大臣談話・大臣記者会見要旨

関副大臣記者会見録(平成29年4月27日(木)15:31~ 15:35 於:合同庁舎5号館25階会見室)

1.発言要旨

(副大臣)私から一点報告をさせていただきます。イラン・イスラム共和国への出張についてのお知らせでございます。明日の4月28日(金)から5月1日(月)まで、イラン・イスラム共和国のエブテカール副大統領兼環境庁長官と二国間会談を行うとともに、協力覚書の署名式に出席するため、テヘランに行ってまいります。イラン環境庁とは、2度目の覚書の署名となりますので、新しい覚書に基づきまして、両省庁間の環境協力をより一層強化してまいりたいと思っております。

2.質疑応答

(問)TBS菅原です。イランとの環境分野でどういった協力を具体的にしていくのかということが何かありましたら教えてください。また、バイ会談などを含めて、どのような成果を期待していらっしゃるのかお聞かせてください。
(副大臣)今回、署名をします覚書の分野ですが、大気汚染対策ですとか、水質管理、気候変動、生物多様性保全、エコツーリズム、電子機器廃棄物、いわゆるE-waste等が含まれておりますので、これらの協力をしっかりと検討していこうということでございます。期待される成果ですが、今回の協力覚書を踏まえまして、今後、政策対話や、またセミナー等を行いまして、日本の政策や経験、環境技術等をしっかり共有・紹介していくとことによって、イラン環境庁の政策立案の能力・遂行能力のより一層の強化を図っていただきたいと思っております。またそれは日本の政策や環境技術導入の契機ともなりますし、この二国間で環境保全のウィンウィンの関係を構築していけるのではないかと、そのように考えております。

(問)朝日新聞の小坪です。バイ会談と覚書の署名というところがメーンだと思うのですが、他に何か見学されたりとか、現地での予定について差し支えない範囲で何かありましたら教えていただけますか。
(副大臣)私の所管の一つに、国立公園に外国から来ていただく方々を2020年までに倍増させて1,000万人に到達していこうといろいろなことをやっているのですが、そのような形の一環で、イランでのエコツーリズムをしているところを時間の許す限り、見てまいりたいと思っております。