報道発表資料

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2021年02月16日
  • 自然環境

徳島県における高病原性鳥インフルエンザ発生(家きん国内47例目、野鳥国内46例目)に伴う野鳥緊急調査の結果について

徳島県美馬市の養鶏場における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認(家きん国内47例目)及び徳島県美馬郡つるぎ町で回収された野鳥死亡個体における高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出(野鳥国内46例目)を受けて、徳島県が野鳥緊急調査を実施したところ、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。

1.調査期間

令和3年2月10日(水)~2月14日(日)

2.調査結果

徳島県美馬市の養鶏場における高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の確認(家きん国内47例目)及び徳島県美馬郡つるぎ町で回収された野鳥死亡個体における高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出(野鳥国内46例目)を受けて指定した野鳥監視重点区域内にある渡り鳥の飛来地等8か所において、徳島県が野鳥の生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施した結果、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした

※ 家きん国内47例目及び野鳥国内46例目の野鳥監視重点区域は大部分が重複していることから、一体的な野鳥緊急調査を実施。

(参考)野鳥緊急調査で確認された鳥類(徳島県美馬市、美馬郡つるぎ町及びその周辺市町)

検査優先種※

種数

種類

検査優先種1

6種

オシドリ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、

ハヤブサ

検査優先種2

4種

マガモ、ホシハジロ、オオバン、ノスリ

検査優先種3

13種

カルガモ、コガモ、カワアイサ、ウミアイサ、ヨシガモ、オカヨシガモ、

ハシビロガモ、カワウ、アオサギ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハイタカ

合計

23種

  • 検査優先種:「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」において、感染して死亡しやすい種を中心に設定しているものです(別紙参照)。

3.今後の対応

引き続き、野鳥監視重点区域において、野鳥の監視を継続します。

【参考情報】

環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html

添付資料

連絡先

環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8285
  • 室長川越 久史(内線 6470)
  • 企画官立田 理一郎(内線 6465)
  • 係長中山 裕貴(内線 6474)
  • 担当宮澤 結有(内線 6477)

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