大臣談話・大臣記者会見要旨

山本大臣記者会見録(平成28年11月1日(火)9:20~9:27  於:環境省第1会議室)

1.発言要旨

 私の方からは、今日からウォームビズが始まりましたので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 クールビズと違いまして、今回のウォームビズは、試練の方が多いのではないかと思っておりますが、皆様方の部屋はどうか分かりませんが、大臣室は広くて相当過酷な環境下になるだろうと覚悟はいたしておりますけれども、そういうウォームビズでございますけれども、是非国民の皆様方にもご協力をお願いしたいと思いでございます。よろしくお願い申し上げます。

2.質疑応答

(問)幹事社の日本テレビです。パリ協定の発効が4日になってますけれども、国会の見通しをまずお聞かせください。
(答)正直申し上げて、先週金曜日から衆議院で審議が始まったところでございまして、協定の審議を少しでも早く進めるという思いは与野党共に強いだろうとは思っておりますが、他の案件もあったりして国会日程の見通しが立たないというのが正直な気持ちでございます。外務委員会のお経読みが終わったという段階ですけれども、この後どうなっていくのか判断つかないという状況でございます。
(問)栃木県での指定廃棄物の問題で、先週塩谷町の皆様が環境省にいらっしゃって申し入れをしたと、内容が環境省の方で個別に町の一人一人のお宅を回って理解を得るべく説明をしていることについて、そういうことをやめて欲しいという申し入れがあったと聞いていますけれども、環境省かねてより地元の理解を得てこの話を進めていくと聞いてますけれども、どういう形で塩谷町に対してどのように理解を得る活動をしているのか、今後どのような形で塩谷町とコミュニケーションをして理解を得るような努力をしていくのでしょうか。
(答)今、後段のところにございました塩谷町の皆さん方にご理解をいただきたいと、そしてそういう対話というか、そういう場を設けていただきたいという気持ちでのある意味でのポスティングであったんだろうと思うのですけども、抗議をいただきました。抗議をいただきましたこと自体は重く我々は受け止めていきたいと思っておりますし、今後も住民の皆さん方の気持ちを配慮しつつ、やっぱりこのポスティング作業は進めさせていただきたいと。そして、少しでも説明会が早く開催できるように努力を今後も続けていきたいと思っております。

(問)共同通信の津川です。ウォームビズについてお聞きします。大臣、先ほど大臣室は過酷な環境と言いましたけれども、大臣自身どういったことでウォームビズについて取り組みたいか、何かお話があればお願いいしたます。
(答)正直なことを言って、クールビズは非常に楽をさせていただいたのですけども、役所の説明を聞いたら環境省は19℃に設定をすると聞いています。冬場の19度というのは今まであまり経験したことがないので、どうしようかなと思っていますけども、私はどちらかというと冬場の方が強いので、選挙をやっても夏の選挙よりは冬の選挙を歓迎する方なので、何とか乗り切れるかなという思いは持っていますが、初めての経験なので自分自身どうなるか分かりません。

(問)テレビ朝日の吉野です。栃木県塩谷町の指定廃の問題ですけども、他県を見回しても、1箇所に処分場を作って何とかしようという流れがだんだん過ぎ去っている中、どちらかというと栃木、自民党県連等はまだ1箇所集中にこだわっているのかなという感じがするのですが、大臣は現状を他県と比較してどのようにお考えですか。
(答)それぞれの県において、それぞれの考え方が出てきているということは承知をいたしています。それがどういう形になって集約されていくのかということも、これからの推移を見なければいけない。ただ、私の個人的な感覚ですけども、どこか1県うまく、成功例といいますか、そういうのができてくると意外と加速度的に事が進んでいくのかなという気はいたしております。
(問)最後にしますが、成功例としてある程度期待される県としては、宮城県、今度3日にまた会議があるようですけれども、そういうところもあると思いますが、宮城の現状の動き等々についてはどのようにお考えですか。
(答)吉野さんの方が詳しいと思いますけれども、どこかということはなかなか、それぞれの県によって考え方がどうやら違うようでございまして、宮城県が全て先行しているかというとそうでもないという気がいたしておりますので、とにかくいろいろな県がそれぞれのお考えで、今、作業を進めていらっしゃいますので、その推移を見守っていきたいなと思っております。
(問)ありがとうございました。