大気環境・自動車対策
排出ガス不正事案を受けたディーゼル乗用車等検査方法見直し検討会(第2回)議事要旨
1.日時
平成28年3月3日(木)16時00分~17時30分
2.場所
中央合同庁舎3号館11階 特別会議室
3.出席者
委員:大聖委員長、飯田委員、石井委員、草鹿委員、佐竹委員、塩路委員、土屋委員、山崎委員
国土交通省:和迩次長、西本環境政策課長、倉谷地球温暖化対策室長他
環境省:高橋水・大気環境局長、早水大臣官房審議官、田路環境管理技術室長他
4.議事
(1) 国内販売された車両における不正ソフトの有無の検証等について
1 対象車両及び検証方法について
2 排出ガス路上走行試験等結果取りまとめ(国産自動車)について
(2) 欧米における検査方法見直しの動向について
(3) 今後の検査方法見直しの方針について
5.議事要旨
会議は公開で行われた。議事(1)~(3)について事務局から説明を行い、国産メーカー4社の6台の自動車について、不正ソフトの存在が確認されなかったことが了承された。また、今後の検査方法見直しの方針に関し資料3-1、3-2の内容について審議が行われ、了承された。なお、主な意見等は以下のとおり。
議事(1) 国内販売された車両における不正ソフトの有無の検証等について
(2 排出ガス路上走行試験等結果取りまとめ(国産自動車)について)
- ディーゼル車の排出ガス対策では、EGR(排気ガス再循環装置)のデポジット抑制対策や酸化触媒のHCの凝集による白煙抑制対策が技術的な課題となっている。
議事(2) 欧米における検査方法見直しの動向について
- 日本にRDE(実路走行試験)規制を導入する場合は、低温時の試験条件等で排出ガス量が増加する場合の実路走行データをどのように扱うか等を検討すべき。