大臣談話・大臣記者会見要旨

伊藤大臣閣議後記者会見録 (令和5年11月10日(金)08:35~08:39 於:衆議院分館1階ロビー)

1.質疑応答

(記者)幹事社の時事通信の鴨川です。補正予算について、お伺いします。
 今週行われた政府のGX実行会議で、国民の暮らしの脱炭酸化に向けて、3年間で2兆円を投資することが決まりました。環境省は暮らしの脱炭素を担っていますが、国会に提出する補正予算ではどのような分野に予算を配分するのか、お考えをお聞かせください。
(大臣)御指摘のように、今週の第8回GX実行会議において、岸田総理から国民1人1人の生活が快適でさらに家計の負担の軽減につながるような投資を集中的に進め、暮らしのGXにこの3年間で集中的に2兆円規模の支援策を講ずるという発言がなされたところでございます。環境省の施策としては、まず断熱性能に優れた窓への改修の促進や、市民生活の足となっているバス、タクシー等の商用車の電動化の促進といった支援策について、今月2日に閣議決定された総合経済対策に盛り込んでおり、補正予算にも必要な経費を計上したところでございます。
 今後とも、新たな運動、デコ活による国民消費者の行動変容、またライフスタイルの変革と相まって、暮らしの脱炭素、GXに向けて取組を加速してまいりたいと、このように考えております。
 
(記者)朝日新聞の市野です。
 今朝の報道で、PFASについてなんですけれども、岡山県の吉備中央の浄水場の近くで、基準の1,200倍にもなるPFASが検出されたということが、一部の報道でいわれているんですけれども、これについて環境省として報告を受けておられるのか、それから受け止めをどう考えておられるのか、また対策なども既に考えているところがありましたら、教えてください。
(大臣)今、御指摘の本件の報道については、承知してございます。現在、岡山県を中心に原因を究明中というふうに認識しております。環境省としては、関係自治体と連携して、必要な助言等を行っておりますけれど、これからもしっかりと連携してまいりたいと、そのように思います。
 
(記者)共同通信の村越と申します。
 岸田首相が年内の解散の見送りを決めました。まずは経済対策ということをおっしゃっているわけですけれども、それについて大臣のお受け止めをお願いいたします。
(大臣)ちょっと環境大臣としてコメントすることではないと思いますけれども、私は衆議院議員でございますので、総選挙というか、いつ解散があってもいいように、全力で政治に取り組んでいきたいと、そういうことでございます。
 
 
会見動画は以下にございます。
https://www.youtube.com/watch?v=ZP-1uClrP7M&list=PL9Gx55DGS7x7KxcngqArvF_NxEuXney24&index=1
 
(以上)