報道発表資料

平成23年3月31日
保健対策
この記事を印刷

石綿による健康被害の救済に関する法律に基づく指定疾病の認定に係る医学的判定の結果について(お知らせ)

 環境大臣は、石綿による健康被害の救済に関する法律に基づき、(独)環境再生保全機構からの申出に対する医学的判定を平成23年3月29日に行い、判定結果を(独)環境再生保全機構に通知しました。

 環境大臣は、石綿による健康被害の救済に関する法律に基づき、(独)環境再生保全機構からの申出に対する医学的判定を平成23年3月29日に行い、判定結果を(独)環境再生保全機構に通知しました。

医学的判定の結果
 医療費等に係る118件※1、特別遺族弔慰金等に係る25件※1について医学的判定を行いました。
 結果は以下のとおりです。
 これらのうち、石綿を吸入することにより当該指定疾病にかかったかどうか判定できなかったものについては、(独)環境再生保全機構から申請者又は医療機関に対して判定に必要な資料の提出を求め、改めて判定を行うことになります。
※1
うち54件(医療費等:37件、特別遺族弔慰金等:17件)は、これまでに石綿を吸入することにより当該指定疾病にかかったかどうか判定できないとされ、(独)環境再生保全機構から申請者又は医療機関に対して判定に必要な資料を求めていたものについて、改めて判定を行ったものです。

○石綿健康被害救済法に基づく医学的判定の状況
(1)医療費等の申請に係る医学的判定の状況(中皮腫・肺がん)

判定件数 今回の判定件数 (参考)判定件数累計
116件
中皮腫92件
肺がん24件
4,524件※2
中皮腫3,296件
肺がん1,228件
石綿を吸入することにより指定疾病にかかったと判定されたもの
(認定疾病と判定するもの)
62件
中皮腫56件
肺がん6件
3,365件
中皮腫2,724件
肺がん641件
石綿を吸入することにより指定疾病にかかったのではないと判定されたもの※3
(認定疾病でないと判定するもの)
12件
中皮腫3件
肺がん9件
808件
中皮腫358件
肺がん450件
石綿を吸入することにより指定疾病にかかったかどうか判定できなかったもの
(認定疾病かどうか判定できないもの(判定保留))
42件
中皮腫33件
肺がん9件
351件(181件)※4
中皮腫214件(105件)
肺がん137件(76件)
※2
 これまでに石綿を吸入することにより当該指定疾病にかかったかどうか判定できないとされ、資料が提出されたために改めて判定を行った案件は、審議は複数回行ったことになりますが、1件と数えています。
※3
 件数の内訳は、(独)環境再生保全機構からの医学的事項の判定申出がなされた、医療費等の申請に係る疾病名で数えています。
※4
 資料が提出されたために改めて判定を行った結果、「石綿を吸入することにより指定疾病にかかった」又は「石綿を吸入することにより指定疾病にかかったのではない」と判定した案件は、件数累計から除いています。また、括弧内は、判定保留として(独)環境再生保全機構から申請者又は医療機関に対して判定に必要な資料を求めている間に申請が取り下げられた件数を除いた件数です。

(2)特別遺族弔慰金等の請求に係る医学的判定の状況(中皮腫・肺がん)

