報道発表資料

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2023年07月04日
  • 自然環境

令和5年度 第1回「OECMの設定・管理の推進に関する検討会」・第1回「30by30 に係る経済的インセンティブ等検討会」の合同開催について

1. 令和5年7月 18 日(火)に、令和5年度 第1回「OECM の設定・管理の推 進に関する検討会」・第1回「30by30 に係る経済的インセンティブ等検討会」 を合同開催します。

2. 今回の検討会では、これまでの OECM に関する検討経過及びその成果を整理 した上で、OECM に関する取組の課題点を洗い出し、その取組を発展させるた めの対応方針について検討します。

3. オンライン会議形式(公開)で実施します。

概要

1. 日時

令和5年7月 18(火)13:00~15:30

2. 開催方法

オンライン会議形式

3. 検討の背景と目的

 環境省においては、令和2年度から、OECM(Other Effective area-based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する地域)の設定・管理の推進のあり方 について検討会を開催し、専門的知見を持つ有識者を交えて検討してきました。その議 論の結果を踏まえ、本年度から、民間の取組等によって生物多様性の保全が図られてい る区域を「自然共生サイト」として認定する制度を開始しました。
 そのような中、令和4年 12 月に CBD-COP15 において採択された「昆明・モントリオ ール生物多様性枠組」や、それを踏まえて改定された「生物多様性国家戦略 2023-2030」 では、生物多様性の損失を止め反転させる「ネイチャーポジティブ」やそれを実現する ための「30by30」目標が掲げられており、「自然共生サイト」認定制度や、自然共生サイ トに対する「経済的インセンティブ」の付与等の OECM に関連する取組をより連携させな がら、改善していく必要があります。
 そのため、今回は、「OECM の設定・管理の推進に関する検討会」及び「30by30 に係る 経済的インセンティブ等検討会」を合同で開催し、これまでの検討会における検討経過 及びその成果を整理します。その上で、OECM に関連する取組の課題を洗い出し、ネイチ ャーポジティブ実現に向けて OECM に関連する取組を発展させるための対応方針につい て、有識者から助言を得ることを目的とします。
【参考】https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/

4. 議事(予定)

1) OECM の設定・管理の推進に関するこれまでの成果について
2) OECM の設定・管理に関する課題と今後の対応方針について
3) インセンティブ方策に関する今年度の検討内容について

5. 検討会委員(五十音順、敬称略) ◎:座長

【OECM の設定・管理の推進に関する検討会】
◎石井 実 地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所 理事長
 一ノ瀬友博 慶應義塾大学 環境情報学部 学部長・教授
 佐藤 留美 NPO 法人 Green Connection TOKYO 代表理事
 竹ケ原啓介 株式会社日本政策投資銀行 設備投資研究所 エグゼクティブフェロー  
 土屋 俊幸 一般財団法人林業経済研究所 所長
 広田 純一 NPO 法人いわて地域づくり支援センター 代表理事
 藤倉 克則 国立研究開発法人海洋研究開発機構 地球環境部門 海洋生物環境影響 研究センター センター長
 森田香菜子 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 主任研究員
 八木 信行 東京大学大学院 農学生命科学研究科 教授
 渡辺 綱男 国連大学 サステイナビリティ高等研究所 シニア プログラム コーディネーター

【30by30 に係る経済的インセンティブ等検討会】
 角谷 拓 国立研究開発法人国立環境研究所 生物多様性領域 生物多様性評価・ 予測研究室 室長
 後藤 文昭 三井住友信託銀行株式会社 経営企画部 サステナビリティ推進部 Technology Based Finance チーム
 佐藤 真行 神戸大学・大学院人間発達環境学研究科 教授
 高川 晋一 公益財団法人日本自然保護協会 OECM タスクフォース 室長
 長谷川雅巳 経団連自然保護協議会 事務局長
 原口 真 MS&ADインシュアランスグループホールディングス サステナビ リティ推進部 TNFD 専任 SVP/MS&ADインターリスク総研 基礎 研究部 基礎研究グループ フェロー
 土屋 佳弘 生物多様性自治体ネットワーク事務局(名古屋市環境局環境企画課)
 森田香菜子 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 主任研究員 

6. 傍聴について

 本検討会はオンライン会議形式(Microsoft Teams)で行います。傍聴を御希望の 方は以下 URL リンクから御視聴ください。 https://teams.microsoft.com/l/meetupjoin/19%3ameeting_NmMyNTIyYzAtNzVhYi00N2E0LTg0ZGItN2ZmZWQxZmU4OWU2%40thre ad.v2/0?context=%7B%22Tid%22%3A%22a4dd5294-24e4-4102-8420- cb86d0baae1e%22%2C%22Oid%22%3A%224074747f-8f13-447f-970a52ac996bbc05%22%2C%22IsBroadcastMeeting%22%3Atrue%2C%22role%22%3A%22a%22% 7D&btype=a&role=a
事務局(業務請負者:アビームコンサルティング株式会社)
 また、資料は会議当日までに環境省 HP の以下 URL に掲載します。
https://www.env.go.jp/nature/oecm.html

【参考】
・ 過去の検討会の資料・議事概要は以下に掲載しています。
○ OECM の設定・管理の推進に関する検討会
 https://www.env.go.jp/nature/oecm.html
○ 30by30 に係る経済的インセンティブ等検討会
 https://www.env.go.jp/nature/30by30_00001.html

7. 報道機関の方へ

 取材を御希望の方は下記問合せ先まで御連絡ください。 

連絡先

環境省自然環境局自然環境計画課
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8274
課長
則久 雅司
課長補佐
小林 誠
主査
和田 光央
環境省自然環境局自然環境計画課 生物多様性主流化室
直通
03-5521-8150
室長
浜島 直子
室長補佐
渡邉 加奈
担当
角野 匠