報道発表資料

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2020年11月04日
  • 自然環境

北海道での高病原性鳥インフルエンザ発生に伴う野鳥緊急調査の結果について

北海道紋別市において採取された野鳥糞便から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受けて、北海道が10月31日から11月2日の3日間、現地の野鳥の生息状況などの調査を実施したところ、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。

1.調査期間

令和2年10月31日(土)~同年11月2日(月)(計3日間)

2.調査結果

北海道紋別市内の野鳥監視重点区域内及び周辺の渡り鳥の飛来地等の計11地点において生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施したところ、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした

11月1日に死亡野鳥1羽が回収されましたが、簡易検査の結果、陰性でした。

(参考)野鳥緊急調査で観察された鳥類

検査優先種

種数

種類

検査優先種1

3種

オオハクチョウ、キンクロハジロ、ヒシクイ

検査優先種2

5種

スズガモ、マガモ、ホシハジロ等

検査優先種3

8種

カワウ、アオサギ、ハシビロガモ等

合計

16種

  • 検査優先種:「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」において、感染して死亡しやすい種を中心に設定しているものです(別紙参照)。

3.今後の対応

  • 引き続き野鳥監視重点区域における野鳥の監視を実施します。
  • 野鳥監視重点区域内において、糞便採取日の次の日を1日目として30日目(11月23日)の24時までに新たに高病原性鳥インフルエンザが確認されない場合、野鳥監視重点区域を解除します。

【参考情報】

環境省のホームページでは、高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html

添付資料

連絡先

環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8285
  • 室長川越 久史(内線 6470)
  • 企画官立田 理一郎(内線 6465)
  • 係長小西 美代(内線 6477)
  • 担当近藤 千尋(内線 6676)

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