中国へ返還する１０羽のトキの移送について（お知らせ）

１．経緯等

（１）

環境省と中国政府・国家林業局の間の覚書により、中国から供与されたトキから生まれた個体の所有権は次のとおり帰属することとなっている。

美美（メス、１０歳）

…偶数子は日本側、奇数子は中国側

華陽（オス、６歳）

…奇数子は日本側、偶数子は中国側

溢水（メス、６歳）

…偶数子は日本側、奇数子は中国側

（２）

中国政府との調整により、２００８、２００９年に美美、華陽、溢水から生まれた個体のうち１０羽を平成２１年１１月２８日（土）に中国へ返還することを決定した（前回は平成１９年１１月に１３羽を返還）。

（３）

トキの移送に先立ち、鳥インフルエンザなどの懸念に対応し、佐渡トキ保護センターにおいて平成２１年１１月５日（木）からトキの隔離検疫を開始。現在、隔離検疫を継続しているところ。

２．トキの移送日程

１１月２８日（土）

　5:30　両津港発（佐渡汽船フェリー）
　8:00　新潟港着
14:00　新潟空港発（MU296便）
16:00　上海浦東空港着

３．中国へ返還する１０羽のトキ

　２００８年生（１才）　４羽（オス３羽、メス１羽）
　２００９年生（０才）　６羽（オス２羽、メス４羽）

４．中国側代表団

　今回の移送にあたり、張徳輝(ザン　デフイ)　中国国家林業局野生動植物保護司　副処長を団長とする５名（国家林業局より１名、陝西省より２名、浙江省より２名）が訪日を予定。

５．取材要領

　トキの移送を円滑に進めるため、別紙取材要領にそって取材いただきますようお願いします。

添付資料

• [別紙]取材要領 [PDF 86 KB]