原田大臣記者会見録(平成31年2月12日(火)8:39 ~8:48 於:衆議院本会議場議食側廊下)

1.発言要旨

 今日は2件、私の方から御報告したいと思います。まず、「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」について御報告したいと思います。環境省では、2017年4月より、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会のメダルを使用済み小型家電から抽出されたリサイクル金属で製作する「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」を積極的に推進してまいりました。これまでに多くの自治体、企業等の御協力を頂きながら様々な取組を行い、小型家電リサイクル制度を通じた回収の促進を図ってまいったところであります。具体的には、市町村等への回収ボックスの配布、さらに、業界団体と連携した普及イベントを開催する、郵便局や東京メトロ等の事業者との連携促進、こういうことを通じまして、今日まで進めてきたところであります。そして、2月8日金曜日に、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会より、メダル製作に必要な金属量を確保できる見通しになったということから、プロジェクトの終了日を本年3月31日とすることが発表されたところであります。先ほど申し上げましたように、私どもは、環境政策の具体的な中身として、何といっても3R、Reduce、Reuse、Recycleと、こういうことを一番のテーゼとしてうたっておりますけれども、このオリンピックメダルに関連しまして、私どもまた小型家電リサイクル制度の所管もしておりますので、その認知度向上にも大きくつながるものではないかと思っております。御協力いただいた全ての皆様に、環境大臣としても心から感謝を申し上げたいと思います。環境省としては、本プロジェクトの成果をレガシーとして活用し、引き続き小型家電リサイクル制度の普及促進、また何といってもベースにあります3Rを、さらにその精神も含めて普及促進に努めてまいりたいと考えているところでございます。それが1点目でございます。
 2点目は、本日12日午後、伊方地域原子力防災協議会を開催しまして、地域全体の避難計画を含む「伊方地域の緊急時対応」の2回目の改定を行う予定としております。また、これは終わった話でありますけれども、土曜日、9日でございますけれども、鹿児島県による川内地域の原子力防災訓練に、あきもと副大臣以下、関係職員が参加し、現場での連携等についてしっかり確認してきたところであります。
 以上、メダルプロジェクトと原子力防災につきまして御報告をしたところであります。

2.質疑応答

(記者)TBSの梶川です。先ほどお話がありましたメダルプロジェクトの件でお伺いいたします。最初は、当初集めるのが難しいとか、銀が集まらないなどという懸念もあったようですが、改めて、集まるめどがたったということで、御所感をお願いいたします。
(大臣)先ほど申し上げましたように、東京オリンピック・パラリンピックという国際的な大イベントに対して、環境省として何かできないかということを考えながら、このメダルプロジェクトも、環境省が環境を大事にする、リサイクルを進めるという観点から、最初から取り組んできたところであります。途中、金と銅は何とかいけるのではないか、銀がなかなか難しいということでありまして、他の関係者と合わせて、私ども環境省もそれぞれの所管の事業体、さらには民間の方々に相当お願いをして回ったのが、ようやくここでめどがついたということでありますから、大会組織委員会の皆さんとともに、やはり、何でも目指せばできるのだと、こういうような気持ちで喜んでいるところであります。あわせて、またこれを通じて、いろいろなところで全体の動きを皆さんに知っていただくことによって、来年のオリンピック・パラリンピックが、もちろんしっかりしたものにしなければいけませんけど、同時に、こういう観点からも皆様の活動の推進力になるのだということを、いろいろなところで、これからの活動の中で続けていきたいと思っております。皆さん方の御協力にも心から感謝をし、また、3R、環境政策の推進に努力をしたいと、大きなレガシーになるというふうに考えております。

(記者)もう1点お願いします。豚コレラについてお伺いいたします。今、5府県に感染拡大している豚コレラですけれども、野生のイノシシへの拡大であったりとか、野生のイノシシが媒介しているのではという指摘がありますが、それについて何か対策など、環境省で考えていらっしゃいますか。
(大臣)豚コレラにつきましては、本当に国全体、当然、国、更には自治体と、大変深刻に考えているところであります。環境省では、都道府県農政部局が行っています野生イノシシの感染確認調査の円滑な実施のために、都道府県鳥獣行政担当部局及び大日本猟友会に対し、死亡野生イノシシの発見時報告等について協力依頼を行っているところであります。また、岐阜県による野生イノシシの捕獲事業について、交付金により追加支援をしているところであります。いずれにいたしましても、非常に深刻な問題ですから、引き続き農林水産省、関係県等の関係者と連携して豚コレラに関する対応をしっかり進めてまいります。

(以上)

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