報道発表資料
環境省では温暖化防止活動の一環として、“「移動」を「エコ」に。”をテーマに、よりCO2排出量の少ない「移動」を推進する「smart move(スマート・ムーブ)」キャンペーンを展開しています。
このスマート・ムーブを東海エリアで促進するため、10月1日からスマート・ムーブ~「移動」を「エコ」に。~in東海エリアキャンペーン(運営:株式会社JTB中部MICE事業部、株式会社ウェイストボックス)を実施します。
具体的には、愛知県、名古屋市のほか、スマート・ムーブに賛同している企業である名古屋鉄道株式会社、名鉄協商株式会社、その他東海エリアの企業、団体、学生サークル等と連携し、1. カーシェアリングでスマート・ムーブを体験できる“「スマート・ムーブ」×「カリテコ」みんなのエコ声キャンペーン、2. 「スマート・ムーブ」宣言フォトギャラリープロジェクト等を展開します。
スマート・ムーブ~「移動」を「エコ」に。~in東海エリアキャンペーン
概要
自動車への依存度が高い東海エリアにおいて、近年、急激にシェアを伸ばしている“カーシェアリング”を通した「スマート・ムーブ」が体験できるキャンペーン、及び「スマート・ムーブ」宣言フォトギャラリープロジェクトを実施し、より多くの市民にスマート・ムーブの理解と具体的な行動を促します。
運営
株式会社JTB中部MICE事業部、株式会社ウェイストボックス
実施内容
[1]特設ウェブサイト
(http://www.challenge25.go.jp/smartmove/tokai/)を開設
東海エリアにおける特色のある取組を広く紹介するとともに、企業・団体及び個人からスマート・ムーブ宣言を募集します。
[2]カーシェアリングでスマート・ムーブを体験できる“「スマート・ムーブ」×「カリテコ」みんなのエコ声キャンペーン”の展開
名鉄協商株式会社カーシェア事業部の御協力の下、東海エリアキャンペーンウェブサイトや青空体験会を通じて「スマート・ムーブ」に賛同していただいた方へ、カーシェアリングを無料で体験できる“「スマート・ムーブ」×「カリテコ」みんなのエコ声キャンペーン”の展開を実施します。
さらに、カーシェアリングを無料体験された方を対象に「スマート・ムーブ」に関するアンケートを実施します。アンケートの回答者へは、抽選でカタログギフトや商品券、東海エリアで生産された選りすぐりのエコグッズをプレゼントします。
実施期間:10月1日~12月31日
[3]カーシェアリング無料体験で排出されたCO2を東海エリアで創出されたオフセット・クレジット(J-VER)を使ってカーボン・オフセット
カーシェアリングでスマート・ムーブが体験できる“「スマート・ムーブ」×「カリテコ」みんなのエコ声キャンペーン”で排出されたCO2を、同じ東海エリアのオフセット・クレジット(J-VER)でカーボン・オフセットします。「スマート・ムーブ」の推進と同時に、カーボン・オフセット及び地元のJ-VERの認知度向上を図るとともに、環境に十分配慮したキャンペーンを展開します。
[4]「スマート・ムーブ」宣言フォトギャラリープロジェクトを展開
「スマート・ムーブ」について賛同いただいた企業・団体・学生サークルの皆さんの集合写真を撮影し、東海エリアキャンペーンウェブサイト内に設置する「東海エリア宣言フォトギャラリー」にて、随時アップロードして紹介します。(ただし、ウェブサイトへの掲出は各企業・団体・学生サークル等から同意を得た場合のみ)
また、御賛同いただいた方には、もれなくエコノベルティをプレゼントします。
実施期間:10月1日~1月31日
[5]東海エリアの自治体や賛同企業などと連携し、情報発信
スマート・ムーブ~「移動」を「エコ」に。~in東海エリアキャンペーンについては、ウェブ開設による情報発信のほか、名古屋鉄道株式会社、名鉄協商株式会社などの名鉄グループや愛知県、名古屋市と連携し、啓発活動を展開します。
◆「smart move(スマート・ムーブ)」とは
家庭部門のCO2排出量は1990年比で約35%増加しており、日々の生活での行動の見直しが欠かせません。
特に、生活関連部門の約3割が“移動”に伴う排出であり、移動を見直すことは高いCO2削減につながります。
そこで環境省では日々の「移動」に着目し、CO2排出が少なく、快適・便利で、しかも健康にもつながるライフスタイルを「smart move」と名づけ、賛同企業・団体と連携しながら、公共交通機関の利用や自転車活用、自動車の利用方法の工夫など、移動にまつわる様々な行動への参加を呼びかけています。
◆スマート・ムーブ事業概要
- (1)
- 「smart move」賛同企業・団体、個人の賛同者を募集し、賛同企業・団体にはダウンロードツールとして共通のロゴや啓発ツールを提供します。それぞれの活動の中で、「smart move」のメッセージや共通のロゴマークを掲出することで、取組への参加を広く訴求しています。
- (2)
- 「チャレンジ25キャンペーン」ホームページ内に「smart move」特設サイトを開設し、賛同企業・団体の活動を紹介するほか、様々なコンテンツを提供しています。
URL:http://www.challenge25.go.jp/smartmove/
◆オフセット・クレジット(J-VER:Japan Verified Emission Reduction)とは
温室効果ガスの排出削減・吸収プロジェクトから創出されるクレジットで、環境省が設置する検討会による認証を受けたもの。
◆カーボン・オフセットとは
市民、企業、NPO/NGO、自治体、政府等の社会の構成員が、自らの温室効果ガスの排出量を認識し、主体的にこれを削減する努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について、他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量等(以下「クレジット」という)を購入すること又は他の場所で排出削減・吸収を実現するプロジェクトや活動を実施すること等により、その排出量の全部又は一部を埋め合わせることをいいます。
カーボン・オフセットの詳細については、以下のURLを御参照願います。
URL:https://www.env.go.jp/earth/ondanka/mechanism/carbon_offset.html
(別添)名鉄協商株式会社プレスリリース資料
添付資料
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課
国民生活対策室(代表:03-3581-3351)
(直通:03-5521-8341)
室長(併任):和田 篤也(内:6770)
室長補佐 :佐藤 匡廣(内:6792)
担当 :相澤 和春(内:6793)
押田 崇之(内:6794)