大臣談話・大臣記者会見要旨

城内副大臣記者会見録(平成30年11月1日(木)13:01 ~ 13:26 於:合同庁舎5号館25階会見室)

1.発言要旨

(副大臣)環境副大臣の城内実でございます。約1カ月弱経ちまして、あっという間の期間でありましたけれども、ようやく少しずつ慣れてきたかなという感じであります。今日は1日です。先日、大臣から閣議後の記者会見でございましたけれども、本日からウォームビズです。冬季の地球温暖化対策の取組の一環としてウォームビズを11月1日から年度末の3月31日まで行うということで、今日はこのスタートの日でございます。今日ウォームビズで、私もこの下にセーターを着て来ようと思ったのですが、午前中、地元の小学校3校が修学旅行に来て、私は他の国会議員の先生方と違って、ぱっと来て挨拶ではなくて、同じ行程を3回、これ結構大変で、万歩計がすぐ1万歩を超えてしまうという、最後まで御挨拶して、登って、中を通って、正門で写真を撮って、図々しく最初から入らずに一番最後だけ入れてもらってよいですかと言って写真に入る、多分、日本一、修学旅行に対応している国会議員の1人ではないかと自負しています。そういうことで、今日はちょっとセーターを中に着ようと思ったのですが、今、暑くて暑くてしょうがない状況であります。こういった、ウォームビズはぜひ皆様方もやっていただければと思います。私も最初、大体、議員会館は電気がばっとついているのですが、よく考えてみたら、これは全部つける必要があるのだろうかということで、省エネの取組として電気をですね、秘書の部屋のところも半分つけて、よほど夕方に暗くなったら全部つけるとか、私の執務室については、ブラインドを全部上げて、電気をつけずに執務ができるということもわかりましたので、そういう取組をしようと思っております。ここだけの話、議員会館では、よく考えてみたら電気代はただなのです。電話代は払うのですけれども、電気代は、たしか議員会館はただだと思うのです。そういうところから、やはり直していかないといけないのかなという感じがいたします。脱線しましたけれども、ウォームビズということで、暖房時の室温を20度にして、女性の方や、男性もそうですけれども、膝かけをしたり、三つの首がポイントだというふうに私もブリーフィングを受けたのですけれども、首と手首と足首、この3点は保護すると体が温かくなるということ。あと、皆さんもいろいろ資料を御覧になったと思いますけれども、私は見て、なるほどなといいますか、当たり前のことが書いてあるのですけれど、鍋料理を食べて体を温めるとかですね。冬に、好きな人はアイスクリームを別に食べてもいいのですけれども、寒いのだったら鍋料理をとろうとか、ここにあるように、根菜類や香辛料など体を温める食材をとろうと。生活の知恵、そういうものをやはり取り入れながら、このウォームビズというものを、しっかりと国民の、できれば隅々まで意識が高まるようにしていきたいなと思います。そこで、私が気がついたのは、では、この部屋の温度は何度なのだと。私はガラケーなので、万歩計はついていますけれど、ものによってはそういう機能があるのかもしれませんが、そういう機能はないので、腕時計で温度が測れるものがあるかわかりませんけれども、そういうものを買って部屋に置いておこうかなと。最近では、時計に湿度と気温がついているものが、私の議員会館にはそういったものがあるのですけれども、そういうのも各部屋に置いて、温度を下げ過ぎず、かつ上げ過ぎず。ウォームビズは20度ということですが、環境省は19度ですか。
(事務方)省庁は19度です。普通は20度目安です。
(副大臣)20度目安で、国民の皆さんと同じというわけにはいかないからかどうかわかりませんけれども、目安としてもう少し頑張って19度ということだと思います。いずれにしても、しっかり対応して、やっていきたいなというふうに思っております。

