望月大臣記者会見録(平成26年9月19日(金)10:43 ~ 11:00  於:環境省第1会議室)

1.発言要旨

 今日の閣議では環境省に関する案件はございませんでした。御報告でありますけれども、9月20日から26日までの1週間は動物愛護週間でございます。この期間中には、全国各地で、動物の愛護と適正な管理に関する普及啓発を行うため、様々な行事が実施されます。環境省では、動物愛護管理法の趣旨等を普及啓発するために、「宣誓!無責任飼い主ゼロ宣言!!」をメインテーマとした、「動物愛護ふれあいフェスティバル」を、東京都、台東区、関係団体とともに、9月23日に上野恩賜公園、東京国立博物館において開催したいと思っております。多くの皆様に御参加いただけるよう、お知らせをさせていただきます。以上です。

2.質疑応答

(問)幹事社共同通信の角と申します。よろしくお願いします。幹事社から3点ほど御質問致します。1点は福島県の中間貯蔵施設についてです。昨日、中間貯蔵施設に運び込む汚染廃棄物の輸送方法についての検討会があって、基本計画案が示されました。ただ、事務方の説明によると、基本計画がこの後地元と調整して固まるのが10月になるであろうというお話しでした。基本計画は当初は、夏を目途に策定するという予定でしたけれども、1、2ヶ月ほど遅れていると思うのですが、これについて来年1月という政府の使用開始の目標について見直すお考えはあるのか無いのか教えて下さい。
(答)来年の1月搬入開始という問題につきましては、目標に向けてできる限り早く進めたいという気持ちは変わっておりません。これは再設定とするようなことは考えておりませんので、しっかりと来年の1月搬入に向けて最大限の努力をしていきたいなとこんなふうに思っております。
(問)関連してなのですけれども、政府はこれまで来年1月の施設利用開始とか搬入開始というような言い方をしていると思うのですけれども、定義を改めて御確認したいのですけれども、来年1月の時点において、例えばフレコンバッグを1個でも持ち込めば目標達成なのか、それともある程度施設の建設ができているとか、どういった状態をもって来年1月の目標が達成されたということになるのでしょうか。
(答)これは今、現場保管だけでも5万3千カ所くらいですか、あるいは仮置き場にも様々なたくさんのものが置いてあるわけでありまして、これを一気に全てをということは中々いきませんけれども、少なくとも我々は順次できる限りスピード感をもってこれを進めていきたいということであって、1月にどの程度とか、2月にどの程度というようなことでは、中々その量というものが今すぐここで数字を出せるというものではありませんけれども、少なくとも搬入開始は1月に進めていきたい。こういう決意を持って今進めているところであります。
(問)最後に1点。昨日原子力規制委員会のほうで島崎委員と大島委員が退任されました。こちらのほうにも御挨拶にいらっしゃったと思うのですけれども、これについて御所感ですとか、お二人にどのようなお話をされたのかということと、新たにまたお二人が入られますけれども、どのようなことを期待されるのかを教えて下さい。
(答)もう二人の方は立ち上げの時から本当に良く一生懸命にやっていただいて、最初、立ち上げの時は一番大変だったと思います。様々な面で御苦労があったと思います。それも三条委員会でありますから、中立性・独立性を持った機関でございます、そういう中で大変御苦労いただいたと、そういうような言葉をかけさせていただきました。二人からは今後も非常に大切な問題が山積していると思いますので、是非今後もしっかりとサポートをしていただきたいというお話はございました。そして、今後の皆さんにつきましては、やはりそれぞれの専門分野で素晴らしい人材というような形でございまして、退任された方と同じようにしっかりとその部署で知見を述べていただける人材だということを我々は思っておりまして、そういう意味では引き続き大変重要な三条委員会でありますので、我々としてはしっかりとサポートをさせていただきたい、こんなふうに思っております。

