大臣談話・大臣記者会見要旨

山本大臣記者会見録(平成29年5月26日(金)9:12~9:15  於:環境省第1会議室)

1.発言要旨

 私の方から御報告することはございません。

2.質疑応答

(問)共同通信の深谷です。本日からG7サミットが始まりますけれども、大臣はこのG7サミットについてどのように期待されていますでしょうか。
(答)昨年、日本が議長国を務めたわけでございまして、G7伊勢志摩サミットは成功であったと評価をしております。この成果を引き継いで、イタリアが議長国としてサミットが開催されることを歓迎します。率直に申しまして、気候変動を含む国際的な重要議題について、各国それぞれのリーダーに率直に意見交換をしてもらいたいという期待を持っております。
(問)もう一点、アメリカが先日、来年度の予算教書で温暖化関係の研究費を削減したりですとか、緑の気候基金への拠出を止めると示しておりますけれども、それについて大臣はどのようにお考えでしょうか。
(答)今までも記者会見の場で申し上げてきたと思いますけれども、実際、予算教書が出てきて、具体的な数字が入っている、いわゆるEPAに対する大幅な削減等々を目の当たりにしまして、実際に出てきてみるとやはりショックが大きいことは否めません。そういう中で、まだまだ議会を通さなければいけないということも承知をいたしております。あまりに極端な数字が出てきておりますので、今後どういうふうになっていくのか、私としても注視していきたいと思いますし、日本のみならず世界的に今回の予算教書というのは、かなりインパクトを与えたと思っております。そういう意味において、先ほど言われたG7でアメリカ以外の様々なリーダーがそれを受けてお考えをお持ちだろうと思いますので、G7の場で活発な議論が展開をされることを期待したいと思っております。