報道発表資料
1 開催の目的
本研修は、令和元年度教職員等環境教育・学習推進リーダー育成研修の一環として、「体験の機会の場」の充実・拡大に関する協定を踏まえ、「体験の機会の場」研究機構(注1)と連携して行うものです。
本研修では、地域の団体や学校等と連携して環境教育・ESD(持続可能な開発のための教育)を実践している企業を訪れ、多様な主体が連携して持続可能な社会の担い手を育成する手法や視点等を学びます。特に、持続可能な社会づくりへの主体的な参加意欲を育むための「体験活動」を効果的に実施するためのポイントも学びます。
- (注1)
- 環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律(以下「環境教育等促進法」という。)に基づく「体験の機会の場」の認定を受けた事業者が、民間の立場から、体験プログラム等の更なる充実を図るために設立した任意団体。「体験の機会の場」の認定を受けていることを入会要件とし、現時点で、石坂産業株式会社(埼玉県)、株式会社オガワエコノス(広島県)、サンデンホールディングス株式会社(群馬県)、公益財団法人キープ協会(山梨県)、株式会社ナカダイ(群馬県)、株式会社相愛(高知県)が加盟。「体験の機会の場」の充実・拡大を図ることを目的として、平成29年10月に、環境省と「体験の機会の場」研究機構が、環境教育等促進法に基づく協定を締結。
2 日程・会場・主催等
・日 程:
令和2年2月14日(金)10:00~16:00
・会 場:
株式会社オガワエコノス(注2)本山工場(広島県府中市本山町530-85)
https://www.o-econos.com/kigyou/jigyousyo.html
・主 催:
環境省
・協 力:
文部科学省
・共 催:
「体験の機会の場」研究機構
- (注2)
- 廃棄物関連業務、汚水処理関連業務、環境関連業務等に取り組む企業。工場見学では、家庭や企業のごみがどのように処理されているか行程を見学し、ごみの分別や原料について考える機会を提供。地域とのコミュニケーションを積極的に推進し、地元の環境学習事業への参画、出前授業、学生の工場実習や就労支援、高齢者の支援事業に取り組むほか、2016~2017年度はインドネシアボゴール市において、家庭ごみ分別の啓発、一般廃棄物処理運営の改善に努めるなど海外支援にも取り組んでいる(JICA草の根事業。広島県と共同し参画)。平成27年度に、広島県から「体験の機会の場」に認定。
3 内容(予定)
○「体験の機会の場」としての活動紹介
○「体験の機会の場」を実際に五感で体験する(鵜飼工場見学)
○本山工場見学・廃棄された家電の解体体験
○ワークショップ「今日の体験を振り返り、体験型教育を考える」
○ミニ講義「地域の施設と学校が連携し、環境教育に取り組むポイント」
- (講師:
- 石田好広 目白大学人間学部児童教育学科教授)
4 申込方法等
・対 象:
持続可能な社会づくりや環境教育に関心のある方(企業・団体職員、学校教職員、行政関係者、大学生等)
・申込方法:
下記ホームページにある「お申込フォーム」に必要事項を御記入の上、送信してください。定員に達した場合は、募集を締め切ります。
http://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/
・参 加 費:
無料(ただし、交通費、宿泊代、昼食代は自己負担となります。)
・そ の 他:
福山駅から無料送迎バスあり(希望される方には、事務局から、集合時間・場所等を御連絡いたします。)
5 お問合せ先
(公社)日本環境教育フォーラム 担当 小堀
TEL: 03-5834-2897 MAIL: esd-kenshyu@jeef.or.jp
〔関連情報〕
過去の報道発表資料
令和元年6月25日
令和元年度教職員等環境教育・学習推進リーダー育成研修の開催について
https://www.env.go.jp/press/106942.html
連絡先
環境省大臣官房総合政策課環境教育推進室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8231
- 室長三木 清香(内線 6240)
- 室長補佐端山 耕司(内線 6272)
関連情報
過去の報道発表資料
- 令和元年6月25日
- 令和元年度教職員等環境教育・学習推進リーダー育成研修の開催について