原田大臣記者会見録(平成31年4月23日(火)8:45 ~8:50  於:参議院本会議場議食側廊下)

1.発言要旨

今日は 私から2件御報告いたします。
 まず1件目は、「ふくしまグリーン復興構想」の策定についてです。昨年8月に環境省が発表いたしました「福島再生・未来志向プロジェクト」において、「ふくしまグリーン復興」が政策の柱の一つとなっております。その取組の基本的な方向性を「ふくしまグリーン復興構想」として福島県と環境省が共同で取りまとめ、昨日発表したところであります。本構想は、福島県内の豊かな自然環境、自然資源の活用を通じ、県全体の復興に寄与しようというものでございまして、福島復興の新たなステージに向けた試みだというふうに思っております。今後とも引き続き福島県と連携を密にしながら本構想の具体化に向け積極的に取り組んでまいりたいと、こういうふうに思っております。
 2点目でありますけども、今日の閣議で私から発言をさせていただいたクールビズについてです。本日の閣僚懇談会において、地球温暖化対策と節電の観点から、今年も5月から9月をクールビズの期間として、夏期の室温の適正化とその温度に適した軽装を広く呼び掛けると共に、率先して閣僚にも実行していただき、取組の輪を広げていただくようお願いをしたところであります。皆様の御協力のお陰で、気温に合わせて柔軟な服装で過ごし、室温の適正化を図るライフスタイルも、定着してまいりました。日本は南北に長く地域によって状況も異なりますので、10月においても、室温の適正な管理と、各自の判断による軽装を呼び掛けてまいりたいと思っております。なお、このクールビズにつきましてはもうすっかり国民の間でも定着をしてまいりました。ただ、そのもともとの発端が、それこそ地球温暖化とか省エネ、節電の観点というような環境政策の非常に大事なところからの出発点ということもありますので、もちろんクールビズが国民の間に広く行き渡ってきたことは非常にいいことなんですけども、常にこの原点というか、環境の問題、省エネの問題も念頭に置きながら、皆さん方の間において普及していくことが大切だというふうに考えているところであります。いずれにいたしましても5月から9月、場合によっては10月までについても、しっかり国民の皆さんにいいライフスタイルとして浸透していくことを期待したいと思っております。

2.質疑応答

(記者)今日、パリ協定の長期戦略の政府案が中央環境審議会と産業構造審議会で示されると思うのですけれども、改めてのポイントと大臣としての所感を教えてください。
(大臣)ご指摘のように、パリ協定に基づく長期戦略については、本日の中環審等で政府としての戦略案をお示しする予定でございます。本戦略案は、今月2日にまとめられましたパリ協定長期成長戦略懇談会の提言や先週いただきました自民党の環境・温暖化対策調査会の提言等を踏まえまして、具体的な対策や政策の方向性も盛り込んだものであります。本日の審議会においてもそれぞれの委員の専門的な見地から精力的なご議論をいただきたいと、こう思っております。本日の審議会における議論の内容も踏まえながら、本年6月のG20までに野心的な長期戦略を策定すべく作業を進めていきたい、こういうふうに思っているところでございます。中身についてはさまざま入れておりますけども、従来の2度目標から1.5度努力目標の実現等に貢献できる、技術開発を通じまして、脱炭素化社会、水素社会をしっかり実現していく、そのための強い筋道になるようにこの戦略案の中で盛り込んでいるところであります。

(以上)

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