報道発表資料

平成21年8月20日
地球環境
この記事を印刷

地球環境研究総合推進費による平成21年度新規研究課題の採択決定について(お知らせ)

 環境省では、地球環境保全政策を科学的側面から支援することを目的として、競争的研究資金である地球環境研究総合推進費(以下「推進費」という。)による研究を推進しています。
 今般、平成20年度地球環境研究企画委員会(委員長:鈴木基之 放送大学教授)による評価結果を踏まえ、応募された87課題のうち、戦略的研究開発領域として2プロジェクト(計8課題)、地球環境問題対応型研究領域として23課題、地球環境研究革新型研究領域として8課題の合計39課題を、推進費の平成21年度新規研究課題として決定しました(新規研究課題の概要は別紙参照)。
 推進費の平成21年度予算は約40億円で、このうち約22億円を継続課題に、約16億円を新規課題に配分することとしています。
 特に、平成21年度からは、戦略的研究開発領域の新規プロジェクトとして、「アジア低炭素社会に向けた中長期政策オプションの立案・予測・評価手法の開発とその普及に関する総合的研究」および「東アジアにおける広域大気汚染の解明と温暖化対策との共便益を考慮した大気環境管理の推進に関する総合的研究」をそれぞれ実施することとしています。

1.地球環境研究総合推進費の概要

  • 環境省では、平成2年度から推進費を活用して、国立試験研究機関、独立行政法人、大学、民間研究機関等、様々な分野の研究機関、研究者の連携・協力の下に、地球環境研究を総合的に進めています(平成21年度予算額は39.55億円で、このうち22.04億円は継続課題(2プロジェクト(計12課題)及び44課題)に充当)。
  • 本研究資金により、地球環境の将来予測・影響・対策等に関する数多くの科学的知見を蓄積しつつあり、例えば、地球温暖化に関する研究成果は、IPCCの第4次評価報告書へ引用される等、国際的な面からも貢献しています。
  • 推進費では、基礎研究、応用研究を含め幅広く研究を実施していますが、特に地球環境問題を解決に導くための施策・政策に対する科学的な貢献を明確に指向した研究(政策反映指向型の研究)であることが要件となっています。

2.平成21年度新規研究課題の採択審査(事前評価)について

  • 推進費では、新規研究課題の選定に当たり公募を行い、研究者から応募のあった研究課題の中から、科学的・技術的な観点のほか、地球環境保全政策への科学的側面からの貢献・寄与の大きさといった点も重視した上で、実施すべき研究課題を競争的に選定する仕組みとなっています。
  • 専門家・有識者により構成された地球環境研究企画委員会(委員長:鈴木基之 放送大学教授)において、応募書類審査及びヒアリング審査を実施しました。

3.平成21年度新規研究課題について

  • 審査結果及び地球環境に関する国内外の最新の研究動向を踏まえ、戦略的研究開発領域として2プロジェクト(採択8課題を2プロジェクトに統合)、地球環境問題対応型研究領域として23課題、地球環境研究革新型研究領域として8課題(合計39課題)を、推進費の平成21年度新規研究課題として決定しました。
  • 「戦略的研究開発領域」は、我が国が国際的に先駆けて、若しくは国際的な情勢を踏まえて、特に先導的に重点化して進めるべき大規模な研究プロジェクトです。
  • 「地球環境問題対応型研究領域」は、個別又は複数の地球環境問題の解決に資する学際的・国際的な研究課題です。
  • 「地球環境研究革新型研究領域」は、新規性・独創性・革新性の高い地球環境研究を強化するため、若手研究者を対象とした研究課題であり、平成18年度に創設しました。
  • 採択が決定した研究課題の概要については、別紙のとおりです。
  • 応募課題数及び採択課題数は以下のとおりです。
研究対象分野 応募課題数 採択課題数

◎戦略的研究開発領域

14 8

◎地球環境問題対応型研究領域
 ○全球システム変動
 ○越境汚染
 ○広域的な生態系保全・再生
 ○持続可能な社会・政策研究

58

(10)
(17)
(17)
(14)

23

(4)
(6)
(7)
(6)

◎地球環境研究革新型研究領域

15 8
合計 87 39

添付資料

連絡先
環境省地球環境局総務課
研究調査室代表:03−3581−3351
室長: 小野  洋(内線6730)
室長補佐: 山崎  準(内線6732)
係員: 田畑  桂(内線6732)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。

ページ先頭へ