望月大臣記者会見録(平成27年6月26日(金)9:03 ~ 9:19 於:環境省第1会議室)

1.発言要旨

 昨日、塩谷町、塩谷町議会及び塩谷町の住民の皆様に対して、御説明させていただくことについて、私名義の文書を持って、環境省の参事官が塩谷町を訪問し、改めて申し入れさせていただきました。また、その際、6月8日付けで塩谷町の見形町長からいただいた「放射性物質汚染対処特措法施行状況検討会への要望と環境大臣等の発言に対する抗議」に対する回答をお渡しするとともに、環境省の考え方について御説明させていただきましたので、併せて、御報告いたします。

2.質疑応答

(問)産経新聞の緒方と申します。今、冒頭にも発言があった塩谷町についてなのですが、22日に栃木県の自民党、公明党の県本部のほうから、それぞれ要望があったかと思うのですが、早急な対応を取るということですが、改めてこれに対する受けとめと対応をお聞かせ下さい。
(答)22日月曜日に、自民党県連と公明党県本部の県議会議員の先生方にこちらにいらしていただき、様々なご意見をいただきました。私としましても、県議会議員の皆様はそれぞれ県の代表でありますので、重く受け止めさせていただいたところであります。それから環境省といたしましては、地元の皆様のご理解が得られるように、引き続き丁寧に説明することが重要であると考えております。そのため説明会の開催について改めて申し入れをさせていただきました。今後とも、皆様のご意見もいただき、我々も丁寧かつ積極的な対応に引き続き努めてまいりたいと思っております。併せて、指定廃棄物の一時保管につきましても、環境省職員による保管状況の更なる確認や、保管者の方々からの相談に乗るなど、様々な支援を行ってまいりたいと思っております。

(問)日本テレビの杜です。今の塩谷町に関連してなのですが、先方に説明会の開催を申し入れたということなのですが、先方の反応はどういったものだったのかということが1点と、塩谷町はずっと県内処分自体に反対している状況があるなかで、環境省としては各県処分をするという方針をそのまま継続するということですけれども、丁寧な説明というのはその通りだと思うのですが、どういう形で理解を求めていこうとお考えになっているのか、改めてお聞かせ下さい。
(答)今までも丁寧な説明をさせていただいてきたわけでございますけれども、やはりそれぞれ地元の皆様の様々な考えがございます。地元で反対を唱える方もいらっしゃいますし、先日来ていただいた県議会の皆様からございましたように、あちらこちらに散らばっていることは県にとって良くないので、一日も早く解消しなければいけないし、保管している方々も心配をしているので、積極的に進めなさいという意見もございます。これは両方とも地域のことを心配してのことだと思います。6月8日の文書のような要望等をいただくということは、それだけ塩谷町の皆様に心配や不安をおかけしているということでございますので、職員が丁寧に、またある意味では積極的に出向くなど、そういった説明の段階に来ていると思っております。ですから昨日も、役場まで文書を持って行って直接環境省の職員が手渡すということで、徐々にですがそういったことが進みつつあるなと、これが一気に今日明日変わってしまうというものでもございませんが、御理解いただきつつするところもございますので、これを更に深めていきたいと思っております。
(事務方)先ほど大臣からありましたように、昨日、環境省の参事官が塩谷町に伺わせていただいております。その際に、塩谷町の処分場対策班の職員の方に御対応いただいたのですが、先方の意思表示というよりも、こちらから持参した文書について御説明させていただいた、という経緯でございます。

