大気環境・自動車対策

揮発性有機化合物(VOC)排出抑制対策検討会印刷小委員会(第4回)議事要旨

日時

平成17年1月17日(月)9:30〜12:30

場所

経済産業省別館 944号会議室

議題

  1.  (1)印刷施設における揮発性有機化合物の排出抑制について
  2.  (2)その他

議事

  • 事務局より第2回揮発性有機化合物排出抑制専門委員会の審議結果について説明があり、委員の間で討議が行われた。主な意見は次の通り。
    • 潜在排出量ではなく、実排出量でみるべき。業界ではこれまでに自主的取組を行って削減してきている。排出の少ないところを規制するのは不合理。
    • 専門委員会で、公平性の観点から潜在的VOC排出量の考え方になった。業種毎に見ると規制対象の割合は異なるがやむを得ない。
  • 事務局より印刷に係る規制対象施設案について説明があり、委員の間で討議が行われた。主な意見は次の通り。
    • 出版グラビア印刷、オフセット輪転印刷は既に処理装置を設置しているため、規制対象から外すべき。
    • 対策装置をつけていれば、測定等は除外するべき。
    • 対策しているものでもその実態を把握する必要がある。
    • 対策の手法によっては、削減量や処理効率も違うし、メンテナンスも必要なので測定はするべき。
    • 処理装置が有効に働いていないものがあるかもしれないが重箱の隅をつつく話ではないか。
    • 大気汚染防止法はそもそもリスクのあるものは維持管理をして欲しいという安全装置的な仕組みである。
    • オフセット印刷の書き方に注意して欲しい。
    • 業界内で4割が規制対象なる毎時35,000立米がいいのではないか。
  • 事務局より印刷に係る規制対象施設の排出基準値案について説明があり、委員の間で討議が行われた。主な意見は次の通り。
    • オフセット輪転印刷は悪臭防止法に基づいて測定をしているので測定の際には二重の負担とならないよう配慮して欲しい。
    • 排出濃度が2,300ppmCの場合、60〜70%処理すると930ppmCとなるため、基準値は1,000ppmCとすべき。
    • 酢酸エチルでの排出濃度が1,500〜2,000ppmC以下になると助燃剤が必要になる。400ppmCは厳しい。
    • 接着と違い印刷は濃度変動が大きいので400ppmCではクリアできない場合があることに留意すべき。
    • 業界のモチベーションを下げるような規制にはしないで欲しい。
    • 印刷と接着が一体型の施設があるため、接着と同じ基準値でいいのではないか。
    • EUは180ppmC程度であることを考えると400ppmCでも甘いのではないか。
    • BATはトップランナーではないと言ってきたが、ラストランナーでもない。一番対策ができていない人に合わせる訳ではない。統計的に10%値をとるのは妥当ではないか。
    • 実測データをみると基準値が400ppmCでもまだゆとりがあるのではないか。オフセットは200ppmCでも大丈夫ではないか。
    • トルエンの作業環境で350ppmCなのに200ppmCとはおかしい。
    • 処理装置を設置しているかどうかで基準値を分けるのは難しい。
  • 事務局より経過措置等について説明があり、委員の間で討議が行われた。主な意見は次の通り。
    • 効率の良い処理装置をつくるにはグラビア印刷に熟知したメーカーがよいが時間がかかる。
    • 装置の設計に時間がかかることに留意すべき。
    • 希釈については意図的にやることはない。
    • 排気を多くすると室内が負圧になり異物の混入などがあるので希釈に言及する必要はない。
  • 規制対象施設の規模、濃度基準、経過措置については、もう一度議論を行うこととなった。

本件に対する問い合わせ先

環境省環境管理局大気環境課 03−5521−8294

配付資料

資料1−1
揮発性有機化合物(VOC)排出抑制対策検討会印刷小委員会委員名簿 [PDF 13KB]
資料1−2
揮発性有機化合物(VOC)排出抑制対策検討会印刷小委員会(第3回)議事要旨(案)(委員限り)
資料2
第2回揮発性有機化合物排出抑制専門委員会審議結果(横断的事項について) [PDF 22KB]
資料3−1
印刷に係る規制対象施設施設の裾切り指標及び数値(案) [PDF 35KB]
資料3−2
印刷に係る規制対象施設の施設の排出基準値(案) [PDF 21KB]
資料3−3
経過措置等について [PDF 9KB]

参考資料

参考資料1
裾切り数値の検討のための業界団体提出データ(総括資料) [PDF 59KB]
参考資料2
環境省VOC排出濃度実測調査結果 [PDF 36KB]
参考資料3
特定の活動及び設備における有機溶剤の使用によるVOC放出の抑制のための理事会指令(EU)における放出限界値(排出濃度基準) [PDF 13KB]
参考資料4
水素炎イオン化形VOC分析計(FID)の規格(案)(第3回揮発性有機化合物測定方法専門委員会配付資料) [PDF 20KB]
参考資料5
VOC触媒酸化―非分散形赤外線分析計(NDIR)の規格(案) (第3回揮発性有機化合物測定方法専門委員会配付資料) [PDF 16KB]

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