大臣談話・大臣記者会見要旨

北村副大臣記者会見録(平成27年8月20日(木)11:00 ~11:02  於:合同庁舎5号館25階会見室)

質疑応答

(問)幹事の毎日新聞の渡邉です。今月末の31日からCOP21に向けた特別作業部会が始まる予定ですけれども、年末のパリまではもう3ヶ月程度というところで、議論の積み残しの部分も多いわけですけれども、どのような議論の進展を期待されておりますか。
(副大臣)今回の会合では、7月に出された共同議長の提案も踏まえて議論が進められる予定です。今お話のように、年末に開催されるCOP21までに残された公式な交渉会合では、今回の会合を含めてあと2回となっています。少しでも効率的、建設的な議論を行い、各国間の意見の隔たりがある論点を出来るだけ絞り込むとともに、合意に向けた着地点を模索していくことを期待します。我が国としては、全ての国が参加する公平かつ実行的な枠組みに向け、引き続き積極的に議論に貢献していきたいと考えております。

(問)日本としてはよく言われる、京都議定書をまとめた国として議論のリーダーシップを期待する声もあるわけですけれども、今おっしゃる貢献というのはどのようなところで貢献していきたいというのがありましたら教えてください。
(副大臣)我が国の主張は主張ですけれども、我が国の意見だけが実現できるわけではありませんので、あくまでも合意をすると。全ての国が参加して実効的な枠組み作りですから大変困難な問題もありますが、そういう取りまとめをしていく上で貢献をしていきたい、役割を果たしていきたいということだと思います。