大臣談話・大臣記者会見要旨

丸川大臣記者会見録(平成28年2月23日(火)9:29 ~9:32 於:環境省第1会議室)

1.発言要旨

 今日の閣議に関して環境省としての発言は、特にございません。

2.質疑応答

(問)共同通信の阿部です。中間貯蔵施設について2点お伺いします。先週の金曜日に井上副大臣が、大熊町・双葉町の両町全員協議会に説明に行かれました。その反応や結果はどのようにお聞きになっていますでしょうか。
(答)先週の金曜日に、井上副大臣に大熊町と双葉町の全員協議会に出席していただきました。平成28年度を中心とした中間貯蔵施設事業の方針について、ご説明申し上げました。これらの方針について、大熊町からは、概ねご理解いただいたという認識の一方で、双葉町からは様々なご意見をいただいたと報告を受けています。今後も、県や両町とよく相談して、ご理解をいただくよう努力をしながら、来年度から本格的な施設の整備に着手をして、段階的な本格輸送を開始していくとの方針の下、事業を進めてまいりたいと考えています。
(問)その中でも、12日時点で地権者との交渉で契約に至ったのが50人というお話がありました。省として全力を挙げてとおっしゃってはいますけれども、なかなか数には反映されないような実感でありますけれども、この先の見通しについて、どのようにお考えでしょうか。
(答)「加速化プラン」で物件調書ができた段階で、個別にご訪問をして、まずご説明をさせていただくという作業を進めています。これは、昨年9月までに物件調査を終えた方に関しては、約360人の方々にご説明させていただきました。まずこれをきちんと進めていって、環境省として地権者の方々にきちんと接触をするということを重ねる中で、信頼をもう一度取り戻していきたいと考えております。
(問)井上副大臣が、来月までに数年間の見通しを盛り込んだ工程表を発表する、というお話をされていましたけれども、その中には地権者との交渉はどのように盛り込む方針なのでしょうか。
(答)この点について、今、省の中で議論させていただいておりまして、それをどのような形で、様々な想定が考えられるものをどのような形で盛り込んでいくかという議論をしている最中です。