大臣談話・大臣記者会見要旨

「福岡方式グローバルネットワーク設立記念セッション」における山口環境大臣のビデオメッセージ

○ 出席者の皆様、こんにちは。日本国環境大臣の山口壯です。「福岡方式グローバルネットワーク」の設立記念セッションに参加することを、心より嬉しく思います。また、設立にともに尽力した福岡市、UN-HABITAT、JICA、福岡大学に感謝の意を表します。
 
○ 福岡方式は、国内の最終処分場のみならず、アジア、アフリカ、欧米などで も導入が進み、世界の廃棄物処理問題の解決と持続可能な都市の形成に貢献しています。
○ また、福岡方式は最終処分場由来のメタン排出を削減できます。地球規模での脱炭素への移行の一環として、100ヶ国以上により「グローバル・メタン・プレッジ」が昨年採択されており、世界のメタン排出量を2030年までに2020年比で30%削減することとなりました。温室効果ガスの排出を地球規模の課題として世界が取り組む中、福岡方式はメタン削減の観点でも貢献します。
 
○ 「福岡方式グローバルネットワーク」は、国内外の自治体関係者や技術者が 福岡方式の導入・維持管理について協力関係し、ともに学びあう場です。福岡方式の導入に向けた課題に対して、解決策を提供することを期待しています。
 
○ 日本は、これからも、「福岡方式グローバルネットワーク」を支援してまいります。早速、「アフリカのきれいな街プラットフォーム」の第3回全体会議において、グローバルネットワークについて福岡市から紹介いただいています。これからも、福岡方式を通じた廃棄物の適正管理に向けて、ともに協力していきましょう。
 
○ ありがとうございました。
 
令和4年7月28日
(日本語仮訳)