(施行前死亡者に係るもの)
判定件数 今回の判定件数 (参考)判定件数累計
6件
中皮腫0件
肺がん6件
496件※5
中皮腫26件※6
肺がん470件
石綿を吸入することにより指定疾病にかかったと判定されたもの
(認定疾病と判定するもの)
2件
中皮腫0件
肺がん2件
143件
中皮腫5件
肺がん138件
石綿を吸入することにより指定疾病にかかったのではないと判定されたもの※7
(認定疾病でないと判定するもの)
4件
中皮腫0件
肺がん4件
317件
中皮腫18件
肺がん299件
石綿を吸入することにより指定疾病にかかったかどうか判定できなかったもの
(認定疾病かどうか判定できないもの(判定保留))
0件
中皮腫0件
肺がん0件
36件(15件)※8
中皮腫3件(2件)
肺がん33件(13件)
※5
 これまでに石綿を吸入することにより当該指定疾病にかかったかどうか判定できないとされ、資料が提出されたために改めて判定を行った案件は、審議は複数回行ったことになりますが、1件と数えています。
※6
 特別遺族弔慰金等の請求(中皮腫)については、「石綿による健康被害の救済に関する法律施行令の一部を改正する政令の施行(指定疾病の追加)について(平成22年6月10日 環保企発第100610001号 環境省総合環境政策局環境保健部長通知)」に基づき、死亡診断書等に死亡の原因として「中皮腫」の記載がある場合(「良性中皮腫」など、良性疾患である場合を除く。)には、(独)環境再生保全機構が医学的判定を申し出ることなく認定を行っています。
 認定状況については、(独)環境再生保全機構のホームページ(http://www.erca.go.jp)をご覧下さい。
※7
 件数の内訳は、(独)環境再生保全機構からの医学的事項の判定申出がなされた、特別遺族弔慰金等の請求に係る疾病名で数えています。
※8
 資料が提出されたために改めて判定を行った結果、「石綿を吸入することにより指定疾病にかかった」又は「石綿を吸入することにより指定疾病にかかったのではない」と判定した案件は、件数累計から除いています。また、括弧内は、追加で提出された資料により(独)環境再生保全機構が医学的判定を申し出ることなく中皮腫として認定を行った件数及び判定保留として(独)環境再生保全機構から申請者又は医療機関に対して判定に必要な資料を求めている間に申請が取り下げられた件数を除いた件数です。
(未申請死亡者に係るもの)
判定件数 今回の判定件数 (参考)判定件数累計
19件
中皮腫17件
肺がん2件
390件※9
中皮腫280件
肺がん110件
石綿を吸入することにより指定疾病にかかったと判定されたもの
(認定疾病と判定するもの)
6件
中皮腫6件
肺がん0件
236件
中皮腫184件
肺がん52件
石綿を吸入することにより指定疾病にかかったのではないと判定されたもの※10
(認定疾病でないと判定するもの)
8件
中皮腫6件
肺がん2件
119件
中皮腫76件
肺がん43件
石綿を吸入することにより指定疾病にかかったかどうか判定できなかったもの
(認定疾病かどうか判定できないもの(判定保留))
5件
中皮腫5件
肺がん0件
35件(27件)※11
中皮腫20件(14件)
肺がん15件(13件)
※9
 これまでに石綿を吸入することにより当該指定疾病にかかったかどうか判定できないとされ、資料が提出されたために改めて判定を行った案件は、審議は複数回行ったことになりますが、1件と数えています。
※10
 件数の内訳は、(独)環境再生保全機構からの医学的事項の判定申出がなされた、特別遺族弔慰金等の請求に係る疾病名で数えています。
※11
 資料が提出されたために改めて判定を行った結果、「石綿を吸入することにより指定疾病にかかった」又は「石綿を吸入することにより指定疾病にかかったのではない」と判定した案件は、件数累計から除いています。また、括弧内は、判定保留として(独)環境再生保全機構から申請者又は医療機関に対して判定に必要な資料を求めている間に申請が取り下げられた件数を除いた件数です。

(3)医療費等の申請に係る医学的判定の状況(著しい呼吸機能障害を伴う石綿肺・びまん性胸膜肥厚)