2.質疑応答

(記者)環境新聞の小峰です。今のウォームビズ、それから、あわせてクールビズについて、根本的な誤りではないかなということをお聞きしたいと思います。クールビズについてもウォームビズについても、快適性を損なわない範囲でやるということになっております。しかし、快適性をある程度損なっても、自分が滅私奉公するのだという気持ちでやってこそクールビズであり、ウォームビズであるということが、自らもそういう覚悟でやっているのだ。そして、国内、また国外にも、日本人はこういうことをやっているのだということをアピールすべきではないかと思うのです。というのは、外務省出身で、外務副大臣をやられていましたから非常に世界のことはよく御存じでしょうけれども、世界人口の約3分の1から4分の1はイスラム教ですよね。ある意味で非常に文化的な、道徳的なイスラムの人たちだと私は思います。その人たちは毎年ラマダンをやるわけですよね。あのラマダンは、日の出から日没まで一切食事をしない。病人は別ですけれども。そういうふうな貧しい人たちのことを自らが知るのだということなのです。そういうことで日本も戦前はそういったことをやっていたのです、日の丸弁当だとか。戦争がよかったか悪かったかは別にしてです。こういう視点をやらないと、国民の本当の共感は得られないと同時に、世界にも発信ができないのではないかと思います。その辺、世界的な見地のある城内さんにお尋ねしたいです。
(副大臣)このクールビズにしろ、ウォームビズにしろ、これは別に強制してやるということではなくて、一つの目安として、こういうふうにしたらどうですかという提案であって、別に、鍋で温かくなるから、では毎日これからアイスクリームをやめて鍋を食べろということでもなくて、こういうやり方もありますよという一つの提案であって、決して押しつけでもなく、私はパフォーマンスでもないというふうに理解しております。今、御指摘があったように、ラマダンの例もありましたけれども、それぞれの文化は、それは当然尊重されるべきであって、だからといって、日本もラマダンみたいなものをやれとかということは、別にそうする必要もないけれども、そういうところから学ぶこともあると思います。私は、個人的には極めて粗食で、朝は食べずに、昼食べて、夜しっかり食べて、寝るみたいなことです。それで健康に悪いかというと、逆に健康増進につながっていますので、とにかく、たくさん食べないで腹八分目で、さっき根菜類とありましたけれども、食事もなるべく贅沢をしないように、糖分もとらずに、油っぽいものを食べずに。逆にこれは人によってですから、私はそういう体質であって、油をたくさんとったほうがいい人や、太っている人のほうが健康の場合もあります。ですから、個々の人が、それぞれの価値観に合わせて取り組むべきものではないのかというふうに思います。他方で、このウォームビズについて、個人的な見解を述べさせていただければ、なるほどなと、私もさっき三つの首と言いましたが、確かに首はタートルネックのほうが暖かいし、足首、手首を冷やさないほうにしたほうがいいかと思います。やはり、そういうのは教えてもらって、合う人はやればいいし、それ自体、私はあまり否定すべきではないのかというふうに思います。いずれにしても、そういった御指摘も踏まえて、いかに内外にしっかりと、パフォーマンスやいわゆる偽善的なものではなくて、一つの提案として進め、場合によってはいろいろな形でウォームビズパート2、パート3という形で進化させていくようなことができればいいのではないかと思います。ちなみに、私はクールビズに反対なわけではありませんが、お気づきになった方がいらっしゃるかわかりませんが、ネクタイを夏場取らずに着用しております。人それぞれで、お前、暑苦しいからネクタイ取れよというのは、それはやはり、人それぞれでいいのではないでしょうか。いずれにしても、私は、もちろんクールビズに賛成ですし、どんどん涼しい格好をすればいいし。ただ、委員会でネクタイを取るのは許されているのですけれども、それについては賛否両論がある。私はつけています。本会議場もネクタイを取るのでいいのです。ジャケット、上着は着なくてはいけないということでありますが。そういう人もいますということであります。

