石原大臣記者会見録（平成26年1月31日（金）8:41～8:44 　於：（衆）本会議場議食側廊下ぶら下がり）

１．発言要旨

おはようございます。早いもので1月も今日で最後です。今日の閣議では、特段当省に関係する案件はありませんでした。私から1点、皆様の気になる情報を報告します。スギ・ヒノキ花粉の飛散予測についてですが、花粉の飛散量は、ほとんどの地域で、特に多かった昨シーズンと比べても、また例年ベースと比べても、少なくなると予測されています。とはいえ、これから暖かい日等もあります。早めに飛散することも予測されますので、花粉症対策をしっかりとっていただきたいと思います。花粉症の予防には、花粉へのばく露を避けることが最も重要です。事前にマスク、メガネ等を着用するとともに、室内に入る時にはブラシで落としたり、掃除機で吸うなどが重要です。2月3日からは、スギ・ヒノキの花粉の飛散状況を花粉観測システム、｢はなこさん｣という名前ですが、それによりリアルタイムで情報を提供します。例年通り2月の中旬くらいから飛散が多くなるのではないかと予測しています。私からは以上です。

２．質疑応答

（問）代表カメラ、テレビ朝日です。まず、花粉に関してですが、大臣も含めまして花粉症で悩まされている方には、これは朗報と受け止めてよろしいですか。
（答）飛散量が少なくても、やはり吸い込むと症状が出ますので、私も含めて多くの花粉症の皆さんには事前の予防等に十分御留意いただきたいと思います。
（問）もう1点、アメリカのオバマ大統領が一般教書演説の中で今年も気候変動に関して様々に触れていますが、お聞きになっての感想がありましたらお願いします。
（答）昨年はかなりclimate changeの部分が大きくて、すごくインパクトがありました。今回の一般教書もじっくり読みますと、Climate change is the factと、間違いなく事実だと断言しきっていますよね。それは非常に将来世代のために素晴らしいことですし、我が国はこれまで省エネ・再エネを進めてきましたし、これはどんな状況であろうとも私たちはこれからもしっかりと進めていかなければならないという意味では力強かったと思います。これは余談ですが、若干手前味噌だと思ったことは、一番減らしたのは一番出していたからかなという印象を持った演説でした。