIsgBU8U8?si=wdZry19Q1GMtRjI1
脱炭素先行地域についてお尋ねします。
先日ですね、姫路市が先行地域を辞退するという報道が出ておりますが、費用が当初想定した負担よりも膨張するということが理由ですけれども、今年2月にも、奈良県の町のほうで辞退があったかと思うんですが、地方が進める上で、先行地域の課題と、あと、こうした辞退が相次いでいることの受け止め、現状認識と課題、その2点をお願いします。
(大臣)姫路市から脱炭素先行地域の選定の辞退に関する申出が届いているということは、もちろん承知をしております。姫路市は第一回募集での選定自治体であり、ゼロカーボンキャッスルの実現といった一定の成果を上げてこられました。環境省としても計画の実現に向けて支援してきましたが、この度、市より辞退の申出をいただき、残念であるものの適切に対処する予定であります。各地の脱炭素先行地域において、取組が進展している一方で、先進的な取組であることから、様々な課題が顕在化する事例もあります。このため、選定自治体において課題を分析し、必要に応じて軌道修正をしながら計画を実現していけるよう、環境省としても引き続き伴走支援を行っていくつもりであります。
(記者)河北新報の古河と申します。
福島の中間貯蔵事業情報センターについて伺いたいんですけれども、今まであった工事情報センターと何が違うのか、どういった位置づけになるのかというのをいま一度教えていただければと思います。
(大臣)大分規模が大きくなりまして、その分だけ様々な情報発信がより良くできるということでございます。
(記者)中身については加わったことはどういったものがあるのでしょうか。
(大臣)中間貯蔵事業の進捗や規模感を視覚的に伝える展示や、没入感のある映像で、中間貯蔵施設を疑似体験できるバーチャルシアターなどを設置します。それから、除去土壌の再生利用実証事業、減容に係る技術開発等について、情報発信をいたします。
(記者)訪れた人が対象だと思うんですけれども、国民の理解を図るというと訪れられない人とか、遠くて行けない人とか、どういうふうに工夫していくか、情報発信していく必要があるかをお願いします。
(大臣)そこで展示しているものについては、ホームページ等でも、発信ができるものだと思います。
会見動画は以下にございます。
https://youtu.be/GqrIsgBU8U8?si=wdZry19Q1GMtRjI1
(以上)