報道発表資料

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2016年07月01日
  • 自然環境

国連生物多様性の10年の普及啓発を目指す「生物多様性アクション大賞2016」の募集開始について

「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)は、「生物多様性アクション大賞2016」の募集を7月1日(金)から開始します。UNDB-Jでは、暮らしの中で生物多様性を考える「5つのアクション」(たべよう、ふれよう、つたえよう、まもろう、えらぼう)を広く呼びかけています。「生物多様性アクション大賞」は、この5つのアクションに取り組む団体・個人を表彰し、生物多様性の主流化に貢献するもので、今年で4回目の開催です。
 5つの部門で「優秀賞」を選定し、さらに「優秀賞」受賞者によるプレゼンテーションを経て「大賞」を決定します。多くの皆様の御応募をお待ちしています。
 また本年も広く応募を呼びかけるため、「生物多様性アクション大賞2016アンバサダー」として生物多様性リーダーのさかなクンに就任していただきました。
1 「生物多様性アクション大賞 2016」募集概要

応募期間:2016年7月1日(金)~8月31日(水)

応募方法:「生物多様性アクション大賞」特設ページ(下記URL)より応募ができます。

      URL: http://5actions.jp/award/

内容:生物多様性の保全や持続可能な利用に取り組む団体・個人から、下記部門ごとの取り組みを募集いたします。

《たべよう》 地元でとれたものを食べ、旬のものを味わいます。

《ふれよう》 自然の中へでかけ、動物園、水族館や植物園などを訪ね、自然や生きものにふれます。

《つたえよう》自然の素晴らしさや季節の移ろいを感じて、写真や絵、文章などで伝えます。

《まもろう》 生き物や自然、人や文化との「つながり」を守るため、地域や全国の活動に参加します。

《えらぼう》 エコラベルなどが付いた環境に優しい商品を選んで買います。

表彰:5部門別の優秀賞を選定し、その中から大賞を決定し表彰します。そのほか、復興支援賞、グリーンウェイブ賞、セブン-イレブン記念財団賞などがあります。詳しくはホームページをご覧ください。

*前年の受賞内容、審査委員からの評価ポイントについてはこちらからご覧頂けます。

      URL: http://5actions.jp/award/result.html

対象となる活動:

 1. 日本国内を拠点とする活動であること。

 2. 計画に確実性があり、応募の段階で活動実績があること。

 3. 継続性(概ね3 年以上)が見込まれること。

 (注)政治活動や宗教の布教を目的として活動する団体や、公序良俗に反する活動は除く。

実施体制:(2016年7月1日現在)

 主催:国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)

 共催:一般財団法人セブン-イレブン記念財団

 協賛・協力:調整中

 後援(予定):朝日新聞社、共同通信社、日本経済新聞社、毎日新聞社

 事務局:一般社団法人CEPAジャパン

 審査委員長(予定):渡辺綱男(IUCN日本委員会会長)

 審査委員:足立直樹(レスポンスアビリティ)、小野弘人(セブン-イレブン記念財団)、

      梶谷辰哉(国土緑化推進機構)、川廷昌弘(CEPAジャパン)、

      坂田昌子(UNDB市民ネット)、道家哲平(日本自然保護協会)、

      星野智子(環境パートナーシップ会議)、西山理行 (環境省)

2 「生物多様性アクション大賞2016アンバサダー」について

 生物多様性アクション大賞への応募を広く呼びかけるため、「生物多様性アクション大賞2016アンバサダー」に、地球生きもの応援団で生物多様性リーダーのさかなクンに就任していただきました。さかなクンから右のとおりメッセージをいただきましたので、ご紹介します。

3 今後のスケジュール(予定)

 募集期間 7月1日(金)~8月31日(水)

 審査期間 9月~10月

 優秀賞発表・授賞式 11月(優秀賞受賞者によるプレゼンテーションにより大賞決定)

4 問い合わせ先

 *一般からのお問い合わせ:

  生物多様性アクション大賞事務局 担当:木村

  Tel: 03-5256-6770  E-mail: award@cepajapan.org

 *報道関係者からのお問い合わせ:

  生物多様性アクション大賞 広報事務局 (サンカルパ内) 担当:梶原

  E-mail: press@cepajapan.org

【参考】

○「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)

 2011年から2020年までの10年間は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」です。生物多様性条約第10回締約国会議(2010.10愛知県名古屋市)で採択された、新たな世界目標である「愛知目標」の達成に貢献するため、国際社会のあらゆるセクターが連携して生物多様性の問題に取り組むこととされています。

 これを受け、愛知目標の達成を目指し、国内のあらゆるセクターの参画と連携を促進し、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取組を推進するため、「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)が2011年9月に設立されました。環境省はUNDB-Jの事務局を努めています。

(ウェブサイト)http://undb.jp/

(Facebookページ)https://www.facebook.com/UNDBJ

○MY行動宣言 5つのアクション

 国民一人ひとりが生物多様性との関わりを自分の生活の中でとらえることができるよう、UNDB-Jは、5つのアクション(たべよう、ふれよう、つたえよう、まもろう、えらぼう)の中から自らの行動を選択して宣言することを広く呼びかけています。

(ウェブサイト)http://undb.jp/action/

○個人向けの生物多様性情報ポータルサイト「生物多様性.com」

 個人の消費や飲食、教育や余暇などあらゆる行動に対して、生物多様性について考えるきっかけを提供し、生物多様性の主流化を目指すWEBサイトです。5つのアクションで絞り込み検索を行い、個人、団体、企業による生物多様性の保全及び持続可能な利用に向けたさまざまなプロダクツ・サービス・取り組みを見ることができます。

(ウェブサイト)http://tayousei.com/

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性施策推進室
代  表:03-3581-3351
直  通:03-5521-9108
室  長:西山 理行 (内:6661)
室長補佐:千田 純子 (内:6660)
室長補佐:鈴木 宏一郎(内:6662)
担  当:土屋 尚子 (内:6664)