(記者)共同通信の石川です。よろしくお願いいたします。ウォームビズについてなのですけれども、取組とか趣旨は理解できて、取り組んでいる人たちもたくさんいると思うのですが、まだ一般企業とか鉄道とか、公共交通機関によると、ウォームビズにすると逆に暑過ぎるのですね。せっかく取り組んでも、結局暑くて羽織っているものとかを脱ぐとかだったら、あまり意味がないなと思っていまして、もう少し日本全体でウォームビズの機運を盛り上げていくために、環境省を始め、日本政府として何かできることがないか、副大臣の御意見をいただければと思います。
(副大臣)おっしゃるとおり、今日私も、先ほど申しましたように、下に薄いセーターを着ようと思いましたけれども、これ着ていたら暑いのでやめました。確かにこれは機動性と臨機応変性というのでしょうか、先ほど申し上げましたように、これでなくてはいけないというのではなくて、個々の人に合った形で、ウォームビズは、強制型ではなくて、こういうやり方もありますよという提案型のものなのです。人によって体感の気温も違う人もいますし、やや脂肪のある方はこれくらいの暑さでもだらだら汗をかいたりする人もいます。やはり、それぞれの人に合った形でやればいいと思います。例えば、薄手のニットやベストなどを持って、日によって暖かかったり寒かったりしますので、その時々によって、通勤ラッシュは当然、中が人の体温で暑くなっていますから、恐らくオフィスの気温よりも何度か高いでしょう。ですから、家から出たときに直前に何か着て、駅に着いたら少し面倒ですけれども脱ぐとか、女性だったらショールを取るとかして、またかばんに入れてという、そういう臨機応変性で対応していくのではないですか。いずれにしても、ウォームビズというのはさっき言ったように、いろいろやってみて変えるべきところがあればウォームビズパート2、パート3みたいな形でいろいろな方々の、国民の皆様の知恵などもいただきながらやればいいのではないかと思います。要は、自分でいろいろ試行錯誤してそれを習慣化するということで、それによって少しでもエネルギーの消費を削減していって地球温暖化防止に少しでも貢献できればというふうに思います。

(記者)毎日新聞の五十嵐と申します。よろしくお願いします。話題変わりまして、少しプラスチックのほうで見解伺えればと思うのですけれども、プラスチック資源循環戦略の素案も出ましたが、素案の中で、いわゆる熱回収について環境NGOの間から、これは最後の手段にするべきではないか、燃やすことでCO2を排出するという面もあって、なかなか欧米でその熱回収するということをリサイクル処分として認めていないのではないかという趣旨の意見もあるようですけれども。城内さん御自身も外交官を含めて海外経験も豊富なので、特にドイツ始め、欧州と日本のプラスチックの処理の仕方は多分大きく違うというのは御存じだと思うのですけれども、それを踏まえまして、いわゆる日本でやっている熱回収というのは海外でどういうふうに捉えられているのかというところも含めて、少し御見解があればお伺いしたいです。
(副大臣)わかりました。実はこの分野はどちらかというとあきもと副大臣の担当なのですが、御指摘のように廃プラスチックを循環型ではなくて、燃やして熱回収するという場合、それによって当然、二酸化炭素が出るわけです。そこは欧州が、Decarbonization・脱炭素化の取組を非常に重視している、それは日本だって重視しておりますけれども、それぞれのアプローチの違いではないかと思います。いずれにしましても、このプラスチックごみの排出の問題についてはしっかりと議論をして対応していかなければいけないなというふうに思っております。私個人的には、プラスチックを燃やす、そしてそれで熱回収するということも一つでやっておりますけれども、徐々にやはり、リサイクルに向けてかじを切っていく必要があるのではないかなというふうに考えております。
(記者)関連で。単純に伺いますけれども、特に欧州ですと、私の理解だと、プラスチックごみについても、燃やすということはしていないのかもしれないけれども、基本的には埋め立てというやり方が多分多いのではないかなと理解しているのですが、それは日本においては埋め立てでいいのかどうかというのは、多分、土地の制約などもあって、なかなか難しくて、今のような熱回収の方向に行くという方向になっていますが、それはどちらが良くてどちらが悪いのかというふうな、国際的な理解の問題という感じもするのですけれども、そこについてはどう思われますか。
(副大臣)熱回収した場合は当然、二酸化炭素の排出の問題が出てくるわけです。また、埋め立てというのは、これは法的な規制というのはないのですか。環境法令などはあまり関係ないですか。
(事務方)一般的には埋め立ては、外国でも日本でも、規制はあると思います。
(副大臣)規制はありますね。だから、御指摘どおり集めて燃やしてしまうというやり方は乱暴ではないかということですか。
(記者)いや、そこまでは私は思わなくて、その日本で燃やしているというやり方が、それは日本独自の事情があってやっているのですということを、ちゃんと国際的に理解が得られるのであれば、そういう努力をする必要もあるのかなというふうに個人的には思います。
(副大臣)申し訳ありませんけれども、その点については私、現状についての状況がわかっていないので、ちょっとまた調べてみます。御指摘のことはよくわかりました。だから、日本がもし独自にやって、それが正当化されるのであれば海外に理解を求めるべきではないかということと、御質問の論点としては、それがやはり国際標準で見ても理解が得られないのであれば、私は個人的にはできるだけリサイクルをして、熱回収する場合でも有効に、温水プールでもいいのですけれども、例えばそれを地域の熱として暖房にするとか、何かもう少し有効に活用できればいいかというふうに思います。実際そういう形でやっているところもあるようですけれども。御指摘のとおり、もう少しよく研究してみたいと思います。ありがとうございました。

