報道発表資料

令和元年6月25日
総合政策
この記事を印刷

令和元年度教職員等環境教育・学習推進リーダー育成研修の開催について

環境省では、文部科学省の協力の下、持続可能な社会の構築を目指して、学校や地域で環境教育・学習を実践・推進するリーダーたる人材を育成することを目的に、本研修を開催します。

1 研修の趣旨

環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律(通称「環境教育等促進法」)において、環境教育は「持続可能な社会の構築」を目指すものとされています。

また、新学習指導要領においては、「持続可能な社会の創り手」に必要な資質・能力を育成することが掲げられるとともに、「カリキュラム・マネジメント」の充実や「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善(アクティブ・ラーニングの視点による授業改善)を図っていくこととされています。こうした中で、学校教育における環境教育については、SDGs(持続可能な開発目標)やESD(持続可能な開発のための教育)とも関連付けながら、教職員の環境教育に対する俯瞰的な理解やカリキュラム・マネジメント等の実践力、学校全体としての取組(ホールスクール・アプローチ)を向上させていくことが重要です。

さらに、環境教育においては、双方向型のコミュニケーションにより学びを深める手法として、これまで体験活動が重視されてきたところですが、今後も持続可能な社会づくりへの主体的な参加意欲を育むための体験活動を促進していく必要があります。体験活動は、企業による環境教育や、地域住民への普及啓発等にも有効であり、また、学校教育においては、ESDの観点から、地域や企業における体験活動と各教科等の学びをつなげていくことが重要です。また、こうした地域や企業における体験活動を通した学びは、地域や企業の魅力や価値を向上させ、地域間の交流人口や地域を応援する関係人口を増加させるといった効果も創出し、「地域循環共生圏」の創造に寄与することが期待されます。

本研修は、これらを踏まえ、持続可能な社会の構築を目指して、学校や地域で環境教育・学習を実践・推進するリーダーたる人材を育成することを目的とするものです。

2 研修の内容

本研修では、学校におけるカリキュラム・マネジメント等の実践力向上を目指すカリキュラム・デザイン・コースと、環境教育における体験活動の実践力向上を目指すプログラム・デザイン・コースを設けました。

①カリキュラム・デザイン・コース

このコースでは、環境教育への理解を深めつつ、主として教職員のカリキュラム・デザイン力や実践力を高めるための研修を行います。本年度は、以下の2形態で実施します。

○集合型研修(2回、各回定員50名)    

令和元年8月26日(月)場所:サンシャインシティ(東京都豊島区)  

令和2年1月12日(日)場所:未定(都内開催)    

参加対象は小学校・中学校・高等学校等の教職員、教育行政担当者とします。

    

○講師派遣型研修(計10か所・先着順)

地方公共団体や教育委員会、学校等の団体からの依頼に基づき、講師を派遣して研修を行います。具体的には、講師を学校、教育委員会、教職員研修センター等に派遣し、教職員等向けのワークショップを実施します。日程や内容等は現場のニーズに沿う形で調整します。参加対象は小学校・中学校・高等学校等の教職員、教育行政担当者としますが、それ以外の方の参加もニーズに沿う形で調整可能です。また、研修参加者数は、原則15名以上とします。

本研修は、以下のような形で活用できます。(昨年度の活用例から。)

  • 学校全体での取組を推進するための学校での研修会や勉強会
  • 地域単位で環境教育やESDを推進するための教育委員会等主催の研修会や複数の学校同士による合同の研修会
  • 地域が連携した環境教育を推進するための教職員、行政職員、地域の環境教育関係者等を対象とした地方公共団体や教育委員会主催の研修会

講師派遣に伴う費用(交通費、宿泊費等)、参加者への資料送付に係る費用は、運営事務局で負担します。

依頼者(団体)には、本研修のフォローアップのため、研修終了後、本研修の結果をどのように活用しているか等についてお聞きします。(内容により、環境省ホームページ、各種研修等を通じて、取組紹介等をさせていただく場合があります。)

   

②プログラム・デザイン・コース  

このコースは、実際に、体験活動を実践している企業・団体(環境教育等促進法に基づく「体験の機会の場」等)を訪問し、環境教育における体験活動を企画・実践するための視点や、大人・子どもの行動や意識の変容を促すポイントを学びます。また、持続可能な社会づくりを支える方との交流等も行います。これらを通して、多様な主体との連携を図るためのコーディネーターやファシリテーターとしてのスキルの向上も図ります。教職員、行政職員、企業・NPO団体の方、大学生等、環境教育や体験活動に関心のある方であれば参加可能です。

実施の内容等は以下のとおりです。詳細は事務局のホームページを御確認ください。 

http://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/

  

○「乳幼児と自然をつなぐ」~幼少期に始まる環境教育

令和元年9月14日(土) 場所:兵庫県私学会館(兵庫県神戸市)

○「自然との共生を目指す」~清里高原での環境教育 

令和元年9月17日(火) 場所:キープ協会(山梨県北杜市)★

○「環境教育が地域の新しい価値を創出する」~銚子の海岸をフィールドとして

令和元年9月20日(金) 場所:銚子海洋研究所(千葉県銚子市)★

○『「体験の機会の場」を通じた環境教育の促進に関する勉強会』

令和元年10月17日(木) 場所:石坂産業株式会社(埼玉県入間郡三芳町)★

○「自然エネルギーで地域の未来を考える」~持続可能な地域づくりの現場から

令和元年10月26日(土)場所:トランジション藤野(神奈川県相模原市)★

○「地域と共に築く循環型社会」~地域の資源を生かした環境教育

令和元年11月15日(金) 場所:株式会社相愛(高知県高知市)●

○「"森の中の工場"での環境教育」~環境と経済の共存

令和元年12月16日(月) 場所:サンデンフォレスト(群馬県前橋市)★

○「企業が里山保全に取り組む」~里山保全から見た人と社会との関わり

令和2年1月24日(金) 場所:石坂産業株式会社(埼玉県入間郡三芳町)★

○「地域の資源循環を考える環境教育」~地域に根ざす企業のプログラム実践

令和2年2月14日(金) 場所:株式会社オガワエコノス(広島県府中市)▲

★印の付いた会場は、都内から送迎バスを御用意する予定です。 

▲印の付いた会場は、JR福山駅発着の送迎バスを御用意する予定です。

●印の付いた会場は、JR高知駅発着の送迎バスを御用意する予定です。 

3 申込み方法

<オンライン申込み>

研修事務局のホームページにある「お申込みフォーム」に必要事項を御記入の上、送信してください。

http://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/

※オンライン申込みができない、うまくいかない場合は、

<FAXによる申込み>

所定の「申込用紙」に必要事項を御記入の上、研修事務局までFAXにてお申し込みください。

FAX :03-5834-2898

「申込用紙」は研修事務局のホームページからダウンロードができます。

<申込み期限>

各研修開催日の1週間前まで。

先着順での受付とし、定員に達し次第、募集を締め切ります。受講の可否については、後日メールにてお知らせします。

<研修受講前の準備について>

事前に資料を作成いただく等の課題を予定しております。詳細については、申込み後に送付する「研修のしおり」を御参照ください。

<その他>

受講料は無料です。

研修会場、集合場所までの交通費や昼食、宿泊費等は自己負担となります。

連絡先

環境省大臣官房総合政策課環境教育推進室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8231
  • 室長河野 通治(内線 6240)
  • 室長補佐端山 耕司(内線 6272)
ページ先頭へ