報道発表資料
1月12日(現地時間同日)、フィリピン共和国で、安倍晋三内閣総理大臣とロドリゴ・ドゥテルテ・フィリピン共和国大統領(H.E. Mr. Rodrigo R. Duterte, President of the Republic of the Philippines)の立会いのもと、石川和秀駐フィリピン大使とレジーナ・ロペス環境天然資源大臣(H.E. Ms. Regina Paz L. Lopez, Secretary of the Department of Environment and Natural Resources, the Republic of the Philippines)との間で、二国間クレジット制度に関する二国間文書の署名が行われました。
今後も日本としては、フィリピンとの二国間クレジット制度を通して、フィリピン国内の温室効果ガス排出削減に協力することにより、地球規模での温暖化防止を推進していきます。
今後も日本としては、フィリピンとの二国間クレジット制度を通して、フィリピン国内の温室効果ガス排出削減に協力することにより、地球規模での温暖化防止を推進していきます。
二国間文書の概要
○ 日・フィリピン間の低炭素成長への取組の推進のため、両国は二国間クレジット制度(JCM)を創設し、JCMを運営するため、合同委員会を設置する。
○ 双方はJCMの下での排出削減及び吸収量を、国際的に表明したそれぞれの温室効果ガス緩和努力の一部として使用できることを相互に認める。
○ JCMの透明性および真の排出削減を確保し、これをほかの国際的な緩和メカニズムには使用しない。
※二国間文書の詳細については別添をご参照ください。
(参考)
二国間クレジット制度は、途上国への温室効果ガス削減技術、製品、システム、サービス、インフラ等の普及や対策実施を通じ、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への日本の貢献を定量的に評価するとともに、日本の削減目標の達成に活用するもの。フィリピンとの署名により、二国間クレジット制度が正式に開始された国は、モンゴル、バングラデシュ、エチオピア、ケニア、モルディブ、ベトナム、ラオス、インドネシア、コスタリカ、パラオ、カンボジア、メキシコ、サウジアラビア、チリ、ミャンマー、タイに続き17カ国目となります。
※参考サイト http://mmechanisms.org/initiatives/index.html
添付資料
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課市場メカニズム室
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8246
室長 成田浩司 (内線 7716)
国際企画官 伊藤貴輝 (内線 6757)
室長補佐 小圷一久 (内線 6728)
係長 鳥居直樹 (内線 6796)
担当 﨑枝京子 (内線 6739)