報道発表資料

令和3年1月15日
水・土壌
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有明海南部海域及び八代海における藻場・干潟分布状況調査の結果について

有明海及び八代海等の藻場・干潟の保全・再生・創出等を図るため、環境省では、平成31年度に有明海南部海域及び八代海において、衛星画像の解析手法を用いた藻場・干潟の分布状況調査を実施しました。
衛星画像の解析による有明海南部海域の藻場面積は1,457ヘクタール、干潟面積は5,687ヘクタールでした。八代海の藻場面積は2,385ヘクタール、干潟面積は4,992ヘクタールでした。
また、平成30年度に実施した有明海北部海域における藻場・干潟分布状況調査結果とあわせると、有明海・八代海全体で藻場面積は3,842ヘクタール、干潟面積は23,792ヘクタールでした。

1.背景と経緯

(1)藻場・干潟は、水質浄化や生物多様性・生物生産性などの多様な機能を有し、良好な水環境を維持する上で重要な役割を果たしていることから、藻場・干潟の分布状況把握を進めつつ、藻場・干潟の保全・再生・創出を推進する必要があるとされています。

(2)有明海・八代海等においては、有明海・八代海等総合調査評価委員会が平成29年3月にとりまとめた報告において、藻場・干潟等の分布状況の把握及びその保全・再生を進める必要があるとされたことを受け、平成30年9月に主務大臣が変更した有明海及び八代海等の再生に関する基本方針において、藻場・干潟の分布状況の把握が位置付けられたところです。

(3)有明海・八代海等における藻場・干潟の分布状況については平成10年度以降把握されていなかったことから、当該基本方針を踏まえ、環境省において、広範囲を効率よく、かつ、定量的に把握することができる衛星画像の解析の手法を用いて藻場・干潟の有無を分析することにより有明海南部海域(*)及び八代海における藻場・干潟の分布状況調査を実施しました。

 (*)「有明海南部海域」とは、多比良港(長崎県雲仙市国見町土黒甲)から長洲港(熊本県玉名郡長洲町長洲)に至る直線、熊本県宇城市三角町と上天草市大矢野町を結ぶ天門橋、同町と上天草市松島町を結ぶ大矢野橋、同町中の橋、前島橋、松島橋、本渡市瀬戸大橋、天草市五和町シラタケ鼻と長崎県南島原市口之津町瀬詰崎を結ぶ線及び陸岸により囲まれた海面としています。

2.調査結果の概要

 衛星画像の解析による有明海南部海域の藻場面積は1,457ヘクタール、干潟面積は5,687ヘクタールでした。八代海の藻場面積は2,385ヘクタール、干潟面積は4,992ヘクタールでした。平成30年度に実施した有明海北部海域における藻場・干潟分布状況調査結果とあわせると、有明海・八代海全体で藻場面積は3,842ヘクタール、干潟面積は23,792ヘクタールでした。

 藻場・干潟の分布状況の経年変化を把握するため、衛星画像の解析に加えて、既往調査(平成9年度)と同様にヒアリングによる干潟の分布状況調査も実施しました。平成31年度のヒアリング調査結果では既往調査に比べ藻場が約15%、干潟が約3%増加していました。

 調査結果の詳細は別添資料を御覧ください。

添付資料

連絡先

環境省水・大気環境局水環境課閉鎖性海域対策室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8317
  • 室長行木 美弥(内線 6502)
  • 室長補佐横内 誠司(内線 6504)
  • 主査冨永 勇太(内線 6511)

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