判定件数 今回の判定件数 (参考)判定件数累計
2件
石綿肺0件
びまん性
胸膜肥厚2件
28件※12
石綿肺13件
びまん性
胸膜肥厚15件
石綿を吸入することにより指定疾病にかかったと判定されたもの
(認定疾病と判定するもの)
2件
石綿肺0件
びまん性
胸膜肥厚2件
14件
石綿肺5件
びまん性
胸膜肥厚9件
石綿を吸入することにより指定疾病にかかったのではないと判定されたもの
(認定疾病でないと判定するもの)
0件
石綿肺0件
びまん性
胸膜肥厚0件
11件
石綿肺5件
びまん性
胸膜肥厚6件
石綿を吸入することにより指定疾病にかかったかどうか判定できなかったもの
(認定疾病かどうか判定できないもの(判定保留))
0件
石綿肺0件
びまん性
胸膜肥厚0件
3件(3件)※13
石綿肺3件(3件)
びまん性
胸膜肥厚0件(0件)
※12
 これまでに石綿を吸入することにより指定疾病(中皮腫・肺がん等)として申し出がなされた案件であっても、著しい呼吸機能障害を伴う石綿肺およびびまん性胸膜肥厚として改めて判定を行った案件は、審議は複数回行ったことになりますが、1件と数えています。
※13
 資料が提出されたために改めて判定を行った結果、「石綿を吸入することにより指定疾病にかかった」又は「石綿を吸入することにより指定疾病にかかったのではない」と判定した案件は、件数累計から除いています。また、括弧内は、判定保留として(独)環境再生保全機構から申請者又は医療機関に対して判定に必要な資料を求めている間に申請が取り下げられた件数を除いた件数です。

(4)特別遺族弔慰金の請求に係る医学的判定の状況(著しい呼吸機能障害を伴う石綿肺・びまん性胸膜肥厚) (施行前死亡者※14に係るもの)

判定件数 今回の判定件数 (参考)判定件数累計
0件
石綿肺0件
びまん性
胸膜肥厚0件
7件※15
石綿肺4件
びまん性
胸膜肥厚3件
石綿を吸入することにより指定疾病にかかったと判定されたもの
(認定疾病と判定するもの)
0件
石綿肺0件
びまん性
胸膜肥厚0件
2件
石綿肺1件
びまん性
胸膜肥厚1件
石綿を吸入することにより指定疾病にかかったのではないと判定されたもの
(認定疾病でないと判定するもの)
0件
石綿肺0件
びまん性
胸膜肥厚0件
5件
石綿肺3件
びまん性
胸膜肥厚2件
石綿を吸入することにより指定疾病にかかったかどうか判定できなかったもの
(認定疾病かどうか判定できないもの(判定保留))
0件
石綿肺0件
びまん性
胸膜肥厚0件
0件
石綿肺0件(0件)※16
びまん性
胸膜肥厚0件(0件)
※14
 著しい呼吸機能障害を伴う石綿肺および著しい呼吸機能障害を伴うびまん性胸膜肥厚における施行前 死亡者とは、これらの疾病が指定疾病として追加された平成22年7月1日より以前に、当該指定疾病に起 因して死亡した者であることを指します。
※15
 これまでに石綿を吸入することにより指定疾病(中皮腫・肺がん等)にかかったかどうか判定できないとされ、資料が提出されたために異なる指定疾病について改めて判定を行った案件は、審議は複数回行ったことになりますが、1件と数えています。
※16
 資料が提出されたために改めて判定を行った結果、「石綿を吸入することにより指定疾病にかかった」又は「石綿を吸入することにより指定疾病にかかったのではない」と判定した案件は、件数累計から除いています。括弧内は、判定保留として(独)環境再生保全機構から申請者又は医療機関に対して判定に必要な資料を求めている間に請求が取り下げられた件数を除いた件数です。

(参考)今回の医学的判定に係る主な審議会の開催状況

第128回石綿健康被害判定小委員会審査分科会
平成23年2月7日
第129回石綿健康被害判定小委員会審査分科会
平成23年2月23日
第5回石綿健康被害判定小委員会石綿肺等審査分科会
平成23年3月4日
第80回石綿健康被害判定小委員会
平成23年3月22日
連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境保健企画管理課石綿健康被害対策室
代表:03-3581-3351
室長:正林 督章(内 6381)
室長補佐:佐々木 孝治(内 6388)
室長補佐:寺谷 俊康(内 6385)

ページ先頭へ