報道発表資料
第四次環境基本計画(平成24年4月27日閣議決定)の進捗状況の第4回点検結果に関する中央環境審議会の報告が、平成28年11月25日(金)の閣議に報告されましたのでお知らせします。
点検結果の概要
全体として概ね取組の進捗を確認されましたが、今後の課題も見られたことから、今後の改善のみならず、次期計画策定に資するものとなるよう指摘がありました。
主な今後の課題は以下のとおりです。
(地球温暖化に関する取組)
○ パリ協定の採択及び発効を受け、今後は、各国による「貢献」の着実な実施が重要である。国内の取組の推進はもとより、国際的な詳細ルール作りや途上国の能力向上支援への積極的な関与を通じ、世界全体の地球温暖化対策の推進に貢献していくべきである。
(国際情勢に的確に対応した戦略的取組の推進)
○ 次期計画の検討に当たり、持続可能な開発のための2030アジェンダの中核となるSDGsを踏まえたものとすることが必要である。
(物質循環の確保と循環型社会の構築のための取組)
○ 循環型社会形成に向けた取組を経済・社会課題として扱い、本年5月のG7環境大臣会合で合意された富山物質循環フレームワークを踏まえ、循環型社会の形成が雇用創出や経済成長、地域の活性化等に繋がるよう、取組を強化すべきである。
※ 本件に関係するこれまでの報道発表については、以下をご覧ください。
・「第四次環境基本計画の進捗状況・今後の課題について(案)」に対する意見の募集について
https://www.env.go.jp/press/102959.html
・「第四次環境基本計画の進捗状況・今後の課題について(案)」に対する意見募集の結果について
https://www.env.go.jp/press/103154.html
添付資料
- 連絡先
- 中央環境審議会総合政策部会事務局
環境省総合環境政策局環境計画課
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-9265
計画官 :山田 哲也(内線6227)
課長補佐:中村 隆之(内線6224)
担当 :野木 学 (内線6207)
:佐野 龍一(内線7226)