大臣談話・大臣記者会見要旨

山本大臣記者会見録(平成29年1月31日(火)8:45~8:48  於:参議院議員食堂前廊下ぶら下がり)

1.発言要旨

 本日、私の方から発言はございません。

2.質疑応答

(問)フジテレビの加藤です。28日に鹿児島県の川内原発で訓練が行われまして、三反園知事が避難訓練の見直しについて言及されました。これについて大臣の所感をお願いします。
(答)28日にあった訓練の後、三反園知事の方から避難計画の改善をしたいというご発言があったことは承知いたしております。その上で私どもも支援と確認を継続して行いまして、今回の結果等を踏まえて一層の充実強化を図っていきたいと思っております。鹿児島県とこれからも連携を密にしながら改善の方向に行きたいと思っております。

(問)朝日新聞の小堀です。環境省が初めて外国産のクワガタムシを特定外来生物に指定する方針ですけれども、ペットとして人気の外国産のカブトムシやクワガタムシが指定されれば初めてということになりますが、このことについての意義を改めて伺いします。
(答)昨日、実は私も詳しい説明を事務方から聞いたのですけども、クワガタは大体100種類ぐらい海外から入ってきているらしいのです。国内のクワガタ等々に影響を与えそうな10種について検討しているということを聞いております。
(問)10種ということですけれども、既に国内の野外で見つかっている外国産のカブトムシやクワガタムシで、日本の在来種と交雑して雑種をつくっていったり、生態系に影響が出ているようなものも見つかっているのですが、今回そういうものではない種を指定しようとしているのでしょうか。
(答)今回、指定を検討しているものはマルバネクワガタ類という種で、国内に生息する種の一部については、昨年、種の保存法に基づいて国内希少野生動植物種に指定して、保全を図ることとしているところですけれども、外来マルバネクワガタ類は、それら希少な我が国のマルバネクワガタ類と交雑することができるため、自然環境中に放されることは脅威となるおそれが高いので、輸入量に関わらず、指定を優先的に検討すべきとの専門家の意見を元に検討を進めているところでございます。