大臣談話・大臣記者会見要旨

田中副大臣・秋野大臣政務官記者会見録(平成25年4月24日(水)10:53 ~ 10:59  於:合同庁舎5号館25階会見室)

1.質疑応答

(問)幹事社・朝日新聞の小林です。昨日、大熊町で中間貯蔵施設の現地調査が始まったのですけれど、これについて受け止めと、これからどうやって本格的な建設につなげていくかというのを、お聞かせください。
(答)昨日、大熊町で現地調査を行わせていただきました。職員と業者の方々と一緒に現地に入りまして、周辺の地質の分布調査を行わせていただいたところであります。第一歩を記すことができましたので、引き続き、町とよく相談をさせていただきながら、一日も早く進めることができるように取り組んでまいりたいと思います。

(問)石炭火力と環境アセスの問題ですけれど、早ければ今月中を目途に検討、経産省のほうと協議しているのだと思うのですが、協議の進捗状況など、あと現在の状況を教えていただければと思います。
(答)茂木大臣が発言をされたということで、報道が結構出ておりますけれども、私どもは詳細については、この部分については把握しておりません。前からお話ししておりますように、経済産業省と局長級会議をずっと進めておりまして、できる限り早く成案を得たいと、このようなことで、鋭意、検討努力をしているところでございます。具体になりましたらまたお話をさせていただきたいと思っております。
(問)目途はどうなのでしょう。月内には動きがあるということでしょうか。
(答)もちろん、政府全体で考えれば一定の結論を早く出さなければいけないのだろうと思うのですけれども、やはり、いくつかきちんとしておかなければいけない部分もございますので、なるべく早くという印象でお話をさせていただいております。

(問)あと1点。北九州で予定されている日中韓の環境大臣会合ですけれど、この間、尖閣の問題以外にも、靖国の参拝などもあって、韓国の外相が来なくなったのでしょうかね。こちらのほうに影響が出る可能性というのは、どう御覧になっていらっしゃいますか。
(答)外交上のことですから明確ではないのですけれど、やはり我々環境省としては、課題を三カ国できちんと相談をさせていただきたい。それはそれだけの意義があると思っておりますので、期待をしているところなのですけれど、外交上のこの流れはちょっと見通しが立たないということも含めて、我々も非常に強い関心を寄せているところです。
(問)今日の時点で、韓国、中国の環境大臣が来る、来ないというのは確定はしていないということでしょうか。
(答)明確ではありません。

(問)朝日新聞の神田ですけれども、水俣病の関係なのですけれども、総合的な判断の具体化というものが、大臣から指示が出たかと思うのですが、それはどのようになっているのか教えてください。
(答)大臣から、多角的、総合的な見地からの検討の在り方の具体化を急ぐようにということでございましたので、この点については、事務方で今、検討していると、このようになっておりますので、私もそのように承知しております。また何かあれば、お話させていただきたいと思っています。

(問)5月1日の水俣での慰霊式なのですが、そこではどういうような、環境省が、例えば原告側との面談とか。どのような感じでしょうか。
(事務方)大臣の御日程も含めて調整中ですので、まだそういう段階です。