大気環境・自動車対策
揮発性有機化合物(VOC)排出抑制対策検討会洗浄小委員会(第5回)議事要旨
日時
平成17年2月2日(水)13:30~14:50
場所
経済産業省別館 1028会議室
議題
- (1)報告書とりまとめ
- (2)その他
議事
- 事務局より洗浄小委員会報告書(案)について説明があり、討議が行われ、報告書がとりまとめられた。主な意見は次の通り。
- 潜在的VOC年間排出量50トン以上の施設数と洗浄剤が空気に接する面の面積が5㎡以上の施設数とには乖離がみられ、本来法規制の必要ない多くの施設が規制の対象となってしまうという問題があるので、この旨を報告書に記載するとともに、排出抑制専門委員会で他の施設類型を含め横断的に確認・判断することが必要との意見があった。
- これに対し、他の多くの委員から乖離の事実関係は報告書に記載すべきだが、一定の割り切りを行ったもので、問題はないとの意見が述べられた。また、専門委員会で検討すべきとの意見については、小委員長が専門委員会で紹介することとなった。
- 潜在的排出量50トンに相当する液面面積を試算するための理論計算は、あくまで参考として行ったものであり、その旨を記述すべきである。
- 洗浄剤としてVOCを使っていない施設は、対象施設から除かれる旨を明記すべきではないか。
- 対象施設については、常識的な運用となるよう、今後自治体に十分説明していきたい。
- 複数の施設から1つの排出口に集合して排気している場合の測定方法について等、運用についてのガイドラインが欲しい。
- 複数の施設から1つの排出口に集合して排気している場合の測定方法については、現在のばい煙発生施設の運用と同じであり、様々な形で周知徹底していきたい。
本件に対する問い合わせ先
環境省環境管理局大気環境課 03-5521-8294
配付資料
- 資料1-1
- 揮発性有機化合物(VOC)排出抑制対策検討会洗浄小委員会委員名簿 [PDF 10KB]
- 資料1-2
- 揮発性有機化合物(VOC)排出抑制対策検討会洗浄小委員会(第4回)議事要旨(案)(委員限り)
- 資料2
- 揮発性有機化合物(VOC)排出抑制対策検討会洗浄小委員会報告書(案) [PDF 32KB]