報道発表資料
「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)」及び関係団体では、5月22日を中心に生物多様性を感じ、学び、行動するイベントを全国各地で開催します。また、個人向けの生物多様性情報ポータルサイト「生物多様性.com」を開設します。
1.「国際生物多様性の日」関連イベント
(1)UNDB-J及び関係団体
UNDB-Jがとりまとめた「国際生物多様性の日」関連のイベントをご紹介します。ぜひお近くのイベントにお出かけください。
イベントに関しては(別添1)をご覧ください。
また、ウェブサイト(http://tayousei.com/2015/05/18/738/)でも情報提供を行います。
各イベントに関するお問い合わせは、主催団体までお願い致します。
(2)環境省主催行事
①国際生物多様性の日記念シンポジウム
環境省では、森里川海の恵みを将来にわたって享受し、安全で豊かな国づくりを行うため「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトチームを立ち上げ、これまで地方公共団体、有識者、先進的な取組を行っている方々との対話や議論を行ってきました。
今般、これらの議論を踏まえたとりまとめ案を公表し、多くの国民の皆さまのご意見をいただくとともに、国際生物多様性の日に合わせて、「つなげよう、支えよう森里川海」の考え方を広く理解してもらうため、公開シンポジウムを開催します。
日 時:平成27年5月30日(土)13:30~16:30
場 所:国際連合大学ウ・タント国際会議場(東京都渋谷区神宮前5-53-70)
定 員:300名程度(応募者多数の場合は先着順)
参加費:無料
ウェブサイト:https://www.env.go.jp/nature/morisatokawaumi/post_83.html
②エコライフ・フェア2015
環境省は環境月間のメインイベントとして今年も「エコライフ・フェア2015」を6月6日(土)、7日(日)に都立代々木公園ケヤキ並木・イベント広場(東京都渋谷区)で開催します。
今年は、「国連生物多様性の10年」の折り返し年にあたることから、生物多様性に関連したトークショーを開催します。また、生物多様性を身近に感じる「MY行動宣言 5つのアクション」にちなんだスタンプラリーを開催します。
○生物多様性ステージトークショー
日 時:平成27年6月7日(日)14:00~14:40
場 所:エコライフ・フェア2015メインステージ
出演者:桝 太一(日本テレビアナウンサー)
木村 尚(海洋環境専門家、NPO法人海辺つくり研究会)
2.生物多様性情報ポータルサイト「生物多様性.com」の開設
UNDB-Jでは、消費や飲食、教育や余暇などあらゆる行動に対して、生物多様性について考えるきっかけを提供することで、生物多様性の主流化を目指すWEBサイト「生物多様性.com(せいぶつたようせいどっとこむ)」を開設します。
●生物多様性.com ~その判断に「生物多様性」プラスするミライ
「生物多様性.com」では、個人、団体、企業による生物多様性の保全及び持続可能な利用に向けたさまざまなプロダクツ・サービス・取り組みを掲載し、個人の日常のくらしの中で、欲しいものや行きたいところ、受けたいサービスなど、個々のニーズから生物多様性の保全にかかわるものを検索できる総合サイトとして充実させていきます。
2020年の達成に向けた国際的な生物多様性保全の目標である愛知目標や、たべよう、ふれよう、つたえよう、まもろう、えらぼうといった簡単な5つの生物多様性保全に貢献する行動との関連も分かり、くらしの中から気軽に生物多様性保全に貢献できるきっかけを見つける環境教育コンテンツとしても活用できます。
「生物多様性.com」では、あらゆるセクターの生物多様性保全への貢献を応援していきます。参考になる商品(プロダクツ)やサービス、取り組み、イベントの情報を随時募集しています。
くわしくは、ウェブサイト(http://tayousei.com/about/)をご覧ください。
3.図書館における「生物多様性の本箱」コーナーの設置等
UNDB-Jでは、愛知目標の達成に向け、生物多様性の理解や普及啓発、環境学習にも資するものとして、UNDB-J推薦「子供向け図書」(愛称:「生物多様性の本箱」~みんなが生きものとつながる100冊~)を、平成25年3月に選定しました。
UNDB-Jでは、全国の図書館等に「生物多様性の本箱」コーナー設置や展示をよびかけており、現在16施設で常設されています。
くわしくは、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://undb.jp/recommend/list2012/(生物多様性の本箱、常設施設の紹介)
http://www.trc.co.jp/topics/event/e_biodiversity.html(生物多様性の本箱取り組み例)
4.その他
(1)SNSを通じたMy行動宣言普及キャンペーン
UNDB-Jメンバーである国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)では、UNDB-Jが目指す「2020年までに100万人のMy行動宣言」に貢献することを目的に、UNDB-J構成団体に呼びかけ、国連機関も活用するSNSアプリ「サンダークラップ(注)」を活用して、インターネット上で出来るようになったMy行動宣言の普及と推進を5月22日に呼びかけます。
My行動宣言のオンライン宣言ページ
http://www.biodic.go.jp/biodiversity/possibility/spread-action/index.html
キャンペーンページURL
https://www.thunderclap.it/projects/26435-2015?locale=ja
<問合せ先>
国際自然保護連合日本委員会
代表メール:bd.20.contact@gmail.com(担当:道家)
注 サンダークラップについて
サンダークラップは、キャンペーンメッセージをサポーターのフェイスブック・ツイッター・タンブラーといったSNS上で、設定した時間に自動に投稿する仕組みです。SNS上で、いっせいに同一のメッセージが投稿され、拡散されることで、より多くの人にキャンペーンメッセージを届けられます。国連やホワイトハウスなども広報活動に活用しています。
http://www.thunderclap.it/faq?locale=ja
(2)「生物多様性わかもの白書」リリース
生物多様性わかものネットワークが、この生物多様性の日にむけて、国内の学生団体による生物多様性保全や持続可能な利用に向けた活動の実態をまとめた「生物多様性わかもの白書」を6月5日(金)にリリースします。
<発行物の入手方法>
下記のウェブサイトで6月5日(金)にPDFにて公開予定です。
http://biodiversity-youth-network.jimdo.com/
<問合せ先>
生物多様性わかものネットワーク
代表メール:biodiversity.youth.network@gmail.com(担当:後藤)
【参考】
○国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)
2011年から2020年までの10年間は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」です。生物多様性条約第10回締約国会議(2010.10愛知県名古屋市)で採択された、新たな世界目標である「愛知目標」の達成に貢献するため、国際社会のあらゆるセクターが連携して生物多様性の問題に取り組むこととされています。
これを受け、愛知目標の達成を目指し、国内のあらゆるセクターの参画と連携を促進し、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取組を推進するため、「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)が2011年9月に設立されました。環境省は、事務局を務めています。
(ウェブサイト)http://undb.jp/
(Facebookページ)https://www.facebook.com/UNDBJ
○MY行動宣言5つのアクション
国民一人ひとりが生物多様性との関わりを自分の生活の中でとらえることができるよう、UNDB-Jは、5つのアクション(たべよう、ふれよう、つたえよう、まもろう、えらぼう)の中から自らの行動を選択して宣言することを広く呼びかけています。
(ウェブサイト)http://undb.jp/action/spread-action/
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性施策推進室
代 表:03-3581-3351
直 通:03-5521-9108
室 長:堀上 勝 (内:6661)
室長補佐:岡野 隆宏 (内:6481)
担 当:笠岡 真衣 (内:6664)