中川大臣記者会見録(平成29年11月1日(火)9:18 ~9:27 於:総理官邸3階エントランスホール)

1.発言要旨

 私から、「日本の気候変動対策支援イニシアティブ2017」について、お知らせいたします。10月30日に、我が国の優れた技術・ノウハウを活用しつつ、途上国の政府、企業、自治体などが協働してイノベーションを創出する「コ・イノベーション」をキーワードに、我が国のビジョンと具体的な取組をまとめた「日本の気候変動対策支援イニシアティブ2017」を公表いたしました。COP23においても、本イニシアティブをしっかりと国際社会に発信してまいります。また、今後、政府として、本イニシアティブに基づき、企業や自治体等を始めとする国内外の幅広い主体と連携して、パリ協定の着実な実施を後押ししてまいります。

2.質疑応答

(問)テレビ朝日の古賀と申します。まず振り返りについて伺います。8月に就任されて、先ほど辞表を出されたと思いますけれども、2ヶ月あまりと短い期間でありますけれども、環境大臣としての振り返りといいますか所感をお願いします。
(答)8月3日に就任いたしまして約3ヶ月、思えばあっという間の3ヶ月でございました。最初に総理から、「閣僚全員が復興大臣であるとの認識の下に、復興の加速化に取り組んでほしい」と、こういう御指示を頂いて、私も福島の復興につきまして努力をしてまいりました。環境省が実施する中間貯蔵施設事業につきまして、10月28日から除染土壌の貯蔵を開始するということができました。これは大変良かったというふうに思っております。今後とも、安全を第一に、地元の御理解を得ながらこの汚染土壌の貯蔵という事業を進めてまいります。
 それから、水俣条約の第1回締約国会議が9月29日にございまして、国会の関係がございましたので、短い期間になりましたけれども、閣僚級会合に出席することができまして、水俣条約の下でグローバルな水銀対策をしっかりと進めていくという認識を世界各国の方々と共有できたと思っておりますし、また、日本としてもこの面でリーダーシップを発揮していきたいということを改めて決意をした次第でございます。
 それから、九州電力の玄海発電所を対象にいたしました、平成29年度の原子力総合防災訓練を9月3日と4日に実施したということがございます。当日3日の日に、急遽、政府として北朝鮮に係る事態への対応を優先するという観点から、官邸での訓練を一部変更したわけでございますけれども、そういった不測の緊急事態に対応するということも踏まえながらの総合防災訓練が実施をできたということで、しっかりと訓練を終えることができたというふうに思っております。そこで得られた教訓や課題をさらに踏まえて、より良き防災計画にしていかなければならないと思っております。
 それからヒアリ対策について、私も着任早々、大変重要な課題として取り組んでまいりました。中国からコンテナが運ばれてくるその中にヒアリが入っているというケースが多いわけでございまして、今、そのコンテナの中に、ベイト剤、殺虫餌を入れて運んで来る、その間にヒアリが殺されてしまうという、こういう形で無事に荷物が着くという、そういうことを実現するために、今、中国当局と外務省を通じてそのことについての相談をしておりますし、また、いろいろな、中国から日本に運ぶ業者の団体にも話をして、そういったことを実現していく段取りを今整えております。これからもヒアリ対策は非常に重要になってくると思いますので、私自身も日中韓の環境大臣会合で問題も提起させていただいて、事務的には協力していく体制も整っておりますので、更にその体制をしっかり進めてヒアリ対策に万全を期していきたいと。そんなようなことで、私自身3ヶ月の間でございましたけれども、様々な課題があって、一つ一つその課題を乗り越えていくために努力をしてきた、そういう期間だったと振り返っております。
(問)もう一問。今日から「ウォームビズ」が始まります。改めて意義を教えていただきたいのと、あと、今日も寒いのですけれども、大臣は何かそういった対策のようなものはとられておられますでしょうか。
(答)環境省では、毎年、冬の時季の地球温暖化対策の取組の一つであります、「ウォームビズ」の実践を広く呼び掛けております。「ウォームビズ」は、暖房時の室温を20℃を目安として快適に冬を過ごすという、暖房の適切な使用を呼び掛けるものでございます。本年度も、例年と同様に11月1日から3月31日までを実施期間といたしております。1枚多く服を羽織る、ひざ掛けを使うといった工夫をしていただきつつ、暖房時の室温を適切に管理していただきますよう、皆様方の幅広い御協力をお願いをしたいと思っております。私自身も保温性の高い下着を着るなどして、暖房の温度を極力低くしても快適に過ごせるように心がけております。

(以上)

ページ先頭へ