(記者)時事通信の市原です。レジ袋の自粛を大臣名でするようにされてからまだ3日目ですけれども、副大臣自身の行動パターンとか買物パターンとか、何か変化はありますか。
(副大臣)私自身は、もう数年前から、例えばコンビニとかに行っても、プラスチックは、袋はいいですと言いますし、時々エコバッグなども使っていますので、それほど生活を改める必要はないのかなと思います。あと問題は、事務所のスタッフが実際どうなのかというのは一人一人聞いてみて、さっき言ったように強制というわけにはいかないけれども、こういう取組をやろうねということで進めていきたいと思います。昨日、久々に自民党の党本部の部会に行きましたら、アイスコーヒーが出てきたのですけれども、確かにストローがなくなっていて、昨日はかき混ぜる棒になっていました。そこで気がついたのは、シロップとミルクがあったのですけれども、これも何とかできないかと個人的に思いました。商業用のものを買ってきて、小分けにして、瓶か何かに入れて、その瓶をミルクみたいなものとシロップみたいなものを2種類、ぽんぽんと置けばいいのではないかと個人的には思いましたけれども、別にまだ提案はしていません。いずれにしても、やはり身近なところから、自分の家庭生活を含め、職場を含めてこのプラスチック問題については取り組んでいくべきではないかというふうに強く感じた次第であります。

(記者)環境新聞の小峰です。片山さつき地方創生相、閣僚の中で女性1人だけですけれども、こういう女性の活躍の時代で1人、そしてかつ、また今、週刊誌、週刊文春や新潮の報道で、財務省時代の人脈を使って口きき騒動が出ている。そういう女性の活躍時代といいながら、片山さつきさん、そして、自民党では稲田朋美さんの日報問題の不手際、それから今は今井絵理子参院議員ですか。旧民主党でも蓮舫代表の二重国籍問題、山尾志桜里元政調会長の不倫疑惑、こういうというところで女性の活躍だと言いながら、自ら女性が疑わしい行動をしているということに対して、城内さんはどういうに考えますか。
(副大臣)これはあくまでも週刊誌の記事等ですので、そういった事実関係について私自身はコメントをする立場にあまりありませんし、そういったことについては、それぞれ御本人がしっかりと説明をして疑念を払拭するべき問題であると思いますが、そういった週刊誌に女性の、そういった閣僚や党の幹部の方が何かスキャンダルめいた記事があったからといって、私はやはり、これからは女性の活躍する場をもっと増やしてほしいと思います。いずれにしても、私は事実関係について承知しておりませんし、先ほど言いましたように御自身の口から説明を果たしていくことが大事だと思いますし、そういったいろいろな週刊誌に書かれているからといって女性の活躍の場を減らすとか、登用を避けるべきだというふうに私は思っておりません。環境省に来てびっくりしたのは、ブリーフにいろいろな方が来られますけれども、時には半分、大体4分の1から3分の1は女性の方です。私は外務省におりましたけれども、外務省は他省庁よりも女性の割合が多いのかとずっと思っていたのですが、実際は計算してみたらそんなことはなかったというかもしれませんけれども、環境省のほうが多いような気がします。いずれにしても、環境省は非常に女性を登用している、しっかりした官庁だという印象を受けましたし、そういった形で国会でも、こういった省庁、中央官庁でも、あるいは地方自治体、民間でも女性の方がしっかり私は活躍してほしいと思います。そういった週刊誌等については、こういう場でコメントをすることは避けたいと思います。いずれにしても、週刊誌の報道と女性の活躍問題とは、切り離して考えるべきではないのかと思います。