報道発表資料
国立環境研究所では、このほど以下の3編の報告書をとりまとめたので公表する。
(1)環境保全のためのバイオテクノロジーの活用とその環境影響評価に関する研究
(2)湿原の環境変動に伴う生物群集の変遷と生態系の安定化維持機構に関する研究
(3)都市型環境騒音・大気汚染による環境ストレスと健康影響に関する環境保健研究
これら3課題は、いずれも国立環境研究所の特別研究として行われたもので、(1)及び(2)は平成3~7年度、(3)は平成4~7年度にかけて実施された。
課題(1)では、水銀化合物還元酵素遺伝子(水銀分解遺伝子)が遺伝子組換え微生物検出のための良い指標になること、及びこの遺伝子を導入して水銀化合物の分解能を獲得した微生物が環境浄化に活用される可能性が示唆された。課題(2)では、湿原生態系を明らかにするための調査手法の開発や、周辺での開発等による水系及び湿原生態系の変遷等が検討された。課題(3)では、道路交通騒音による中高年女子での不眠症への影響についてほぼ定量的に整理された。
以上の報告書は、国立国会図書館等で閲覧できるほか、国立環境研究所環境情報センターで頒布している。
(1)環境保全のためのバイオテクノロジーの活用とその環境影響評価に関する研究
(2)湿原の環境変動に伴う生物群集の変遷と生態系の安定化維持機構に関する研究
(3)都市型環境騒音・大気汚染による環境ストレスと健康影響に関する環境保健研究
これら3課題は、いずれも国立環境研究所の特別研究として行われたもので、(1)及び(2)は平成3~7年度、(3)は平成4~7年度にかけて実施された。
課題(1)では、水銀化合物還元酵素遺伝子(水銀分解遺伝子)が遺伝子組換え微生物検出のための良い指標になること、及びこの遺伝子を導入して水銀化合物の分解能を獲得した微生物が環境浄化に活用される可能性が示唆された。課題(2)では、湿原生態系を明らかにするための調査手法の開発や、周辺での開発等による水系及び湿原生態系の変遷等が検討された。課題(3)では、道路交通騒音による中高年女子での不眠症への影響についてほぼ定量的に整理された。
以上の報告書は、国立国会図書館等で閲覧できるほか、国立環境研究所環境情報センターで頒布している。
- 公表する報告書の名称及び担当
(1) 国立環境研究所特別研究報告「環境保全のためのバイオテクノロジーの活用とその環境影響評価に関する研究」 (担当:地域環境研究グループ新生生物評価研究チーム総合研究官 矢木修身) (2) 国立環境研究所特別研究報告「湿原の環境変動に伴う生物群集の変遷と生態系の安定化維持機構に関する研究」 (担当:生物圏環境部生態機構研究室長 野原精一) (3) 国立環境研究所特別研究報告「都市型環境騒音・大気汚染による環境ストレスと健康影響に関する環境保健研究」 (担当:地域環境研究グループ都市環境影響評価研究チーム総合研究官 新田裕史)
- 報告書の要旨 (別添のとおり)
- 報告書頒布の問い合わせ先
国立環境研究所環境情報センター研究情報室 (TEL 0298-50-2343)
添付資料
- 連絡先
- 環境庁国立環境研究所
主任研究企画官:奥村 知一 (0298-50-2302)
担 当(1) :矢木 修身 (0298-50-2542)
(2) :野原 精一 (0298-50-2501)
(3) :新田 裕史 (0298-50-2497)
環境庁企画調整局環境研究技術課
課 長:古市 正敏 (内線6240)
課 長 補 佐:岩田 元一 (内線6242)