(問)テレビ朝日の吉野です。地元が不安に思っているのは、私たちも取材をしていてよく知っているのですけれども、県は国任せ、そして国は交渉に行き詰まっているという状況の中で、でも一番重要なのは、一時保管百何十カ所、ここを補強していくことが一番重要なのではないかと、将来的に一カ所に集めるということを考えていることは結構なのですが、しかし今まさに県知事などもよく言ってますが、竜巻があったり台風が来たり、水害があったりという時に、これをどうするんだという話は今のところの補強なのではないかと思うのですが、これについてはどのようにお考えでしょうか。
(答)この問題につきましては、我々も充分にそういったことを考えて、現在いろいろな所に置いてあるわけでございますけれども、一日も早く県内一カ所に集めて目が行き届くように、そして堅固な設備を造ったりすることにより、より安全かつ目が行き届くようにしたいということで、お願いしているわけでございます。我々も、様々な努力を無しにはできませんので、そういった住民の理解を得られるよう努力しているところでございます。ただそういった中でもフレキシブルコンテナは大丈夫かとか、野ざらしになっているのではないか、といった心配の声もございますので、職員が現地確認をしてそういった物の確認をするとか、地域の皆様にもお願いをして、是非そのような心配・御意見がある際や、あそこがおかしいということがございましたら、こちらに御連絡いただければ、即対応できるように、より注意をしているということでございます。全てを県内一カ所に集めるということが我々が一日も早くしたいということでございますけれども、今の御指摘のようにそれまでの間もしっかりと対応するということが大切でございますので、これを更に進めていきたいと思っております。

(問)共同通信の高田です。最近の安全保障法案の国会の動きで二点お伺いします。自民党の若手議員に勉強会で出席した議員から最近のマスコミ報道に関して、マスコミを懲らしめるには広告料収入を無くせばいいとか、講師で招かれた方は沖縄の2つの新聞は潰さなければいけないという発言が出たのですけれども、その点について閣僚としての見解をお伺いしたいのですが。
(答)今初めて聞いた話で、事実関係を聞いてみなければ発言は出来ませんけれども、沖縄の防衛の問題であるとか、総理大臣、官房長官などそれぞれの考え方をもって進めておりますので、それに御協力をしていくという形になると思います。今の発言の内容については存じ上げておりませんので、軽々な発言はここでは出来ません。申し訳ございません。

(問)関連してもう一点あるのですが、国会の大幅な会期延長が決まりました。安全保障法案の成立を目指すというのが一番の目的であると思うのですが、会期延長が決定して党内からもごり押しではないのかという批判の声も多少は出ていると思いますけれども、その点についてはどのようにお考えですか。
(答)環境省の委員会において時間をいただいて、粛々と国民のための環境行政が行き届くように議論を深めていく時間をいただいたということで、今までと変わらずしっかりと審議をしていきたいと思います。

(問)上毛新聞の石倉と申します。群馬県の指定廃棄物問題について伺います。一点目は群馬県内の市町村長会議は第2回目が2013年の7月に行われて、それ以来まる2年間会議が開かれない状況ですけれども、他県と比べて群馬県内では停滞しているのではないかという見方も一部であります。これについての受けとめをお願いします。もう一点は今後のスケジュール感について教えてください。
(答)群馬県では、これまで2回市町村長会議を開催いたしました。長期管理施設の設置について様々な御意見をいただいております。国と県で、県内の全35市町村を訪問して個別にそれぞれ意見交換を行いました。特に、一時保管場所がある7つの市と村につきましては、その御意向を十分踏まえながら協議を進める必要があり、現在、当該市村と県を交えて、意見交換を重ねているところです。スケジュール感に関しては、一度信頼関係が崩れると相当の時間がかかってしまいますので、基本的なことを丁寧にやっていき、今後とも、引き続き、関係する自治体と丁寧な意見交換を行いつつ、指定廃棄物の処理が進むよう努めてまいります。

(問)千葉日報です。千葉の指定廃棄物の関係でお伺いします。29日から順次説明会が始まると思うのですが、その点についての報道対応については改善してもらいたいのですが、どの方がどのような説明を行うのか大臣のお考えがあれば教えて下さい。
(事務方)実際に誰が説明するのかにつきましては最終的な詰めを行っておりますが、いずれにしても、技術的なことも含めて、たくさんのことを聞かれると思いますので、しっかりと答えられる体制で臨みたいと考えております。説明の内容につきましては、なぜ千葉市のその場所になったのかという選定の経緯についての御説明を考えております。その後に、長期管理施設の必要性や安全性といったところを丁寧に御説明申し上げたいと考えております。

(以上)

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