車座ふるさとトーク(長崎県五島市)

 平成30年10月13日、城内環境副大臣は、長崎県五島市で開催した「車座ふるさとトーク」に出席し、14名の方々と対話を行いました。

 「車座ふるさとトーク」とは、安倍内閣として、大臣・副大臣・政務官等が地域に赴き、現場の方々と少人数で車座の対話を行い、生の声をつぶさに聞いて政策に活かそうという取組です。

 今回は、「再生可能エネルギーによる島づくり」をテーマに、地域の様々な立場の皆様と意見交換を行いました。

 参加者からは、
・「環境がよくなっても、雇用がなくなって人がいなくなるようではよくない。脱炭素・再エネという新しい産業が生まれれば新しい技術・雇用が生まれるので、従来の石油関連事業者も着地できるよう再エネの事業を進めている。」
・「強大化する自然災害から人々を守るには、インフラ設備の再構築では間に合わなくなってきている。洋上風力など新しい産業を押し進め、地球温暖化防止という根本的な解決に向かうことが重要。」
・「配送車のアイドリングストップや空調利用の見直しを通じてCOOL CHOICEを推進している。温暖化対策はまず自分ができることから取り組むことが重要であるし、子どもたちへの環境教育も有効。」
・「猛暑で牛が熱中症になり死亡する例が相次ぎ、自費で牛舎内にミスト機を導入した。熱中症を防ぐ機器の導入に対する補助金を要望したい。」
・「持続可能な農業経営をするためにも、営農型の太陽光発電を利用し、五島の新しいモデルケースにしてみては。」
・「五島は海外から来る漂着ゴミが多い。自分たちが気をつければいいだけではないので対応が難しいが、例えばシーグラスを使ったアクセサリーづくりなど、ゴミというマイナスのものをプラスに変えることで、自然と意識が高まると考える。」
・「山肌を切り開いて太陽光発電を設置する事例があり、逆に自然破壊につながるのではと感じる。新しい技術により、五島の自然をあまり変えずに再生可能エネルギーを使うことができたらいい。」
・「島外から観光客を呼び込むためのコンテンツとして、浮体式洋上風力などの施設を見学できるツアーや、エコツーリズムとしてビーチクリーン活動を取り入れるなど、お互いがwin-winになる企画を検討している。」
・「電気自動車はガソリンを使わないし、排ガスもない車なので、走行距離が多い人ほど使ってほしい。また移動電源としても使えるので、災害時に電気の配達も期待できる。」
・「洋上風力発電は、漁業者の理解・同意が得られないと進めない。洋上風力発電設備は海面下の支柱がいい魚礁になるので、新たに設置する9機についても工夫していただき、発電事業者と漁業者でwin-winの関係を築きたい。」
など、貴重なご意見をいただきました。

 城内環境副大臣よりそれぞれのご意見についてコメントし、最後に、「環境副大臣として、持続可能な形で再生可能エネルギーの取組をしっかり進めてまいりたい。また、本日いただいたご意見を含め、五島市の取組については、12月にポーランドのカトヴィツェで開催されるCOP24(気候変動枠組条約第24回締約国会議)において、我が国のタラノア対話の取組(優良事例)として世界に発信してまいりたい。」と感想を述べ、閉会となりました。

 環境省では、いただいた様々なご意見を参考に今後の取組を進めてまいります。

意見交換

参加者と記念撮影

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