報道発表資料

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2017年11月21日
  • 自然環境

特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律施行令の一部を改正する政令について

 「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律施行令の一部を改正する政令」が本日閣議決定されました。
 本政令は、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(平成16年法律第78号。以下「外来生物法」という。)」に基づき、シリアカヒヨドリ等の16種類を新たに特定外来生物に追加するものです。
 また、特定外来生物等の選定について平成29年3月6日(月)から同年4月4日(火)にかけて実施した意見募集(パブリックコメント)の結果について、寄せられた意見と、それぞれについての対応の考え方を整理したので併せてお知らせします。

1.本改正の趣旨

 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)に基づき、輸入・飼養等を規制する特定外来生物として新たに追加する種類の候補について、特定外来生物等専門家会合の意見を踏まえ、具体的検討を進めてきました。

 今般、シリアカヒヨドリ等の16種類(1科、14種、1交雑種)を特定外来生物に追加するため、外来生物法施行令を改正するものです。(添付資料:資料1)

2.政令の内容

(1)法第2条第1項の政令で定める特定外来生物のシリアカヒヨドリ等15種類を定める。(別表第一関係)

(2)法第2条第1項の政令で定める交雑することにより生じた特定外来生物として1種類を定める。(別表第二関係)

(3)この政令の施行期日は、一部の規定を除き平成30年1月15日とする。(附則第1項関係)

3.意見募集(パブリックコメント)の結果

(1)意見の提出状況

今回指定の種について・・・・・・2件

(2)意見の概要と対応の考え方

 特定外来生物の選定対象となっている生物について、その他の御提案等(2件)をいただきました(添付資料:資料2)。

 寄せられた御意見について、生物種ごとに整理して意見概要を取りまとめ、対応の考え方を整理しています(添付資料:資料3)。

4.今後の予定

 ○政令の施行日:

  平成30年1月15日(ガー科全種及びガー科の交雑種を除く)

  平成30年4月1日施行。(ガー科全種及びガー科の交雑種)

5.関連の報道発表

 平成28年8月15日報道発表「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律施行令の一部を改正する政令」について(https://www.env.go.jp/press/102890.html

 平成29年3月6日報道発表「特定外来生物の新規指定(案)」に対する意見の募集(パブリックコメント)について(お知らせ)(https://www.env.go.jp/press/103764.html

添付資料

連絡先
環境省
環境省自然環境局野生生物課
外来生物対策室
代表 : 03-3581-3351
室長 : 曽宮 和夫 (6680)
室長補佐 : 八元 綾(6681)
担当 : 知識 寛之 (6688)

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