報道発表資料
本日開催の中央環境審議会水環境部会(部会長:須藤隆一 東北工業大学客員教授)において、平成17年5月16日に環境大臣が諮問した「水質に係る化学的酸素要求量、窒素含有量及び燐含有量の総量規制基準の設定方法について」の報告が取りまとめられた。これを受けて、本日、中央環境審議会会長から環境大臣に対し、答申がなされた。
環境省では、本答申を踏まえ、所要の措置を講じることとしている。
環境省では、本答申を踏まえ、所要の措置を講じることとしている。
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水質に係る化学的酸素要求量、窒素含有量及び燐含有量の総量規制基準の設定方法に 係る答申について
- (1)経緯
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東京湾、伊勢湾及び瀬戸内海において、COD、窒素及び燐に係る汚濁負荷量を削減するため、昭和54年以来、5次にわたり水質総量規制を実施してきた。
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第5次総量規制は、平成16年度を目標年度として実施してきたことから、第6次水質総量規制の実施に向けた検討を行っているところである。
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平成17年5月16日、環境大臣から中央環境審議会会長に対し、「水質に係る化学的酸素要求量、窒素含有量及び燐含有量の総量規制基準の設定方法について」の諮問を行った。
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中央環境審議会水環境部会総量規制専門委員会において、「第6次水質総量規制の在り方について」(平成17年5月16日 中央環境審議会答申)を踏まえ、諮問事項について審議され、平成18年6月15日、諮問に係る総量規制専門委員会報告が取りまとめられた。
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平成18年7月6日、中央環境審議会水環境部会において専門委員会報告が審議され、「水質に係る化学的酸素要求量、窒素含有量及び燐含有量の総量規制基準の設定方法について」の報告が取りまとめられた。これを受けて、同日付けで中央環境審議会会長から環境大臣に対し、答申がなされた。
- (2)答申の概要
(別紙)のとおり
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今後の予定
環境省としては、いただいた答申を踏まえ、総量規制基準の設定方法について告示する予定としている。
また、環境省の告示を受け、関係都府県において総量規制基準を設定する予定である。
【中央環境審議会答申】
水質に係る化学的酸素要求量、窒素含有量及び燐含有量の総量規制基準の設定方法について
添付資料
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局水環境課閉鎖性海域対策室
直通:03-5521-8320
室長:高橋 康夫(6660)
室長補佐:秋山 和裕(6661)
担当:宮地 修平(6664)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成18年6月19日
- 中央環境審議会 水環境部会(第16回)の開催について