報道発表資料

令和元年7月18日
水・土壌
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有明海北部海域における藻場・干潟分布状況調査の結果について

有明海及び八代海等の藻場・干潟の保全・再生・創出等を図るため、環境省では、平成30年度に有明海北部海域において、衛星画像の解析手法を用いた藻場・干潟の分布状況調査を実施しました。
衛星画像の解析による有明海北部海域の藻場面積は0ヘクタール、干潟面積は13,112ヘクタールでした。

1.背景と経緯

(1)藻場・干潟は、水質浄化や生物多様性・生物生産性などの多様な機能を有し、良好な水環境を維持する上で重要な役割を果たしていることから、藻場・干潟の分布状況把握を進めつつ、藻場・干潟の保全・再生・創出を推進する必要があるとされています。

(2)有明海・八代海等においては、有明海・八代海等総合調査評価委員会が平成29年3月にとりまとめた報告において、藻場・干潟等の分布状況の把握及びその保全・再生を進める必要があるとされたことを受け、平成30年9月に主務大臣が変更した有明海及び八代海等の再生に関する基本方針において、藻場・干潟の分布状況の把握が位置付けられたところです。

(3)有明海・八代海等における藻場・干潟の分布状況については、平成10年度以降把握されていないことから、環境省では、広範囲を効率よく、かつ、定量的に把握することができる衛星画像の解析の手法を用いて藻場・干潟の有無を分析することにより有明海北部海域(*)における藻場・干潟の分布状況調査を実施しました。

(*)「有明海北部海域」とは、多比良港(長崎県雲仙市国見町土黒甲)から長洲港(熊本県玉名郡長洲町長洲)に至る直線及び陸岸によって囲まれた海面としています。

2.調査結果の概要

 衛星画像の解析による有明海北部海域の藻場面積は0ヘクタール、干潟面積は13,112ヘクタールでした。なお、当該海域において、既往調査(第5回自然環境保全基礎調査(環境庁・平成9年度))でも藻場は確認されていません。

 干潟の分布状況の経年変化を把握するため、衛星画像の解析に加えて、既往調査と同様にヒアリングによる干潟の分布状況調査も実施しました。平成30年度のヒアリング調査結果では既往調査(平成9年度)に比べ自然堆積等により約6%増加していました。

 調査結果の詳細は別添資料を御覧ください。

添付資料

連絡先

環境省水・大気環境局水環境課閉鎖性海域対策室

  • 代表03‐3581‐3351
  • 直通03‐5521‐8317
  • 室長中野 哲哉(内線 6502)
  • 室長補佐権藤 純一(内線 6504)
  • 主査和田 峻輔(内線 6511)

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