報道発表資料

この記事を印刷
2010年03月01日
  • 水・土壌

閉鎖性海域中長期ビジョンの策定について(お知らせ)

 閉鎖性海域中長期ビジョン(案)について平成22年1月28日(木)から平成22年2月11日(木)にかけて実施した意見募集(パブリックコメント)にていただいたご意見も踏まえ、閉鎖性海域中長期ビジョンが策定されました。
 あわせて、意見募集(パブリックコメント)の結果についてお知らせします

1.閉鎖性海域中長期ビジョンの策定

 東京湾、伊勢湾及び瀬戸内海においては、水質の改善を図るために、昭和54年から6次にわたる水質総量削減を実施し、COD、窒素及びりんの汚濁負荷量の削減に取り組んできています。
 こうした閉鎖性海域の水環境改善に対する国民の合意形成を図るためには、各海域毎の特性や利用形態に応じた、目指すべき海域環境の将来像の提示とロードマップの提示が必要であることから、平成19年12月から「閉鎖性海域中長期ビジョン策定に係る懇談会」において、本ビジョンの検討が進められてまいりました。
 検討の結果、本ビジョン案が取りまとめられ、意見の募集(パブリックコメント)でいただいたご意見も参考にして、本ビジョンが策定されました。

2.閉鎖性海域中長期ビジョン案に対するパブリックコメントの結果について

(1)
意見の募集期間:平成22年1月28日(木)から2月11日(木)
(2)
告知方法:電子政府の総合窓口(e-Gov)、環境省ホームページ掲載及び記者発表
(3)
意見提出方法:郵送、ファックス又は電子メール

3.意見の提出状況

○意見提出数:19団体・個人

意見提出者数(団体・個人)
事業者団体
民間事業者
その他の団体
個人
合計 19

※記載されていた所属を元に分類を行ったものであり、個人の意見か組織の意見かは明らかではない。

○意見の内訳(事務局で整理した意見数:70件)

件数
全般 11
1.はじめに
2.閉鎖性海域環境保全のための現在までの取組
 2.1 閉鎖性海域環境保全の経緯
 2.2 汚濁負荷削減に関する取組
 2.3 海域での環境改善の取組
 2.4 これまでの成果
3.閉鎖性海域の水環境における課題とその対応方針
 3.1 現在の閉鎖性海域で生じている課題
 3.2 今後の対策を講じる上での対応方針
4.新たな水質目標
 4.1 水質目標の選定
 4.2 底層DOの目標設定
 4.3 透明度の目標設定
5.閉鎖性海域環境保全のための将来に向けた取組
 5.1 将来に向けた対策
6.閉鎖性海域の将来の水質予測について
 6.1 中長期シナリオの作成
 6.2 水質予測モデルについて
 6.3 水質改善を抑制する要因
 6.4 状態指標の制御
 6.5 各水域の将来予測結果
 6.6 将来展望のまとめ
7.今後の検討内容
中長期シナリオについて
東京湾の将来予測結果
将来予測結果全体
合計 70

4.御意見の概要と御意見に対する考え方

 提出された御意見の概要と御意見に対する考え方については、別添の通りです。

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局水環境課閉鎖性海域対策室
直通:03-5521-8320
代表:03-3581-3351
室長:室石 泰弘(6660)
担当:小川 尚人(6664)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。