(問)NHKの大井と申します。2点お伺いします。中間貯蔵施設の関係で、昨日輸送の計画案が出まして積込場の確保については、福島の地元の一部の自治体から「また新たな負担が」という懸念の声も取材で聞かれているのですけれども、それに対して国としてどのように支援していく考えかということを改めてお伺いしたいというのが1点と、もう1点は指定廃棄物の関係で、今日、宮城の加美町で議会で最終処分場の建設に反対することを趣旨として盛り込んだ条例の採決が可決される見通しということですが、それについての御所見をお伺いしたいと思います。
(答)積込場がまず1つ目の質問でございますけれども、非常に各市町村からございましたように積込場の確保の負担というものが大変だというような話は我々も耳にしております。昨日もこの基本計画の案というものを提示させていただきましたので、各市町村にやはり丁寧に説明をしていきたいなと、また皆様のそういった御意見は様々あると思いますので、これもしっかりとお伺いをしていきたいと、このように思っております。今、積込場の話の中で、これは市町村が用意するということになっております。新たにということもなかなか全てがうまくいくわけではございません。もちろんそういう場所をお貸しいただければそういうことでやっていただけたらよろしいとは思いますけれども、既存の仮置き場の活用も可能であればそこを使わせていただくというようなことも考えておりまして、可能性を追求していきたいというふうに思っておりますし、地元の声をしっかり聞く中で地元の状況に応じて的確な輸送方法を関係機関と連携をしていきたいなと、こんなふうに思っております。
 今日、塩谷町で塩谷町高原山・尚仁沢湧水保全条例案というものが本日の午後に塩谷町議会で議論される予定であるというような話を聞いております。
条例についてはまだ町議会で議決されたということは聞いておりません。午後ということを聞いておりますので、どういう形になるのか、実際に決まっていくのか、修正されるのか、あるいはまたそうでない状況になるのか予測できませんので、コメントは控えさせていただきたいなと思います。

(問)朝日新聞の香取と申します。よろしくお願いします。就任会見の時にも伺ったのですが、改めてもう一度お伺いしたいのですが、2週間が就任されてから大臣補佐官の活用についての考え方について教えていただきたいのですけれども。あの時はどういう分野で専門家の方をどのように活かしていくかみたいなお話があったと思うのですが、今念頭に置いているような分野だとか、どういう専門家の方が良いとかというようなお考えはありますでしょうか。
(答)これは私自身、今のところは具体的に決まっているわけではありませんけれども、やはり専門家の方がいると良いかなというようなことを時々思い巡らせてはいます。ただ、環境省の職員それぞれ一生懸命働いていただいて様々な情報をいただいておりますので、今のところはまだこの方でこういう形でお願いしたいというところまでは決まってはおりません。ですから、一切使わない、お願いしないということではないし、また今すぐお願いをしたいというような形のところまできておりません。まだ2週間くらいでございますので、実際に我々のところでそういう補佐をしていただけるような方が必要となったら是非お願いはしたいと思っておりますけれども、まだそこまで思い立っていないというのが現実であります。
(問)今のところは念頭にあるのは政治家の方ではなくて、研究者なり学識経験者なりそういう方というイメージでよろしいでしょうか。
(答)そこもまだ、何人もいるというわけではありませんので、やはり総合的に考えてこれからのやり方についてお願いをしたいなということで、一般的には学者の方やそういうような知見をたくさん持っているような方が良いのかなというふうには考えておりますけれども、政治家の方でもそういう専門的な方もいらっしゃるわけでありまして、政治を辞めて大学の教授になっている方や様々な方がいらっしゃいますので、まだもう少し幅広く検討させていただいて、どうするかということに結論づけていきたいなと、このように思っております。

(問)共同通信の川口と申します。よろしくお願いいたします。来週大臣は国連の気候変動サミットにいかれますけども改めて意気込みと、以前もお伺いをしましたけれども、各国準備のできる国は来年3月までに排出の削減目標案を出すというようになっていまして、このサミットの場でもそのような意見が首脳から相次いで出されることが予想されるのですけれども、日本はまだそのような状況ではないということに対しての認識とどうしていくべきか、どうしていきたいかというところを改めてお願いいたします。
(答)様々な災害や、前に話したかもしれませんけれども、集中豪雨とか異常気象とか竜巻とかそういうものをみると地球温暖化等も決して関係がないとは言えないなというようなお話も様々な方から聞いております。全てがそうであるかどうかということはなかなか難しい問題でありますけれども、そういうことを考えますとやはり我々は地球温暖化対策に環境省としても、これは総理からも指示をいただいているところでありますけれども、これは大変重要な施策のうちの1つであると我々は認識しております。もちろん京都議定書という中で京都で私達の国が先頭に立って数値目標をつくったということ、そういうものがずっと続いておりますし、COP21で2020年以降のことをしっかり決めていこうという世界の動きの中で我々が取り残されることがないようにやっていきたいなと思っております。ただそれは環境省だけの問題ではありません。日本の国の経済あるいは生活、環境問題と様々な問題が結びついておりますので、やはりそれぞれの各機関と整合性をとってバランスの良いものをつくっていきたい、しかし世界の国々から遅れをとらないようなことをやっていきたいと思います。まだ具体的にはアメリカ、中国、ヨーロッパそれぞれまだそういった連絡をなかなか取り合っておりませんので、意欲的なところもあればそうでないところもございますので、今度のニューヨークでは様々な国といろいろと話し合いをさせていただきたいなと思っております。それがまた今後の我々のするべきチャンスをつくることができるのかなと思っております。

(以上)

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