水・土壌・地盤・海洋環境の保全
平成26~28年度地域循環型バイオガスシステム構築モデル事業(環境省執行分)の成果報告について
概要
東日本大震災や原子力発電所事故を契機に、自立分散型のエネルギーを確保する地域づくりの取組が重要となっている。また、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素(以下「硝酸性窒素等」という。)は、地下水環境基準の超過率が継続的に最も高く、家畜排せつ物の不適切な処理や農地への過剰な施肥等、面源を発生源とする広域的・面的な汚染が広がっており、その対策は急務である。
本事業では、沖縄県島尻郡八重瀬町において、豊富なポテンシャルを有する家畜排せつ物由来のバイオガスを活用しつつ、処理残渣の適正な利活用を徹底し、地域資源の循環による自立・分散型エネルギー供給と、地下水への窒素負荷を低減することによる環境負荷の少ない地域づくりを同時に推進するモデルシステムを構築するために必要な調査・検討を行った。この調査・検討は、環境省から委託を受けて実施されたものであり、その成果を報告するものである。
添付資料
参考
その他
■地域循環型バイオガスシステム構築モデル事業に関するお問い合わせ先
環境省 水・大気環境局 土壌環境課 地下水・地盤環境室
TEL(代表):03-3581-3351
(直通):03-5521-8309(内線6607)
E-mail:mizu-chikasui@env.go.jp