報道発表資料

この記事を印刷
2021年02月26日
  • 自然環境

栃木県における高病原性鳥インフルエンザウイルス検出(野鳥国内52、54例目)に伴う野鳥緊急調査の結果について

栃木県栃木市及び那須塩原市における死亡野鳥からの高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出(野鳥国内52、54例目)を受けて、栃木県が令和3年2月23日から25日の3日間、野鳥緊急調査を実施したところ、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。

1.栃木県栃木市(野鳥国内52例目)

(1)調査日

 令和3年2月25日(木)

(2)調査結果

栃木県栃木市における死亡野鳥1羽(ハヤブサ)からの高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出(野鳥国内52例目)を受けて指定した野鳥監視重点区域内にある渡り鳥の飛来地等5か所において、栃木県が野鳥の生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施した結果、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした

(参考)野鳥緊急調査で確認された鳥類(栃木県栃木市及び周辺市町)

検査優先種※

種数

種類

検査優先種1

2種

オオハクチョウ、ヒドリガモ

検査優先種2

1種

マガモ

検査優先種3

10種

カルガモ、コガモ、ハシビロガモ、ヨシガモ、カワアイサ、

カワウ、アオサギ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ

合計

13種

※検査優先種:「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」において、感染して死亡しやすい種を中心に設定しているものです(別紙参照)。

2.栃木県那須塩原市(野鳥国内54例目)

(1)調査期間

  令和3年2月23日(火)~24日(水)(計2日間)

(2)調査結果

栃木県那須塩原市における死亡野鳥1羽(フクロウ)からの高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出(野鳥国内54例目)を受けて指定した野鳥監視重点区域内にある渡り鳥の飛来地等7か所において、栃木県が野鳥の生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施した結果、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした

(参考)野鳥緊急調査で確認された鳥類(栃木県那須塩原市及び周辺市町)

検査優先種※

種数

種類

検査優先種1

3種

ヒドリガモ、キンクロハジロ、カンムリカイツブリ

検査優先種2

6種

マガモ、オナガガモ、トモエガモ、ホシハジロ、スズガモ、

オオバン

検査優先種3

5種

カルガモ、コガモ、ミコアイサ、カワアイサ、

カワウ

合計

14種

3.今後の対応

引き続き、野鳥監視重点区域において、野鳥の監視を継続します。

【参考情報】

環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html

添付資料

連絡先

環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8285
  • 室長川越 久史(内線 6470)
  • 企画官立田 理一郎(内線 6465)
  • 係長福田 真(内線 6670)
  • 担当近藤 千尋(内線 6676)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。