水・土壌・地盤・海洋環境の保全

閉鎖性海域中長期ビジョン

閉鎖性海域中長期ビジョン

 「今後の閉鎖性海域対策を検討する上での論点整理」において、閉鎖性海域の水環境改善に対する国民の合意形成を図るためには、各海域毎の特性や利用形態に応じた、目指すべき海域環境の将来像の提示とロードマップの提示が必要であるとされ、これを受けて、平成19年12月から「閉鎖性海域中長期ビジョン策定に係る懇談会」(座長:広島大学教授 岡田光正)において検討が進められ、「閉鎖性海域中長期ビジョン」が策定されました。

今後の閉鎖性海域対策を検討する上での論点整理 [PDF 469KB]

 「第6次水質総量規制の在り方について」(平成17年5月中央環境審議会答申)においては、第6次水質総量削減の実施に併せて取り組むべき課題として、目標とすべき水質の検討、水質汚濁メカニズムに関する調査研究の推進とより効果的な対策の検討等が挙げられており、今後の閉鎖性海域対策の総合的な推進について、幅広い観点から検討することが必要となりました。

 このため、平成18年度に学識経験者及び関係省庁の参加を得て「今後の閉鎖性海域対策に関する懇談会」を設置し、総量削減対象海域を中心とした閉鎖性海域における水環境の問題点とその要因、これまでの施策の評価、今後の中長期的な施策の在り方等について、総合的な施策の在り方の確立に向けた幅広い見地から議論が行われました。その結果が「今後の閉鎖性海域対策を検討する上での論点整理」として取りまとめられました。