大臣談話・大臣記者会見要旨
浅尾環境大臣COP29期間中ぶら下がり会見録 (令和6年11月18日(月)09:40~09:46(現地時間)於:COP29会場)
1.発言要旨
昨日、アゼルバイジャンのバクーに到着いたしました。本日から、COP29に参加し、閣僚級会合に出席いたします。
早速、先ほど、議長国アゼルバイジャンと共催した「透明性閣僚イベント」に参加いたしました。
その中で、日本は先進国の中で最初に、隔年透明性報告書(BTR)を提出し、表彰されました。今申し上げましたように、日本が先進国で初めて隔年透明性報告書(BTR)を提出したことを強調いたしました。あわせて、温室効果ガス技術衛星(GOSAT)の活用などによって、世界の(温室効果ガス排出削減の)透明性向上に貢献していくことを表明いたしました。
先週から、気候資金、緩和対策、パリ協定第6条などの様々な議題について、精力的に交渉が行われていると報告を受けております。
早速この後は、緩和対策の閣僚級会議に参加いたしますが、1.5度目標と整合的なNDCの提出など、各国の緩和対策の強化を呼び掛ける予定であります。
このCOPでは、閣僚級の交渉はもちろんのこと、数多くの二国間でのバイ会談も予定しており、気候変動対策を前進させる成果が得られるよう、各国に積極的に働きかけを行いたいというふうに考えております。
さらに、我が国には、2050年ネットゼロに向けた様々な取組や技術があり、ジャパンパビリオンにおいて発信し、世界全体の脱炭素に貢献していきたいと考えております。
2.質疑応答
(記者)NHK岡崎です。この後、緩和の会合にいかれると思いますが、1.5度目標と整合的な目標を呼びかけるとのことですが、日本のNDCについては今、どのような状況になっていますでしょうか。
(大臣)現在、精力的に関係機関でNDCの準備をしているところであります。できるだけその準備を以て、しっかりと発表していきたいと思っております。
(記者)イギリスなどの国は今COPで野心的な目標を発表したと思いますけれど、日本は取組を加速していきたいとかその辺はいかがでしょうか。
(大臣)今、申し上げましたように、我が国としてしっかりと関係機関と準備をし、取組をしていきたいと考えております。
(記者)共同通信矢野です。よろしくお願いします。新しい資金について、前半戦はかなり厳しい議論になったと思いますが、後半は限られた時間になる中、日本としてどのような議論を行っていきたいでしょうか。
(大臣)我が国として、気候資金について、取りまとめができるようにしていきたいと考えております。COP29においては、気候資金の新規合同数値目標について精力的な議論が行われており、これは全ての国がパリ協定に基づいて、気候変動対策を進めていく上で、重要であると考えております。我が国としては、実現可能な合意ができるようにしっかり努力していきたいと考えております。
(記者)朝日新聞の市野です。大臣として初めてのCOPになると思いますが、すでに最初の会合に出たと思いますが、印象であったり、この期間の中で政策以外の面で、大臣として何か成し遂げたい部分、こういうことで存在感を出していきたいとかあれば教えてください。
(大臣)最初のところは先ほど申し上げましたように、BTRのチャンピオンになったということで、私としてというよりは、日本の取組が評価されたというのは、大変良かったと思っています。また、その会議の中で、たまたま来られていたオーストラリアの代表と、日本の大使からも大変祝われているという話もうけました。しっかりと各国とのバイ会談を含め、交渉し、できるだけ大きな成果を得たい。
(記者)毎日新聞の山口です。日本のNDCに関しまして、日本の排出削減状況は順調だという話を国内でされていたと思いますけれど、そのアピール、対外的にどのように他の国に示していくのか。
(大臣)日本はしっかりとこれまで約束してきたことを、順調にオントラックで来ているということは国内において申し上げているとおりであるが、外国に対してもそのことを申し上げていきたいと思いますし、国内において申し上げておりますとおり、46%、さらにその上の高みを目指して頑張っていきたいということは、引き続き発信してまいりたい。
(記者)NGOの方で、35年目標13年比85%減前後くらいが、1.5度達成に必要ではないかという報告書が出ていますけれど、日本としての受け止めは。
(大臣)先ほども申し上げたが、関係機関で議論をしているところであります。
(以上)
(大臣)現在、精力的に関係機関でNDCの準備をしているところであります。できるだけその準備を以て、しっかりと発表していきたいと思っております。
(記者)イギリスなどの国は今COPで野心的な目標を発表したと思いますけれど、日本は取組を加速していきたいとかその辺はいかがでしょうか。
(大臣)今、申し上げましたように、我が国としてしっかりと関係機関と準備をし、取組をしていきたいと考えております。
(記者)共同通信矢野です。よろしくお願いします。新しい資金について、前半戦はかなり厳しい議論になったと思いますが、後半は限られた時間になる中、日本としてどのような議論を行っていきたいでしょうか。
(大臣)我が国として、気候資金について、取りまとめができるようにしていきたいと考えております。COP29においては、気候資金の新規合同数値目標について精力的な議論が行われており、これは全ての国がパリ協定に基づいて、気候変動対策を進めていく上で、重要であると考えております。我が国としては、実現可能な合意ができるようにしっかり努力していきたいと考えております。
(記者)朝日新聞の市野です。大臣として初めてのCOPになると思いますが、すでに最初の会合に出たと思いますが、印象であったり、この期間の中で政策以外の面で、大臣として何か成し遂げたい部分、こういうことで存在感を出していきたいとかあれば教えてください。
(大臣)最初のところは先ほど申し上げましたように、BTRのチャンピオンになったということで、私としてというよりは、日本の取組が評価されたというのは、大変良かったと思っています。また、その会議の中で、たまたま来られていたオーストラリアの代表と、日本の大使からも大変祝われているという話もうけました。しっかりと各国とのバイ会談を含め、交渉し、できるだけ大きな成果を得たい。
(記者)毎日新聞の山口です。日本のNDCに関しまして、日本の排出削減状況は順調だという話を国内でされていたと思いますけれど、そのアピール、対外的にどのように他の国に示していくのか。
(大臣)日本はしっかりとこれまで約束してきたことを、順調にオントラックで来ているということは国内において申し上げているとおりであるが、外国に対してもそのことを申し上げていきたいと思いますし、国内において申し上げておりますとおり、46%、さらにその上の高みを目指して頑張っていきたいということは、引き続き発信してまいりたい。
(記者)NGOの方で、35年目標13年比85%減前後くらいが、1.5度達成に必要ではないかという報告書が出ていますけれど、日本としての受け止めは。
(大臣)先ほども申し上げたが、関係機関で議論をしているところであります。
(以上)